ここでは折り返しについて書いてみようと思います。
折り返しとは…
言葉で説明するのが難しいので、例を出してやってみます。
図のように連鎖を組んだとします。
この後に連鎖を繋げていく場合、
今までの流れでは連鎖の後ろ(通称:連鎖尾)
を繋いでいくのが基本的な流れだったと思いますが、
連鎖の「後ろ」ではなく「前」に繋いでいく技術になります。
えっ?前に作っても壁に当たって、作れないじゃん…
と思ってしまうかもしれませんが、その通りで、
ぶつかってしまって連鎖が作れないのを解消するのが
「折り返し」です。
この場合、どこに作っていくかと言うと…
上ですね。
こうすることで、壁まで行ってしまった連鎖が再び、
作ることができるようになりました。
この技術は壁に当たってから使うだけでなく…
壁に当てないで使ってもよく、対戦では様々な場面で使われています。
使い方は、組んだ人次第で様々に応用ができます。
なかなかに組みづらい「折り返し」ですが、
最近では、この難しさを解消したのが…
「GTR」と呼ばれる連鎖ですね。
最初の時点で、折り返しを作ってしまうので、
焦ることも、失敗する可能性も格段に低くなりました。
なので、最初の感覚をつかむには
「GTR」からやってみるといいかと思います。
また、折り返しが難しくなってしまう理由に…
このように真ん中から作ってしまい、
折り返しの余白(スペース)が無くて…
作っても溝が深くなってしまいがちです。
これは、慣れていくしかないものですが、
個人的には、最初に壁側から作っていくことで、
ある程度解消されるものだと思っています。

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こんな感じですね。
あとは実践あるのみです。
ここでは「階段連鎖」を主に説明しましたが、
他にも組み方や形によって様々にあるので、
他の人のやり方など、自分に合ったやり方を試してみてください。
以上です。
最後までお読みくださってありがとうございました。