画像を入れようか考えたけど、講座や解説っぽくなったのでやめました。
気楽に読んで欲しいからね。
あ、今さらだけど、ここでのぷよぷよは「通」のこと。
前回の内容↓
「
茶番の続き」
・あらすじ
怪しい人物MOOの話を聞くと、どうやらぷよぷよは格闘ゲームの要素を多分に含んでいるらしい。相手(の画面)をぶっ壊すには「力」が重要で、その「力」とは攻撃力。ぷよぷよに攻撃力なる概念があったことに驚きつつも、けんたはその話の続きを聞いた。
⑥ぷよぷよの消し方
MOO:
「基本的にぷよぷよは同じ色が4つ以上に繋がると消えます。」
けんた:
「それはやったことないけど知ってる」
MOO:
「そして、このときの攻撃の威力、すなわち攻撃力は40」
けんた:
「はっ?急に知らないものになった…」
MOO:
「まぁ無理もないですね。私が勝手に言っていることですから!!」
けんた:
「おいっ!怒」
MOO:
「いやいや、怒らないでください。この40というのはぷよぷよを4つ繋げて消したときに得られる「得点」なんですが、この得点をもとに相手に与えるダメージ量が決まるんですよ。」
けんた:
「…えっ?そうなの?」
MOO:
「そうなんです!なので、わかりやすく伝えるために攻撃力と表現しました。」
MOO:
「そして、ぷよぷよの消し方によってこの攻撃力が変化します。その方法は主に2つ。「消す個数を増やす」か「複数の色を同時に消す」こと。」
けんた:
「消す個数を増やす?複数の色を同時に消す?」
MOO:
「はい。消す個数を4つではなく5つにするだけで攻撃力が40から100になります。」
けんた:
「!?上がり過ぎじゃね!?」
MOO:
「また、複数の色を同時に…ここでは2色としますが、それを同時に消すだけで攻撃力が40から240になります。」
けんた:
「もはや6倍…」
MOO:
「驚いたでしょう?笑。さらには他の格闘ゲームにはないぷよぷよ独自のシステムがあるんです。」
⑦独自システム
けんた:
「独自システム?」
MOO:
「そうです。これだけなら格闘ゲームで言う「パンチ」「キック」「技」の3つしかないゲームになってしまいますからね。最近のゲームにはもう一つ重要なことがあるでしょ?相手に大ダメージを与える方法が。」
けんた:
「…あっ!必殺技か?!ぷよぷよにもあんの!?」
MOO:
「もちろん!!力を溜めることで一撃必殺にもなる最大の要素がね…」
けんた:
「…力を溜める?」
⑧必殺技
けんた:
「力を溜めるってどういうことだよ?」
MOO:
「他のゲームにもよくあるように必殺技を出すには力を溜める必要があるんですよ!」
けんた:
「気やエネルギー、必殺技ゲージみたいなのがぷよぷよにもあるってこと?」
MOO:
「その通り。そしてその溜めた力のレベルに応じてぷよぷよを消せば威力も当然桁違いになる」
けんた:
「…まだ上がるのかよ?」
MOO:
「さっきの4つ消しをレベル1としたときに、攻撃力が40だったのに対し、力を溜めた状態でぷよぷよ消すとレベル2では攻撃力が360になる」
けんた:
「9倍…さっきの6倍が霞んで見える…」
MOO:
「そして、この力を溜めるという行為に対し、基本的に上限はない」
けんた:
「!?」
MOO:
「なのでレベル3では攻撃力が1000。レベル4では攻撃力2280。レベル5では攻撃力4840になる」
けんた:
「そんな威力の攻撃を受けたら一発で終わるじゃん…」
MOO:
「そうなんだよ。だから言ったでしょ?力で相手(の画面)をぶっ壊すゲームだって!」
MOO:
「…ちなみにぷよぷよには防御もなければ回避もないから」
けんた:
「終わった…orz。…ってちょっと待て。力を溜めるってことは多少なりとも時間がかかるってことだよな?そしたらその前に相手を倒しちゃえばいいんじゃないの?」
MOO:
「おぉ!いいところに気づきましたね!!では次はそのことについて話しましょう!」
⑨→「
茶番の続き3」
防御もなければ回避もない…よく言ったものだ。笑