ある意味では前回の雑談の続きとも言えるかも?
ちなみに前回↓
「
上達のコツや練習方法について」
前回「上達のコツや練習方法について」を投稿したんですけど他にも思うところはあって、自分でも頭の整理を兼ねて書いていこうかなと思います。
・対戦慣れ
みなさんは対戦をどんなふうに捉えていますか?。もちろん勝ち負けの場であることはそうなんだけど、私の場合、娯楽であり気分転換であり、練習の場でもあります。ただ、レート戦だけは別で勝ち負けが色濃く出てしまいます。自身の強さが数字として明確に表れてるのが良い部分であると同時にツライ部分でもあるんだよね。(最近になってようやく気にしなくなってこれたよ)
そのレート戦をしているといつも思うのが「対戦慣れ」について。
具体的にと聞かれても上手く言語化できないんだけど、レートの数値とは別に「対戦に慣れてるなぁ」と思う方々がいるわけなんですよ。組み方に無駄が無いとか邪魔するのが的確とかではなく「対戦を知っているな」って人。
いない?対戦していて「あ、この人上手い…」とか「戦い方を知ってるなぁ…」とか思う対戦相手。
対戦の嗅覚なのか、「このタイミングで連鎖がきたら嫌だよね?」ってタイミングで小連鎖をしてきたり、シンプルに空いた空間の使い方が上手だったり、半分博打と言えなくもないぶっ壊しや大連鎖もあったりしますが、あきらかに「意図的だよね?」ってわかるときがあるんですよ。
もちろん意図していないときも多いかもしれないけれど、そういうときはなんとなくこっちにも伝わるというか…
だから対戦していて、「この人、技術が追いついたら上手くなるタイプだぁ…」と思う反面「先はともかく今は勝ちを譲らん!!」と反発して私も勝ちにいくというプライドがでたりね。ちなみに技術もレベルも敵わないときはもう「すげぇ…」とか「ちくしょー(泣)」とか思いつつ「いつか自分もそこまでいくからな!!」と言い放ちます。笑
じゃあ、その「対戦を知っている」ってどんなこと?
私が対戦をしてきたなかで分かりやすいと思った例を2つ紹介すると、左2列でL字タワーを作って右3列で連鎖を延ばしたり小連鎖を組んだりして真ん中だけ開けて連鎖を組む人
(※1)や、連鎖を組んでいる途中で連鎖を延ばさず、空いているスペースで独立した小連鎖を組んで相手の邪魔をしにいったりしてる人
(※2)とか。
※1
ブロック部分で余計なぷよを消したり、小連鎖を組んだり、連鎖を延ばしたり…
※2

→
同じくブロック部分で小連鎖を組んだり…
こういう発想は、対戦であることを意識しないとなかなか生まれないよなぁ。よく「大連鎖は組めるのに対戦では勝てない」ということを聞いたりしますが、これは練習や連鎖を作るときに対戦を想定したかたちになっていなかったんだろうなと思う。
対戦なので邪魔をすることや邪魔されることが前提なんだけど、なかなかイメージしづらいよね。
私が紹介したかたちも、たぶん最初からこういったものではなく、対戦を重ねていくなかで勝つために自分のかたちを活かす工夫をした結果がこれなんだろうな。そう思うと歴史や重みを感じる…
と、こんなことを思ったわけです。笑
対戦をすると自分の情報だけでなく相手の情報も得られるのでね。そう考えたら対戦って奥深い。