757

平等に評価するということ

by
ユウト
ユウト
あの激闘から、少し日が経った。
自分は今でも、あの興奮が未だに忘れられない。
日常に戻ったというのに、身も心もあの時に戻りたがっている。
切り替えが遅いと言ってしまえばそれ迄なのだが。

そんな残り香に浸っているとき、自分はふと、あることを考えた。
確かにプロは凄かった。そして、選び抜かれた一般プレイヤーも凄かった。
誰も彼も歴戦の猛者揃い。そして、類まれなる実力を持つ。
しかし、その全員に対して「自分は平等に応援していただろうか?」と。

確かに、人それぞれお目当てのプロは存在する。
ごひいきのプロが勝てば嬉しい。ごひいきのプロが負ければ悔しい。
その感情は誰しもが持っているもの。それに何ら問題は無い。
人間であれば、そういう経験は何度かあるのではないだろうか。

だが、選ばれたプロも、選ばれた一般プレイヤーも、皆強者である。
何の違いも無く、純粋に技術を極めた者達である。
それでも自分は不平等な応援をした。
あまりにも不平等な応援をしてしまった。

liveさんとTemaさんの一回戦。
身も蓋もない言い方をすれば、Temaさんが勝つとは全く思ってなかった。
だが、結果は真逆だった。称賛より「えっ、嘘でしょ?」という混乱が巻き起こった。
別に貶していたわけでは無かったと思うのだが、混乱していたということはそういうことなのだろう。

強者に、ベビーフェイスもヒールもない。皆、同じヒーローであり、ライバルである。
だが自分は優劣を付けていた。
そうした自分が恥ずかしかった。

誰が勝つか分からない、強い人間が勝つのではなく、勝った人間が強い。
なのに自分は、どこか他人を見下した考えをまだ持っていたのではないかと。
ただの考えすぎなら、この話は忘れてほしい。考えが間違ってるのであれば、コメントを寄せてほしい。

 
更新日時:2018/08/21 23:51
(作成日時:2018/08/21 23:51)
コメント( 2 )
2F
2F
2018年8月22日 2時47分

こんにちは。2Fと申します。
誤解があったら申し訳ありません。
ユウトさんが後悔をしていることは本当に「プレイヤーの実力の優劣を勝負の前に予想すること」でしょうか?
だとしたら、別にそれは悪いことではないと思います。競技の世界で実績をもとに勝敗を予想し、結果「下剋上」「ジャイアントキリング」なんて言われることは珍しくはありません、甲子園で無名校が勝ち上がって話題をさらうこともあります。
しかし、「Temaさんが勝つとは全く思っていなかった」というところから「Temaさんがどこまで努力してもliveさんを超えることはない」と判断をしていたように見えて、私としては後悔の本質(ユウトさんのいうところの「見下した考え」)はそこなのではないかな、と。もしそうなら、それは改めた方が勝負を面白くみられるのかなって思います。
Temaさんがたゆまぬ努力の末に勝ちとった勝利はたしかな実力に裏打ちされたものですし、卑屈にならず自分の予想を裏切ってくれた彼女を素直に称賛して、次の戦いを期待して待てばそれでいいのではないでしょうか。

ユウト
ユウト
2018年8月22日 8時30分

>>2Fさん。
コメントありがとうございます。

「Temaさんがどこまで努力してもliveさんを超えることはない」と判断をしていたように見えたとお言葉にされましたが、おっしゃるとおり、そのように考えていたのは事実です。
今までの実績だけで考え、その結果、目の前の事実をすぐに受け入れられなかった。だけど、今までの努力の質と量によって、その考えはひっくり返ってしまうというのを、今回改めて知りました。
そういう意味では、今回の考えは恥ずべき事として心に刻みこんで、あるがままを受け入れることこそが、物事に対して最も素直に関わることが出来ると、勉強させられる一件でありました。

コメントするにはログインが必要です
シェア