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私がぷよぷよをもう一度やろうと思った話

by
シラタマ
シラタマ

秋雨さんの記事を見て、何だか自分も何か書かなければならないような気がふっとしたので表題についてちょっと綴ってみます。その理由は後ほど分かるかなと思います。その記事→https://puyo-camp.jp/posts/71202


あ、どうもシラタマです。
今回はデータも考察もありません、期待してくれた方がもしいらっしゃったらすみません。でも、ネタはちょいちょいストックしてあるのでまたふらっと突然書くかもしれません。そういえば最近色々な考察記事増えましたよねぇ。いつも楽しく読んでいます(^_^)


カテゴリ的には日記なんだろうけど一応目次つけておくかな。これもクセなんでしょうね、おそらく。


■1章 ぷよぷよ再開のはなし
■2章 ぷよぷよ再々開のはなし
■3章 考察の裏話
■4章 まとめ






■1章 ぷよぷよ再開のはなし

私はいわゆるぷよ動画視聴者勢でした。多分今もそんなに大きくは変わってません。ぷよぷよが上手い人のプレイを観るのは好きだし、結果がわからないリアルタイム対戦の観戦だと何だかこっちまで緊張してしまいますし、プレイヤーの一挙動についていちいち興奮したり考察したりしてしまいます。


それじゃあ、なんでぷよ動画を観るようになったんだろうと考えをぐるぐるっと巡らせてみたら、意外なところにたどり着きました。それは、家族の入院だったのです。


あ、ちょっ、ちょっとそこのアナタお待ちなさい。別に重い話やお涙頂戴な話じゃないし、誰も死なないんでそのまま読んで大丈夫です。ご安心を。


私は当時(2012年くらい)、家族の入院生活がきっと退屈なものになるだろうと思い、DSのぷよぷよのソフトをサプライズでプレゼントしました。確か15周年記念のやつだったかと思います。昔やっていたということもあるし、頭もそれなりに使うのできっと暇つぶしに良いんじゃないかな?と何となく思ったからです。


その結果は、そりゃあまぁテレビのドッキリ番組と違って現実は難しいもので、家族は渡した時は喜んでくれたものの、その後そこまでやってくれることもなく、結局私が借りパクしてプレイする流れになりました。何すかその逆輸入みたいな手続きは。


そんなわけで久しぶりに触れるぷよぷよは新鮮で楽しく、昔プレイしていた当時の地元最強戦法だったギガ鍵積みをCPU相手に再現してはニンマリする日々をしばらく過ごしました。ちなみにギガ鍵積みとは、以下のような連結マシマシの鍵積みのことです(勝手に命名)。火力と耐久力があるのが好きで、今でも乱戦時に時々お世話になります。




この火力にキミは耐えられるか??



そんなことの繰り返しでも結構長く続けられるものだから、改めてぷよぷよってすごいんやなって不思議に思います。今でこそ私は、大連鎖を組むのが当たり前みたいな価値観に染まってしまっているけれど、どこまでいっても、私にどんな実力の変化があってもこの「4つ以上同じ色がくっついたら消える」というスッキリ感がどうもクセになるというか、それが為に継続性だとか中毒性があるのかなぁと思ってます。



しかし、私は同時に壁を感じていました。初代ぷよのチュートリアルを何となく眺めていたあの頃からずっと抱いていたあの感情。レバーじゃないこと?おじゃまぷよの深掘り?いいえ違います。




折り返しです。




私はどうしても折り返しが出来なかった。つまり、その時点で自動的に6連鎖までしか組むことができないことを意味します。そこにずっとコンプレックスを感じていました。多分よくある話なのかなと思いますが、今だとGTRから入る人も多いしそんなこともあまりないんでしょうか。で、そりゃアンタあんなクソ土台を組んでいたら、折り返しなんて出来るはずもありませんよ。先置きの意識も無かったし、下手したら溝7段の後折りだぞ。そんなん都合のいいツモいっぱい来ないと今の自分でも組むのメチャクチャ難しいぞ。そんなわけで、15thでアコール先生に不定形7連鎖以上をぶっぱされ打ちのめされたし、地元の友人と久々にぷよぷよをプレイする機会があった時、こりゃまた悠々と7連鎖以上を後打ちされてボロ負けしました。



このままじゃ、楽しくない。やっぱり負けるのは嫌だ。もっと強くなりたい。折り返しが出来るようになりたい。そんな思いで、ニコニコ動画で「ぷよぷよ 折り返し」とか適当なワードで検索してみたんだと思います。皆様、ご覧ください、貴重な動画勢誕生の瞬間でございます。


すぐに、私は井の中の蛙だったのだと思い知らされたのは語るまでもなく、さらに言えば上手い人が何をやろうとしているのかも全く分かりませんでした。対戦を実況している人に対してすら「日本語でおけ」と突っ込んだほどです。


その後、なるほど色んな組み方があるんだなぁとぷよ通wikiで知識を得て、徐々に上手い人が何をしようとしているのかが分かってきました。


シューティングゲームのように速く相手を倒す信条のくまちょむさん。

時には相手も自分も騙しつつ、複雑な世界観と戦術を表現するALFさん。

こりゃぷよが喜んどりますわとつい言いたくなるほどの連鎖のアーティスト、Kamestryさん。

組むごとにその中身を変える読めなさが魅力のKuroroさん。

凝視の鬼、タイオウシンのmomokenさん。

肉体とロジックで的確に相手を追い詰めるファルコン、Tomさん。

驚異の粘り強さと柔軟性が光る軟体動物、Squikaさん。





と、このようにいくらでもプレイヤーの紹介はできるしやりたいのですが、長くなるのでこれ以降は割愛します。(そろそろ自分の名前来るかなって思った方いるかな?笑)そんな感じで、私は何度もS級リーグやその他の動画を観て、それぞれのプレイヤーの強みが各々違うという所まで何となくわかるようになってきました。自分自身も、折り返しを組めるようになり、色んな土台を手当たり次第組んで吸収をしていきました。


それでも、まだ他の人と対戦をしたことはありませんでした。VSとかwii等のネット対戦があることはリアルタイムでは存在すら全く認知していませんでしたし、アーケードは強い人がやるものだから自分にはまだまだ早いだろう、みたいな固定観念が依然として自分の中に根付いていたからです。


そうこうしているうちに月日は流れ、某事件が起こり、ぷよ界自粛モードに。私の動画勢としての魂はすぅっとどこかへ飛んでいき、しばらくぷよぷよから遠ざかっていました。何かをやめる時って、やめるって宣言することもなく、自然とフェードアウトしますよね。そんな感じです。


こうしてしばらくぷよぷよをしていなかったとは言え、記憶の限りでは数ヶ月もせずまた思い出したようにDSを起動していたような気がします。熱心に、というよりはどこかぼーっとしたフロー状態でやっていました。もし誰かにとって、ランニングしたり、あるいはテトリスをプレイすることがストレス解消法あるいは心の安定剤だったりするのならば、私にとってはぷよぷよがそれだったんだろうなと思います。当時楽器(ベース)の演奏も趣味でしたが、ぷよぷよレベルまで無気力状態でも出来るものでは無かったかなぁと思います。まぁ、普通寝転がって弾けませんしね。そういう意味では音楽の演奏にはある程度の緊張感は必要だし、別にそれが悪いことだとも思いません。




■2章 ぷよぷよ再々開のはなし

そんな私の転機は割と最近でした。皆さんご存知、ぷよクロのスーパースターまはーらさんの登場です。それを知ったのは、Liveさんのブログでした。多分、何か別の理由でぷよぷよの調べ物をしてて検索ヒットして見つけたんだと思います。そこでおいうリーグを知り、そこからプレイヤー毎にスポットを当てる覇王の慧眼シリーズの更新が楽しみになっていました。

このシリーズって何だか、今は昔、mixiのマイミク紹介文みたいだなぁというか、知らない人にその人のコアな部分を伝えられる素晴らしさがあると思うんですね。今でこそ、ぷよ動画は沢山ありますし他人のものを自分自身で色々吸収出来る環境は整いつつあると思いますが、どうしても動画って次々に流れていってまとまりのないものになりがちであるし、文章というストック状態にしたほうがストレートにハッキリ伝わることも多いです。それと、大体の日本人は(?)自分で自分の良いところをあまり意識したりそれを書きたがらない性格があると思うので、こういう記事って結構貴重です。ぷよキャンにもこんなシステムがあったら、プレイヤー一人一人のことをもうちょっと深く知れるかもしれないよなぁ、とか勝手に夢想しています。他人の視点の可視化って、面白いし大事なことなんじゃない?ってお話でした。


さて、今まで、ぷよぷよの強い人はアーケードにしかいないという謎の思い込みがあった自分にとって、おいうリーグの発見は結構衝撃的でした。こんなに多くのプレイヤーがネットの向こう側にいるのか。こんなに自分の知らない強いプレイヤーが居たのか。


もう一度やってみよう。今度は、対戦も出来るまで強くなろう。こうして私はあっという間にぷよクロの虜となりました。そして、今度もしおいうリーグが開催されるなら出てみたいなあという思いも同時にふつふつと湧いていました。


そして、おいうリーグ第3回開幕、もちろん出場。私の参加したB2級でも100人越えの出場者で、AグループからXグループまであるという漫画みたいな展開(バトルトーナメント的な)。改めて層の厚さにすごいなぁと思ったし、ぴぽにあさんやfronさんの大変さもひしひしと伝わってきました。冷静に考えて、出場者が運営サイドもシーズン中同時並行でやるとか割と狂ってるなと思いました。改めて、形式的ではなく、本当にお疲れ様ですと言いたいです。

私の結果は余裕の予選全敗と残念な結果に終わりましたが、今まで自分のプレイを反省するという姿勢があまり無かったので、これは大きな収穫なんじゃないか?と前向きに捉えました。しかし自分の実力に限界を感じていた為、ある日とあるS級の方に連戦を申し込みアドバイスをいただき、地道に練習を続けている今日この頃です。その節はありがとうございました(^-^)(多分ご本人はそういうの照れるし言わんでええとか思ってそう?なのであえて名前は伏せます)


■3章 考察の裏話

何でくまちょむ戦法について考察記事を書こうと思ったかについてですが、わざわざひと記事割いて書くまでもないのでさらっとここでまとめます。10月のチャンピオンシップでくまちょむさんが優勝したということもあり、何で勝てるんだろうと純粋に疑問に思ったのが最初のキッカケです。また、僕が以前に乱戦・潰しスタイルを好んでいたというのもあり、色々インスピレーションが湧いてくる部分があったからというのもあるかもしれません。

そして、昨今のぷよキャンには割と初心者向けの記事が並んでいることもあり、どちらかというと上級者向けの記事の方が実は潜在的な需要があるのではないか?とも思っていました。くまちょむ戦法のことも知りたい人は多いだろうとも思ってましたし。とはいえ、ただの自分の主観を書き連ねるだけでは誰も読んでくれないと思ったので、便宜上データを取ってみるかぁと思っていたらいつのまにかああいった記事ができました。なので、本当は自分は主観オンリーのキテレツ記事を書きたいんだろうなと思ってます。だからデータそのものにあまり重きを置いているわけではないし、だからちょっと続編で色々と翻してみたりしたくなったのかもしれません。ぷよぷよにおける勝利の要因って複合的で一言で説明出来ない難しいものですし、この辺は別の機会にまた考えてみる必要がありそうです。

しかし、まさか同時期に似たような研究をした記事(秋雨さんの土台研究)が出るとは全く予想していなかったので純粋にビックリしましたし、自分二番煎じっぽい記事アップしていいのかなぁとちょっとだけ躊躇がありました。でもアップして多くの方に読んで頂けたようで、結果としては良かったのかなと思います。



■4章 まとめ

いつも通りクッソ長くなりました。ごめんなちゃい。

私がぷよぷよをまたやろうと思ったこと。それには、いくつもの種が必要でした。今は亡きAppleの創業者スティーブ・ジョブズが、かつてスタンフォード大学で行ったスピーチをふと思い出しました。印象的な箇所を抜粋します。

"将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎ合わせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々いまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。"




あの時、私が家族にぷよぷよをプレゼントしようと思っていなかったら。

あの時、ニコニコ動画に上級者たちの足跡が残されていなかったら。

あの時、ぴぽにあさんがおいうリーグをやろうと思っていなかったら。

あの時、Liveさんが記事を書いていなかったら。

あの時、しょたぺろさんから対戦拒否されていたら。


今私はぷよぷよを続けていなかったかもしれませんね。

皆さんには、どんな種があって今のぷよぷよライフを送っていますか?是非一度思い出してみて下さい。

だから、今自分がぷよキャンで何かを発信することも、いつかどこかで誰かの種になるかもしれない。ちょっと驕りすぎかもですが、そんな気持ちもサラリと織り込みつつ、また新しい視点でのキテレツ記事を書いていければいいなぁと思います。おしまい。ここまで読んでくれてどうもありがとう。
更新日時:2018/12/07 02:57
(作成日時:2018/12/07 02:57)
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