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究極戦術土台「裏マルチ土台」

by
takezou
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図や文章の量が多すぎるので、この記事では簡単な紹介にとどめています。
リンク先のページで詳しく許容形や派生形などを纏めています。
ぷよぷよ 「裏マルチ土台」メモ  https://puyoloft.net/memo/uramulti

ぷよキャンの本記事は現在更新を停止しているため情報が古くなっている部分があります。リンク先のページのほうで更新しています。
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■■ 究極戦術土台「裏マルチ土台」 ■■

「裏マルチ」とは、表発火ならなるべく1連ずつ消えて、裏発火なら大量の同時消しを含み消える連鎖。
「裏マルチ土台」とは、裏マルチを使った土台。

ここでは「裏マルチ土台」を中心に取り扱っている。

本線を裏発火や意図的な暴発で巻き込んで連鎖を時短する技術として「破壊」があるが、「裏マルチ土台」も似たような効果を持っている。
ただ明確に違うのは「裏マルチ土台」は初めから裏発火を想定した土台構築を行うこと。
裏発火の速攻戦術「かまいたち」も簡易的な裏マルチ土台の1種だと認識している。

裏マルチ土台が目指しているもの。
パズル的な消え方の妙を上手く利用し連鎖パーツとして組み合わせ、
「破壊」「速攻」「同時消し」「リバーシブル」の技術を統合し、飽和連鎖量を捨てずになるべく効率の良い形で定形化、定跡化して、再現性の高さを追求した、実用的且つ究極的な土台。



裏発火の技術としては、実践でもよく使われる裏から崩すような2ダブがある。
序盤中盤終盤を問わず、連鎖構築の過程で意図的か偶発的に発生した裏発火の2ダブや2トリは強い。
裏から崩すような2ダブ2トリの技術に名前をつけるとしたら「裏2ダブ」「裏2トリ」など連鎖数と同時消し数を指定して呼ぶのが分かりやすい。あるいは中盤で使うものなら全部引っくるめて「中盤裏マルチ」。
この技術は裏マルチ土台とは仕掛けの規模が違い、活用場面や発生状況が異なるので、ここでは扱わない。

裏マルチ土台と相性がよく、この記事でも頻出する「同時消し技「連刃」」の説明は記事の1番最後に記載。

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■■ 裏マルチ土台の基本形 ■■■■■■■■■■■■■■

積みの特徴から分類を試みているが現状は不完全。
名称は便宜上の仮称。

大きく分けて4系統の裏マルチ土台を紹介する。
「三間式」「ハンガー式」「新GTR式」「GTR式」
 
三間式 裏マルチ
  
ハンガー式 裏マルチ
雪崩ハンガー
 
 
新GTR式 裏マルチ
GTR式 裏マルチ

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■■ 「三間 裏マルチ」「三間式 裏マルチ」 ■■■■■■■■■■■■■■■■

「三間(さんけん) 裏マルチ」「三間式(さんけんしき) 裏マルチ」は、折返し側から3列目の1段ズレを基本形とした裏マルチ土台。
折返しパーツの1段目か2段目が消えて中央パーツへ繋がる。
土台中央には特徴的な連鎖パーツが組み込まれている。
この中央パーツは前後のパーツ同士の「連結」と発火方向の「分岐」という重要な役割を担う。

土台の派生パターンによって裏発火の連鎖の最後がトリプル(3組)やクアドラ(4組)の同時消しになる。

なおここでは分かりやすいように連鎖図で三間式の中央パーツの挟まれる色を「青」、挟む色を「黄」で表現し統一している。

■ 三間式 - 土台構成パーツ

・折返しパーツ。表発火の折返し or 裏発火の同時消しになるパーツ。
・中央パーツ。  パーツ同士の連結と分岐を担っている中央に組み込む重要パーツ。
・連鎖尾パーツ。裏発火点 or 連鎖尾になるパーツ。

左から、土台全体、折返しパーツ、中央パーツ、連鎖尾パーツの図。


裏マルチ土台における三間式の利点は、中央パーツと連鎖尾のパターンの多さにある。
それでもまだ大道芸並の組みづらさであり、手順や形の研究が不可欠である。
組んでいる最中にツモが噛み合わない場合は形を妥協するか、裏マルチ土台を諦めるかの素早い判断が必要になる。
中央パーツは同色繋ぎである必要はなく、異色繋ぎを許容することでツモに左右され組めなくなる確率を下げている。

三間式 許容形の一部を紹介する。記事初めのリンク先のページにたくさんの派生形、許容形を記載している。
    


GTRを使用すると折返しパーツが最もコンパクトになる。
折返しと中央のパーツを同色配置、異色配置どちらにすることも可能で3段目繋ぎの色制限も緩くなる。
左から3列目の1段目2段目の「紫」「黄」の位置は入れ替え可能なことを覚えておく。
   


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■■ 「ハンガー式 裏マルチ」■■■■■■■■■■■■■■■■

ハンガー式 裏マルチとは、折り返し側から345列目の2段目に横3を敷く裏マルチ土台。
ハンガー式という名称は、裏発火の形がハンガーのような形状で横3の両端にキーブロックを乗せるイメージから付けた仮称。

三間式とハンガー式の比較。
・三間式は、裏発火点が連鎖尾側の1つのみで、裏発火の連鎖の最後に同時消しになる。序盤のみ2連同時消しを保有できる。それ移行は3連以上の同時消しを保有できる。
・ハンガー式は、裏発火点が中央と連鎖尾側の2つあり、中盤でも追い打ちとして2連、3連の同時消しを保有できる。

通常ハンガー式は、標準では表発火でダブル同時消しになり連鎖尾を拡張しづらいことが欠点。

■ 基本形
    

■ 裏発火のパターン
中央下
中央上
後ろ2段目
後ろ1段目
後ろ上A
後ろ上B
後ろ上C


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■■ ハンガー式 -「雪崩ハンガー」■■■■■■■■■■■■■■■■

ハンガー式 裏マルチの連鎖尾派生形。
連鎖尾を雪崩にすることで、2トリの裏マルチを発掘しやすい形で保有している。
通常ハンガー式と比べて連鎖尾を伸ばしやすいことが利点。
中盤しつつ後ろを崩しつつの後ろからの裏発火2トリを見据えるのが基本戦術。
組む過程で中央の裏発火はほぼ無理なので一切考慮に入れずに埋めていい。綺麗な形を組むことを優先。

図1図2図3。下の「横3 黄」を後ろに1列ずらすと巧い具合に雪崩に持っていける。折返しの許容形が増える。右下にゴミぷよが溜まりやすいが雪崩や折返しに連結として吸収させたい。
図3。折返し異色配置にすることで色制限緩和。連鎖尾は拡張しづらい。
 
図1
図2
図3
図4


許容形いくつか。収まりが良く優れた形。裏発火は最後マルチにならずダブル・ダブルなどになることが多い。

図5図6。折返しの後乗せするキーぷよの色は多少順番を変えても成立する。右から2列目1段目と2段目の「赤」と「黄」は位置を入れ替え可能。
図7。裏発火でクアドラ同時消しになる形。
図8。連鎖尾の許容形。
 
図5
図6
図7
図8


 
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■■ 「新GTR式 裏マルチ」■■■■■■■■■■■■■■■■

新GTRから派生できる裏マルチ土台。

連刃を組み込みやすい。連鎖尾のパターンは少なめ。
連刃による同時消しを主体とした裏マルチ土台。

連刃を組み込む前の段階の土台は、ダブルになる簡潔な速攻土台として機能する。
連刃を組み込みにくい場合はダブルで妥協してもいい。

折返しと土台後ろの色配置は同色異色どちらも許容できる。

この裏マルチ土台は連刃をいかに上手く組み込むかが重要。
連鎖尾のパターンはそれほど多くないので、連鎖尾に欲しい色を振り分けつつ、連鎖尾に使えないツモを折返しと連刃の構築に充てていく必要がある。
連刃のパターンも膨大な量があり研究しがいがある。

ツモによって捌きづらいなら無理に連刃を組み込む必要はない。
連刃を使わず土台部分の形だけでも、中盤戦からの土台崩しの2ダブの連携も単純に強い。
    



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■■ 「GTR式 裏マルチ」■■■■■■■■■■■■■■■■

GTRから派生できる裏マルチ土台。
連刃を組み込むことで許容形を増やしている。
折返しと中央の色配置は同色と異色どちらも可能。
GTR折返しを使う裏マルチ土台は、三間式へ派生することもできるので、ツモによって三間式かGTR式を振り分ける。

土台自体はコンパクトで最後がダブルになるか、最後の2連がダブルからダブルになる形が多い。
折返し側の3列目に通常同時消し、4列目に連刃を組み込めば威力を増やすことができる。
裏発火では3列目のズレが2段になるため、他の裏マルチとは同時消しの入れ方が違う。
4列目から1段ズレの連刃に繋げて回収するほうがやりやすいかもしれない。

色制限も厳しく許容形が少ないため他の裏マルチと比べると組むのが難しい。
GTR折返しを使った三間式へ派生するほうがパターンは多い。

GTRの挟まれた色と、土台中央のパーツの色の関係性を折返し同色配置、折返し異色配置と表現する。

連刃を組み込むなら折返し同色配置でも異色配置でも同じ形で扱える。
   

連刃を使う折返し異色配置と連鎖尾。
  

折返し上部の連刃を使った同時消し拡張方法。
連刃の上部のネタをそのまま中盤2ダブとして使い、追い打ちとして土台の裏マルチ発火の連携も強い。
左図の鶴亀的繋ぎの連鎖尾の挟まれた黄色は、GTR下の色と同色の配置が必要。

 

また、折返し上部の3列目からの単純な同時消し拡張も有効。ただし2段ズレることに注意。



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■■ 同時消し技「連刃」■■■■■■■■■■■■■■

鶴亀のような繋ぎで横から同時消しで連鎖を切断し、さらなる大量同時消しに繋げる技。
連鎖の塊をぶった斬る複数の刃から連想して「連刃」と名付けた。

横3に限定せずにL字や横2などに繋げてもいい。
裏マルチ土台と連刃は相性が良くて、折返しの3列に横3やL字を配置すると自然な流れで連刃を組み込める。
折返し上部まで巻き込んで消える裏マルチは芸術的な破壊をもたらす。

図1。「新GTR式」での連刃の組み込み例。
図2。「三間式」で折返しの色制限を回避するために使う。裏発火の威力も上がる。
 
図1
図2



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現段階では手順が確立されておらず、毎試合「裏マルチ土台」を組むのは無謀であり、普段使っている折返しからツモが噛み合うときだけ「裏マルチ土台」へ移行するというのが実践で取り入れやすい。
王道的な積みや戦術に飽きた人は「裏マルチ土台」を試してみてください。
 
更新日時:2020/02/17 00:47
(作成日時:2019/05/31 22:19)
コメント( 1 )
Rilium
Rilium
2019年6月1日 2時37分

些細なミスで崩壊しそう

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