aaab限定で先折り底上げGTRの形をいくつかの手順を交えて紹介します。底上げGTRに限らず、私的定形を組む人が1人でも増えてくれれば幸いです。
※そもそもこの形が弱いとかいうのは無しです。
この記事はまだ未完成ですが書き途中で飽きてしまい再度手をつけることもなさそうなので供養しときます。
まず、初手は下図固定です。
底上げGTRの記事なので全て以下のような折り返しを想定しています。(筆者の手順ではこれ以外の折り返しになることは99.9%ないです。)
これから3連鎖目の形を取り上げますが、そもそも底上げGTRは土台が厚いのでメインの形にならなくても綺麗な形が結構たくさんあります。今回は私の手順を想定して記事を作っていますので、ご了承ください。3連鎖目は主に折り返しと連鎖尾の橋渡しの役割を果たします。3連鎖目がどんな形になりそうかを考えて、連鎖尾の大ざっぱな形を想像していきます。
○3連鎖目の形
1つ目
一番オーソドックスな形。もはやカギ積みのような感覚で組めるが、今回の記事では連鎖尾部分で簡単な鶴亀が登場する。また、連結数によっては当然下のようになることもある。
2つ目
GTRでもよく登場する形。この形があるということは、当然下の形も考えられるが、私が手順研究してた中ではほとんど出てこなかった。
青をL字の3連結にする優先度が高いので基本的には先に青のL字が完成する。なので以下のような土台になることが多い。(青はめくり土台の要領で回収する。)
青の横3も綺麗な連鎖尾が作れたり、L字に受けの広さは引けを取らなかったりで全然ありな形ではあるものの、横3は暴発したときに連鎖尾が全く入らなくなり火力の差が出やすくなってしまうので今回は例外パターンに分類する。
3つ目
若干例外の形です。この2つは同列に扱っていいと思います。ツモが難しくて連鎖尾側で色がバラけてしまったときにこの形を選択します。ちぎりを許容すれば例外の形は減っていきます。
4つ目
これは最終手段の形だと思ってください。他のメインの形に比べて優先順位は圧倒的に低いです。
今回メインに据える3連鎖目の形の紹介は以上です。あれ、意外と少ない?と思うかもしれません。しかし、底上げGTRは土台が厚いので“形だけは”綺麗なものがたくさんあります。今回は火力の出しやすさや連鎖尾の入れやすさ、他の形との相性、私が把握する手順の中での登場率などを考慮して扱う形を絞っています。あくまでも私の手順に合わなかっただけで、他の形が弱いわけではないです。
次に、連鎖尾を含めた理想形を示します。
まずはカギの形から。
厚みたっぷりです。この青の形は基本的に横3連結にしてめくり連鎖尾を目指すか、鶴亀の意識をしながらツモに合わせて連鎖尾を高くしていく感じです。次はめくりの場合の形です。
これらはL字が絡んだ場合のめくり連鎖尾です。これらを基本形に、ちぎりを嫌う場合は連結数を適宜増やしたり、潜り込みを使ったりしながら綺麗な段差が作れるようにしていきます。連鎖尾側がL字ではなく横連結が多めになったパターンも結構あるので、触れておきます。
まあこのパターンはGTRなど他の土台でも頻出なのでほぼ練習なしでも組めてしまうと思います。次は3つ目の連鎖の形における理想形の複数解です。
他にも綺麗な土台はありますがあげるとキリがないのでやめときます。段差が気持ち悪いときは連結数を増やしたり同時消しにしたりすることでほとんど解決可能です。
次に、少ないですがどのような指針で土台を構築していけばよいかの指針を示します。
・速い攻めに弱いので折り返しは基本的にゾロを駆使して完成させる。
・L字の上に横連結を敷いて土台を構築する。
・鶴亀を使うときは段差を合わせるように(4列目が高くならないように)気をつける。
・折り返し側のL字>連鎖尾側の連結。
・連鎖尾は基本的に膨らむことを想定する。