【報告】御宿ｅスポーツ体験会♯2

2024年8月23日、千葉県御宿町にあります交流スペースかぐやで、御宿ｅスポーツ体験会♯2を実施しました。
日頃交流スペースを利用しているシニア層や子育て世帯のみならず、
柏の葉ｅスポーツ研究会や、外房経済新聞、夷隅地域振興事務所の方などが、見学や取材に来てくれました。

夏休み中の小中学生の参加にも期待していたのですが、
企画が夏休みに入ってからだったので学校を通しての周知ができなかったことや、
どうもテストかなにかの学校行事と日程が重なってしまったようで、
小中学生は午後に入ってから数人という具合でした。

しかしそれでも、３歳から７０代までの幅広い世代で、２０名ほどの参加者がありまして、
初心者向け体験会の二回目としては、なかなかの参加者数だったのではないでしょうか。

幼児の参加者も、さすがにコントローラーを握ってのプレイは難しいですが、
ホワイトボードとマグネットを用意してあったので、
お手本を見ながら同じ色を４つ繋げる、という知育遊びのように過ごしてもらえました。
Ｌ型やＳ型、Ｉ型はスムーズに組めたのですが、Ｔ型がちょっと難しかったようです。
また、Ｌ型とＪ型が違う形であるということをちゃんと認識しており、子どもの飲み込みの早さに驚かされました。

進行としては、はじめに簡単な説明や準備運動はしましたが、
前回からの参加者も多かったので、操作説明の必要は少なく、
すぐに各々プレイしてもらうことができました。

今回は夏休み中ということもあって機材も多めに準備し、
ぷよスポ２台、ぷよテト１台、太鼓１台という具合です。
モニターは、御宿町のお隣、いすみ市に本社のある、
株式会社JAPANNEXTさんの商品も使用いたしました。

台数が多かったためにスタッフの目が行き届かない部分も多かったのですが、
子ども同士で遊ぶ、保護者世代と子どもたちで一緒にやってみる、大人同士でプレイするなど、
参加者同士が声を掛け合って過ごしてくれたので、運営側としては非常に助かりました。
世代間交流という観点からすると、期待通りの成果があるという手ごたえです。

ただ課題もあって、子どもたちが集まってｅスポーツ体験をする、というところを、
ゲーム楽しかったね、で終わらせないようにしたいとは考えています。
年齢層の低い参加者が多いうちは仕方のない部分もあるかとは思いますが、
かけっこや鬼ごっこで培った脚力がいずれ陸上競技になるように、
まずは楽しんでもらって、次のステップに進めるやり方を模索したいです。

今回も、大人に負けて悔し泣きしそうになっていた子がいたので、
まずは彼に、試合で勝てるようになる技術を仕込んでいきたいですね。

また、夏休み企画として参加者でスコアアタックにもチャレンジしたいと思っていたものの、
全く初めてプレイするという子がほとんどだったので、そこはなかなか難しかったです。
回数を重ねていって、いずれは階段積みで５連鎖などを目指したいところ。

しかし、ＧＴＲを覚えたいという方も前回に続いて参加してくれたので、
作成しておいた３０ページほどの資料を活用できました。
階段積みやカギ積みは昔の攻略本もあるのでそれを読んでもらえばいいですが、
ＧＴＲを学ぶための紙媒体はあまりなく、手探りで作っていっているというところです。

そして、ぷよぷよに初めて触れるという参加者が多かった中で、近所にぷよマスターズの経験者がいるというのが驚きでした。
当時もそれはもう凄いブームだったわけですから、昔やってましたとか、そういう人がやっぱりそこらにいるんですよ。

千葉県南部からだと、東京のオフラインイベントもちょっと遠いよなとなってしまうかもしれませんが、
昔やってたとか、あるいは今もやってるというぷよらーやテトラーさんが、
いずれ御宿町を交流の場とすることができればいいなと思います。