ある日の日記
#ぷよらーアドカレ併走部
家に帰り、ゲーム機の電源を入れぷよぷよを起動する。
DS版ぷよぷよ15thから変わることのないありふれたルーティンだ。
ぷよぷよを始めたての頃、サタンに勝てるようになると早速レートに潜り始めた。
その後、Windows版に主戦場を移した。アーケード版ぷよぷよ通の対戦会にも通いつめた。
人の家でメガドライブ版やWiiのバーチャルコンソール版で対戦する日もあった。
ぷよぷよeスポーツも気が付けば7年目、もしかすると1番長い間プレイしたソフトかもしれない。
長い試合がしたければぷよぼをし、したくなくればレートを続ける。
今日はレートをしつつぷよぼの返信を待つことにする。
それにしても今日はそこそこ調子が良い。
昨日沢山寝たからだろうか。
…まあ自分に激甘なので、1年の4分の3位は調子が良いのだが。
大学3年生、思えば始めたての頃は睡眠不足がぷよぷよに与える影響も少なかった。
あれから16年、睡眠不足が脳に与えるダメージをヒシヒシと感じている。
それだけの年月が経っていた事もまた、否応なく意識させられる。
ぷよぼが釣れたので20先の部屋を立てる。
パスワードはいつも「1111」困ったことは何も無い。
5戦目、エアコンのスイッチを切る。
いつも気温が6度ほど上がってしまうので連戦中にエアコンを操作する。
9戦目、凝視が疎かになっていることを自覚する。
ぷよぷよは対戦格闘ゲームのように複雑なコマンドは必要ないが、代わりにゲーム画面内の情報量が段違いに多い。脳の並列処理を強要される。
操作ミスするのはそれが原因だろうか。十字キーの右左下とABボタンしか使わないのに。
中盤戦が好きだ。
好き…というよりは目の前の相手に勝つ為に、とにかく中盤戦をする。
真っ直ぐ連鎖勝負で勝つよりも、相手のしたいことを躱して勝利をかすめとる方が好きだ。
ぷよぷよの戦術にはプレイヤーの気質が滲むと良く言われるが、本当に的を射た言葉だと思う。
36戦目、スコアは18-18。
自分は何故か競る試合が多い。
嫌なところでもある反面、少しだけ気に入っているところでもある。
ラスト1先、19-19。
変なでかい中盤が刺さって勝てた。
ラストスパート直前に変なミスで負けた試合が頭をよぎる。
しかし、20本目を取れればそんなミスも気にならない。
結果至上主義なのかもしれない。
今日はスペシャルな日だなと思いつつ、レートの続きを少しして風呂に入った。