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ぷよぷよ、素材はいいのに

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1.上級者にとってしか「完成されていない」
ぷよぷよは「完成されたゲーム」と評価されがち。
確かに、上級者がやっていることを見ると、連鎖、凝視、対応、判断力……まあ、異常なほど奥が深い。
ただ、それを見て、
「はい、ぷよぷよは完成されたゲーム!」
となるのは、ちょっと待ってほしいところ。
完成されているのは、上級者が競技する部分だけでは?
連鎖も、凝視も、対応も、長年プレイヤーが研究して築き上げてきたもの。
つまり、
プレイヤーが勝手にゲームを極限まで掘り進めた結果、ものすごく奥深くなっている。
それを全部まとめて「ゲームとして完成してます!」とするのは、なかなか景気のいい話。
上級者が楽しめることと、初心者から上級者まで楽しめるゲームとして完成していることは、当然別物。

2.初心者への導線が弱すぎる
ぷよぷよはルールだけなら簡単。
ぷよを4つ繋げて消す。
はい、簡単。
では、
「どうやったら上手くなるの?」
となった瞬間、話が変わる。
階段積み。
折り返し。
GTR。
連鎖尾。
凝視。
対応。
副砲。
……。
何の授業が始まった?
もちろん、こうした技術を研究すること自体はぷよぷよの魅力。
問題は、それをゲーム側がちゃんと導いてくれないところ。
結局、
「攻略サイトを探してください」
「動画を見てください」
「上手い人のプレイを見て勉強してください」
となる。
いや、それをゲーム側でやる気は?
「ぷよぷよは奥が深い」。
違う。
初心者を奥まで連れていく乗り物がない。
歩いて行けとのこと。

3.運営は「ゲームを育てる」より「IPを延命する」ことに熱心
新作。
移植。
eスポーツ。
コラボ。
ソーシャルゲーム。
キャラクター展開。
いろいろやっている。
本当にいろいろやっている。
そこはすごい。
……ところで、
ぷよぷよというゲームそのものは、いつ進化する予定?
「ぷよぷよ」という名前を使った展開はどんどん増える。
でも、
「これからのぷよぷよは、ゲームとして何が変わるんですか?」
となると、急に霧。
IPを維持することと、ゲームを発展させることは同じではない。
キャラクターを増やす。
コラボする。
大会をする。
それもいい。
でも、その前に、
新しいプレイヤーを増やす。
そして、
その新しいプレイヤーを逃がさない。
ここ、どうなっている?

4.ウィッチの「お馬鹿さんね」が普通にストレス
細かい話。
でも言いたい。
ウィッチの「お馬鹿さんね」、普通にムカつく。
キャラクターの性格なのは分かる。
分かるけど、
こっちは負けている。
ぷよぷよでボコボコにされている。
そして画面から、
「お馬鹿さんね」
はい。
知ってる。
しかも何十回、何百回と対戦するゲーム。
最初の1回なら「キャラ付けね」で終わる。
100回聞いたら、
ただの煽り。
そして何より面白いのが、
連鎖の組み方は教えてくれないのに、プレイヤーを煽ることだけは妙に丁寧。
なんなんだ、この教育方針。
初心者:
「どうやったら勝てるんだろう……」
ウィッチ:
「お馬鹿さんね」
そこを教えろ。
キャラクターの個性を残すことと、プレイヤーにストレスを与える演出を放置することは、別問題。
ここだけ妙に完成度が高い。

5.過去の実績ではなく、「これからのぷよぷよ」を見せてほしい
ぷよぷよの最大の問題は、ゲームの素材そのものが悪いことではない。
素材はめちゃくちゃ良い。
長年愛されている。
競技性もある。
知名度もある。
研究もされている。
じゃあ、
なんでこんなに新規が入りづらい?
という話。
初心者への導線は弱い。
上達方法はユーザーコミュニティに大きく依存。
新規が対戦すれば経験者に圧倒される。
その一方で、
新作!
移植!
eスポーツ!
コラボ!
……と、外側はどんどん増える。
そこで聞きたい。
「初めてぷよぷよを遊んだ人を、どうやって長く遊ぶプレイヤーにする?」
ここ。
上級者が今でも楽しんでいる。
それはすごい。
でも、それは必ずしも現在の運営がゲームを完成させている証拠ではない。
むしろ、
プレイヤーとコミュニティが何年もかけて勝手にぷよぷよを育ててきた結果。


6.「ぷよぷよの未来」を、そろそろ見せてほしい
『ぷよぷよテトリス2S』をはじめ、既存作品の再展開やeスポーツ、IP展開をすること自体を否定するつもりはない。
別にやるなとは言っていない。
ただ、やればやるほど、
「で、ぷよぷよそのものは何が変わった?」
という疑問が増える。
過去のファンを大切にする。
それは当然。
でも、
過去のファンが残っていることと、未来のファンが増えていることは違う。
「昔から面白い」
「今でも上級者が遊んでいる」
「長年続いている」
はい。
全部分かった。
では、
今から始める人には何がある?
必要なのは、
「今から始めても面白い」
「もっと上手くなりたい」
「このゲームを長く遊びたい」
と思わせるぷよぷよ。
「昔からあるから遊んでください」では、さすがに未来が迷子。

結論.そろそろ「過去のぷよぷよ」ではなく「これからのぷよぷよ」を作ってほしい
ぷよぷよは、ゲームとしての可能性を失ったわけではない。
可能性を持ったまま、そこに座っている。
基本システムには魅力がある。
競技性もある。
長年支えてきたプレイヤーもいる。
だからこそ、
「昔から人気だから、このままでいい」
ではなく、そろそろ次へ進んでほしい。
新作を出す。
移植する。
eスポーツを開催する。
IPを展開する。
いい。
全部やればいい。
でも、それらは全部手段。
目的は、
「ぷよぷよを、これから初めて遊ぶ人にも面白いゲームにすること」
では?
過去のゲーム性に頼る。
過去のファンに頼る。
過去のブランド力に頼る。
そして、
「ぷよぷよは昔から人気!」
と言う。
いや、
それでいつまで行くつもり?
過去を守ることには熱心。
未来を作ることには妙に慎重。
ゲームを進化させるより、IPを維持することに一生懸命。
そんな印象を持たれても仕方がない。
だから運営には、
「これからのぷよぷよは、もっと面白くなる」
と言ってほしい。
そして、その言葉をゲームで見せてほしい。
それができないまま過去の実績を擦り続けるなら、
「ぷよぷよがオワコンになった」のではなく、
「オワコンにならないために何をするべきか、考えるのをやめた」
と言われても、まあ仕方ないんじゃない?
ぷよぷよ、素材だけはいいのに。
もったいないね。
本当に。
作成日時:2026/08/18 18:01
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