暴発にはいくつかの法則がある。その一つの紹介と、その暴発の回避方法。
普通の左折りの階段。でも一列目を緑で埋めてしまうと、
一列目からの折り返しは暴発してしまう。
で、この暴発は何故起こるか。
真ん中の緑は2・3列目で構成されている。
左の折り返し部分の緑は1列目で構成されている。
そして二つの連鎖は高さが同じである。
つまり、①1列目と2列目で隣接していて、②尚且つ高さも同じであるから暴発が発生する。
回避する手段。
ピンクで囲んだ緑ぷよを折り返し側の連鎖に変更することで、構成列を1・2列にする。これによって構成列が1・2と2・3で2列目で被るようになる。(①列の隣接回避)
被らせたら、真ん中の緑のキーぷよを紫で囲った位置まで高さをずらして置きたい。高さをずらすためにはクッションが必要なので、赤をクッションに高さを変えた。(②同高度回避)
階段でなくとも、縦ズレの連鎖で同様の暴発ケースは多々ある。
左折りのだぁ積み。青が階段と同じく縦ズレになっている。
このような暴発が考えられる。これも①2列目と3列目で隣接していて、②尚且つ高さも同じであるから暴発が発生する。
同じように解決してみよう。
ピンクで囲った青を折り返しに使うことで、構成列を3列目で被せた。(列の隣接回避)
高度をずらすために、黄色をクッションにして紫で囲った青を置いた。(同高度回避)
追記
同高度回避のためのぷよは、下で消さずにゴミぷよとしても特に問題はない。
ちなみに、よくある暴発回避方法として知られているのは「そもそも列を離して置くことで隣接を回避する」という手法。
緑を事前に1と4で離すことによって、列の隣接回避が成立する。ただしこれだけしか知らないと、もし誤って置いてしまった時に困る。なので上の「組み替えて構成列をかぶせ、クッションを挟んで高さをずらすことによって暴発を回避する」手法も知っておくとよい。