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備忘録 machine式

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machine322
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自分の名前からそのまま取りました。土台とか形じゃなくてこういう手順系のやつに名前を付けるのはあんまり見ないので、ぷよぷよ界隈的にセーフなのかどうかよく分かりませんがとりあえず忘れる前に書こうという事で書きます。





当たり前ですが、おそらく同じ手順を使っている先駆者は居ます。もしこの手順を感覚的にではなくちゃんと言語化して使っている人がいるなら、仲良くなりたいので是非教えてください。







宇宙と弥生時代とGTRを例にしてみます。まずは宇宙から。



とりあえず前回の記事のおさらい。三列目の完成を最後にすることで、折り返し側のハチイチ要求が減ります。特にこうやって34横置きで最後に3列目(内側の列。右折りなら4列目)を構築していく宇宙の手順を、勝手にmachine式と今まで呼んでいました。




この考え方を拡張して、私が普段よく使用する弥生時代の手順に当てはめて考えてみると

こうなります。左折りです。上の宇宙の画像と同じように、3列目を最後に構築しています。
ただし、ここからツモを無駄なく捌こうとすると連鎖尾が膨らみ過ぎる可能性が結構あるので、土台が低くまとまるので早い中盤戦が出来るという弥生時代の強みが減ってしまいます。なので逆に左側を連鎖尾にして、machine式で構築してみます。

低く連鎖尾をまとめて、弥生時代の強みを生かせそうな形になりました。ただし、三列目を最後に作る関係上おそらく全消しを取れる確率は下がります。



GTRでも考えてみます。三列目を最後に構築するmachine式だと、


こうなります。普段GTRを使っている人にとってはかなり分かりやすい例かもしれませんね。

三列目ではありませんが、これも連鎖尾の内側を最後に完成させるので連鎖尾側の手順がmachine式になっています。

ここで座布団を作る為に4列目に縦置きした場合、連鎖尾に黄色が入る→内側を先に作り始めてしまうのでmachine式ではなくなります。










machine式の利点は、決まった形を作りに行く時のハチイチ要求を減らすという点につきます。なので一般的な土台構築に関してはかなり有用だと思っています。

逆に言うと、そもそもハチイチがネクストに見えている時に敢えて使う意味はありません。
また、最初から形を決めずに連鎖を作る場合もmachine式はあまり使えません。例えば、ハチイチ要求を減らす為に二色待ちをする場合です。




こうやってツモ次第でつなぐ高さや色を変えられるならハチイチを待つ必要が無いので、machine式を使うメリットは減ります。
作成日時:2020/06/03 15:08
コメント( 1 )
もくよう
もくよう
2020年6月4日 7時0分

長文失礼。土台完成直前のみについて考えてみます。端より真ん中のほうが連鎖の種を回収しやすい、すなわち連鎖の種を仕込みやすいということで、結果多くのツモを捌けるようになるんだと思います。さすれば当然真ん中を後に残したほうがきれいな完成形を目指しやすい。中央列は折り返しにも連鎖尾にも接していて、左右の高さの調整や色摩擦の調整が中央列に求められるので非常に繊細であると言えます。また、中央列にはこうした役割があるので、折り返し上、連鎖尾と同じように安易に連結を増やすことが難しいです。これはゾロツモを捌くときも同じ基準になります。(中央列に縦三連結を作っても扱いきれるくらいなどといった腕前なら問題は生じにくいでしょうが、それでも理想形から遠ければ少なからず嫌な気持ちは起こるはずです。)連結が増えるほどその周辺の形は理想形が限られていくので連結周辺の形は柔軟性が失われます。なので先に端列に連結を作り、後に中央列で高さ調節とともにキーぷよを置いて連鎖を完成させることが良いように感じられるのだと思います。

machine322
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