でた!食魂さんのあたおか記事コンボだ!
でもまあタイトルの通りです、連鎖組めない人間はオンラインに潜ってはいけません、憲法でそう決まっています。
まずここで言う連鎖の組めない人間、というのを
「10連鎖を組む能力がない、または著しく低い人間」と定義します。
3回に1回はなんとか、という人間が著しく連鎖を組む能力が低いものと考えてください。
以降、簡便のために「トーシロ」とします。
そういったトーシロがオンラインに潜ると起こりうることを対戦相手のパターンにわけて説明します。
①同じようなレベルが相手
②10連鎖が比較的安定して組める初心者
③そこそこの中級者
④上級者
この4つですね。
①同じレベル
対戦は成り立つでしょう。練習環境としてはとこぷよに劣ると思いますが、まあ練習になるんじゃないんですかね。
②10連鎖安定初心者
10連鎖が安定してようやく初心者とかどうなってんだこのゲームというのはさておき、このレベルの相手でもトーシロは基本的に歯が立ちません。お互いに時間をかけて組み合った結果、整地で打った2連鎖が、③のレベルの人間なら問題ないその連鎖が致命傷になったり、暴発してしまったものが本線を組むのが遅いために刺さってしまうなどのアクシデントがあれば勝つことができるかもしれません。
さて、そういった勝利が1回や2回ならこのランクのプレイヤーもそう気にすることはないでしょう。
しかし、そういった負けが積み重なればストレスですし、そうなればトーシロへの警戒度が上がるでしょう。本線をがちがちにスキを作らないように努力するかもしれません。
しかしこれより楽に勝つ方法があります。
乱戦です。
トーシロとこのレベルの人間が5連鎖を組みあったらまずトーシロは勝てません。初代ルールなら必然の敗北です。なんせ連鎖を組む安定度、速さが段違いなのですから。
そしてたちが悪いことにトーシロサイドも楽に勝つには速攻の乱戦が一番なのです。まぐれでもなんでもいいから刺されば勝ちです。そしてトーシロサイドも負けがかさむのは嫌なのです。負けまくっても気にしないトーシロもいる?だからそれならとこぷよやれよ。
初心者サイドの視点の話、もちろん類推でしかありませんが、10連鎖が安定する初心者というのは、どちらかというと連鎖を組む楽しさが強いものではないでしょうか。そんな人間が、速攻による勝利というのをうれしく思うのでしょうか?
そしてトーシロサイドも連鎖を放棄した暴れをして楽しいでしょうか?勝てればなんでもいいという品のない人間もいるでしょうが、勝てればなんでもいいのなら、自分が弱者になるゲームなどやらなければいいのです。
③それなりの中級者
このレベル差となると、完全に絶望しかありません。しかしぷよスポのレート差マッチングを考えればこういったマッチングがないとは言い切れません。絶望はわりかし身近なのですね。
トーシロ側の勝利条件はもはやほとんどありません、適当に4,5連鎖撃って相手が死ぬのを待つ、もしくは相手がの本線崩壊を祈って適当に撃つ。以上。
それなりの中級者となるとたまにトーシロ側を見るでしょう、そして連鎖が組めていないことに気づくでしょう。そうした場合、今自分が持っている本線で飽和量で勝てると判断し即本線ぶっぱするのが安全です。伸ばした結果、本線に無理が生じたり暴発でトーシロ側の線香花火みたいな火力さえ返せず負ける可能性があるからです。そしてその負け方は非常にストレスです。
というか私のストレスの原因はこれです。フィーバーで2900あるような相手でさえ「本線など組む気などない脳死速攻ピエー」というゴリラの方が理性的に見えるクソがいるのです。(ちなみに私の中のゴリラの考え方は以前の投稿をご参考ください)
まさか連鎖組んでくれよ、というのが贅沢な悩みに思える時が来るとは思ってもいませんでした。フィーバーでは単発でしのいだり、多ツモがあるんだから、と思われるかもしれませんが、キャラ、組み方、その時のツモによって本線がうまく連結できなかったり(どうしても単発が入って間に合わないとか)、間に合うと思ったら間に合わなかったり。クソが。
結局そういった博打に付き合わされても、多くは負けません。しかし少ない負けでも過剰なストレスそのものです。そして勝っても何もうれしくありません。
真剣には相手するかもしれません、ですが本気でやる気はおきません。
結局うんざりして真剣さすらどこかに消え失せてしまいますが。
④上級者
オンラインマッチではないと言っていいでしょう。ですので対戦募集にのっかったとなるのですが。
指導プレイでもない限り無意義です。
お互いに得るものは、何もありません。無を取得します。
私見ですが、人の対戦募集に応募するのならば、自分がその相手に何を差し出せるかを考えるべきだと思います。
ある上級者の配信における対戦募集で、延々と速攻を繰り返す人がいましたが、そのプレイヤーは満足でしょう。しかし相手をしていたプレイヤーはさぞつまらなかったと思います。
基本的に速攻というのは「意識外から刺す」、もしくは「スキがあるから撃つ」ものです。
意味もなく暴れまわるのを戦術とは言わず、ただひたすらに試合に水を差す水差し野郎です。
基本的に私は「速いだけの雑魚」理論肯定派です。催促だ凝視だという以前の問題に、本線をしっかり組むことが大事だと思っています。ですので、トーシロさんにはまずしっかり連鎖を組めるという技術を、対戦をする前に身に着けてほしいです。
かくいうこの私、ぷよぷよのオンライン対戦(Win版)始めた当初はガッチガチの階段アルルしか組めない人間でした、先折りを覚えるまでは携帯版でホネをボコすのに使っていた連鎖尾まで固定された階段しか使えませんでした。
しかし、それでも、勝負を投げたようないい加減なプレイをした記憶はありません。
その時の勝率は3割を切るレベルでしたので恥ずかしくてロビーにいけませんでした。しかしその3割を切る勝率でもつまらないと思ったことはありません。ひたすら対戦できることが楽しくて仕方がなかったからです。
現代ではネットを介した対戦が当たり前になっています。
例えば06年あたり、ポケモンダイアモンドパールではフレンドコードを交換した人としか対戦できなかったものが、10年のブラックホワイトでオンラインランダム対戦が行われるようになったり。
そしてそれは過剰な勝利主義を産んだと言ってもいいでしょう。
勝たなければゴミ、勝たなきゃ終わり。
そんな思想が強いように思えます。
トーシロのみなさんはどうでしょう、私としてはまず勝ち負けに楽しさを見出すより、連鎖を組む、うまくなるという点に楽しさを見出してほしいです。
少年野球でも練習もせず最初っから試合に出すということはないように、まずは勝負の土俵に立つための基礎基本ができてから実戦に入る方が、自分だけでなく相手にも有意義になると思いますよ。