11連鎖くらいで飽和しちゃう!多重とか組み換えとか難しい!ってひとむけ(C中位-D級くらい?)考察です。
だいたい下図みたいな感じの土台上になってるんじゃないでしょうか。
(図1,図2)
こういった形で飽和がとりづらいのは土台上(おもに折り返し上)の高さが稼げていないことに原因があるので、あまり難しい組み換えや多重をつかわないで、土台上の高さを稼ぐ方法について考えてみます。
(図3-1)
1,2の構築途中の形。たとえばここから・・・
(図3-2)
こんなツモをこうさばいて・・・
※あくまで例なので画像1,2にこんな赤黄ないじゃん!とか言っちゃダメですよ。
(図3-3)
こんなふうにまとめてみるとどうでしょうか。
図1,2と同じ位置に第二折があるのに、連鎖数が増えました。1列目の高さを稼いだぶんですね。
(図3-4)
3-2では置いてからの展開を説明しましたが、要は
おじゃまのある位置に黄色以外の色を置いてもいいということです。
(図3-5)
このツモを・・・
(図3-6)
こうじゃなくて・・・
(図3-7)
こう。以降は3-3と同じ形をねらっていきましょう。
つぎ。
折返し以外でもおなじ発想で飽和をとっていきます。
(図4-1)
このツモは・・・
(図4-2)
急いでいるとこうしたくなりますが・・・
(図4-3)
こうしたほうが飽和がとれますね。
とはいえ4-2は赤の緊急発火をもてる上に第二が高いので、飽和はとれないぶんおじゃま耐性は高いですね。
状況に応じて使いわけできるようになるといいかもしれません。
凝視して、とまではいかなくても「この相手中盤はげしいな」ってときは緊急発火ありの形にするくらいでいい感じだと思います。
つぎ。↑の形の折返し部分について考えてみましょう。
(図5-1)
たとえばこんなツモから。
(図5-2)
さっきの形に行くならこうですが・・・
(図5-3)
高さを稼ぐつもりで捌くならこうですね。
本記事の本質的な部分で、
鍵積み的な発想か、階段積み的な発想かというところの差だと思います。
お察しの通りですが鍵のほうが高さを稼ぎやすいです。
さらにこの形から・・・
(図5-4)
鍵でいくとこう捌きたくなりがちですが・・・
(図5-5)
おなじツモならこうです。
土台上の鍵積みはとくにそうですが、上にL字が露出する形(螺旋鍵といいます)にしておくと一気に中盤の安定感が出てきます。
鍵積み的な発想で高さを稼ぐならついでにそうしておくと、普段より1ランクアップした構築ができると思います。
(図5-6)
第二折はこんな感じでまとめましょう。伸ばし切れば15-16連鎖コース。
4-2、4-3と比べてみると飽和の違いは歴然です。
鍵積みの発想をつかって高めに構築して、きっちり飽和をとっていきましょう。
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