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雪崩の要素を整理してみよう その2

by
ヌリトオ
ヌリトオ
ぷよは4個の連結で消えます。
3列を使って4個を消すなら、
必然的に段差ずれが発生して、
それが雪崩の連鎖を繋げます。

じゃあ今更な話になりますが、
4連結の形を再確認しとこう。


ぷよの連結の形状を指す名称として、
縦2とかL字とか座布団があるけど、
そういや4連結の名前はあったかな?

ちょっと調べてもわからなかったので、
どうしたものかと思案していたところ、
4つの正方形からなるテトリミノなら、
ぷよテト勢にも馴染みがあるしいいね!
と思ったのでひとまず採用しときます。


4連結の形状としては7種類。
そしてその回転した形ですね。

Oぷよ



Sぷよ


 
Zぷよ



Jぷよ



Lぷよ



Tぷよ



Iぷよ




Iぷよについては、
3列連鎖尾を考えるうえではちょっと置いておくのと、
5連結以上もややこしくなりそうなので置いておいて。

4連結で消える形というのは、これが全てとなります。
有限の形状を有限のフィールドに積んでいくのならば、
繋がる雪崩、暴発する雪崩、雪崩になれない積みなど、
ある程度は経験値の差を理屈で埋められるんじゃない?


雪崩で連鎖が繋がるということは、
連鎖で落ちてくる前に上記の形状のいずれかに段差があり、
1つ前の連鎖でその段差が解消されることで連結が起きる、
ということが連続で発生するはず。

そして4連結で消える形状を見たなら、
何列目が何段落ちるかは一目瞭然です。

例えば潜り込みで見かけるSぷよのこの形なら、
4列目1段、
5列目2段、
6列目1段が落ちるし、


 
例えばGTRの低いところにあるTぷよのこの形なら、
4列目1段、
5列目2段、
6列目1段が落ちる。



この点に関しては議論の余地はないでしょう。


また、4連結の形状を見たときに、
2列で消えるものと3列で消えるものがあります。

段差計算をするうえでは、
3列で消える雪崩の方がわかりやすいかもしれません。

例えばJぷよを5、6列目に立てると、



4列目はそのままで、
5列目が1段、
6列目が3段落ちる、
と考えねばなりませんが、

Jぷよを寝かせれば、



3列とも落ちるので、
4列目が1段落ちるだけ、
と考えても問題ないでしょう。


段差を大きくすることによって連鎖が繋げやすくなる、
ということもありますからどちらが良いでもないですが、
置き方によっては、特徴や思考リソースに差があるかもね、
くらいの認識はとりあえずしておいていいんじゃないかなと。
作成日時:2023/08/01 21:04
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