純正雪崩の流れを一つづつ見ていけば、
5凹とか6凹とかの1列凹が多いけど、
雪崩を積み重ねていこうとするならば、
当然にして2列凹を経由するわけです。
さてそういうわけで、
3列雪崩2列凹のうち、
45凹4凸
445凹4凸が、
45凹5凸
445凹5凸
4455凹5凸が、
45凹5凸
455凹5凸
4455凹5凸が、
45凹6凸
4455凹6凸が、
56凹4凸
5566凹4凸が、
56凹5凸
566凹5凸
5566凹5凸
55666凹5凸が、
56凹6凸
566凹6凸が、
46凹4凸
446凹4凸が、
46凹5凸
446凹5凸
4466凹5凸
466凹5凸が、
46凹6凸
466凹6凸が、
となっております。
抜けがあればご指摘ください。
左先折りGTRの場合などは、
こんな型や、
こんな型や、
こんな型は頻出するので、
56凹と566凹を兼ねた、
この形の優先順位が高いのは、
実に合理的ということですね。
よくある雪崩の基本形の上に、
何を積めばいいのかとなれば、
4,5列目に、囲碁でいうところのコスミの位置関係、
要するに斜めに同色を積むのが良型ということになる?
私も含め、初心者のうちは完成型を覚えて練習するでしょうが、
雪崩を繋ぎやすくする為の理屈は、そういうことだと思います。
また、意外とおさえといた方が良さそうなのが46凹型。
46凹だけ見るとなんだこれってなるかもしれませんが、
実はこれ、fron積みからサブマリンの場合の連鎖尾です。
fron積みから赤が消えると4列目が1段落ちる、つまり4凸。
続く青のサブマリンは4凹6凸ですので、
その次に消える3列連鎖尾というと、46凹になるわけです。
fron積み以外にも、左先折りGTRのカギ積み型の際、
使える場合もあるかもなので覚えて損はないでしょう。
青がカギ積みで消えて4凸、
4凹の赤が消えて6凸を加算、
46凹の緑が消えて、紫の挟み込みまでを回収。
我ながら、凹凸での雪崩の認識は良い感じです。
あとこれ、あんまり意識して狙ったことなかったけど便利過ぎない?
連鎖尾の雪崩の赤から潜り込みの青まで消えるよ、
からの、第2折りに組み替わったりもするよ。
みたいな。
組み替え、っていうと多重折りのことと思ってましたけど、
連鎖尾側でもこういうことがあるのですね。これが良型か。
思考と理屈で自力でここまで辿り着いたので褒めて欲しい。
ホントはみんな、こういう形を色々知ってるんでしょ?
もっとこう、上級者は遠慮なく教えてくれていいのよ?