アドカレ並走王の称号をいただきました。ヌリトオです。
こちらは
#ぷよらーアドカレ2024並走部 でお送りしております。
メイン企画の方も日々色んな人の記事を読んでニコニコしながら、
私は私で人目も憚らずにマラソン中です。
puyo-camp.jp/posts/185957
さて、プレイ時間より恐らく座学の方が長い私は、
自分ができない連鎖でもぼんやりと知識だけあったりします。
そしてGTR以外の色んなことに触れてきた結果、
時として面白い事象を見出してしまうこともあったりします。
ときに、ぷよキャンのトップページからも見られますが、
毎週月曜日には「Monday Kumachom Night!」と題して、
switch版のぷよテト2を用いた対戦会が行われています。
「くま積み」「新くま積み」など、くまちょむプロの名を冠した積み方がありますが、
氏は今もなお、未知の形や手順の研究をし、実践をしているのは皆さん知っての通り。
先日行われたセガ公式プロ大会、
「GigaCrysta Presents ぷよぷよグランプリ 2025 2nd」決勝トーナメントでも、
その新土台は多くの視聴者の見るところとなったのではないでしょうか。
底上げというのかなんというか、
よくある折り返し型のその下にサブマリンのような連鎖が仕込まれていたり、
連鎖の終盤で多連結や同時消しを意図した(と思われる)こんな形です。
月曜日の対戦会を時々覗きにいくと、研究の変遷にリアルタイムに触れられるうえ、
色んな話が聞けるので、座学大好きっ子としては非常に面白く、刺激にもなります。
で、実は。
最近は土台部分のL字を端から2列目に置いていますが、
半年くらい前には、端からで似たような形にしてました。
派生が多すぎて、これ!という形はなく、恐らく名前もないのですが、
雰囲気的には、横2や横3の挟み込みから端のL字を消す、こんな形。
恐らくは3,4列1段目をめくりで消すイメージで、
1,2列目の上を平らにして第二折りを組みやすいし、
1,2列目で3,4列1段目の色を多連結にしても良い。
で、本題はここからです。
くまちょむさんの土台とは全く関係無い内容で、
アドカレ並走部の記事を書き上げた後日、
誤字とかないか読み返したその時、
ヌリトオに電流走る……!
これなんか、似たような消え方があったような?
挟み込みからL字を消して、その隣の2連結が消える形を、
皆さんはもう知っているはずです。それはそう、ゆうすぺ。
座布団のその上の部分だけ抜き出してその構造を見るなら、
消え方の流れみたいなのが非常に似ているではないですか。
いや別に、そもそも折り返しの上で使うのと、
土台部分で使うのは全く意図が違うだろうし、
どちらかが影響を与えたかとか受けたかとか、
そういうことを言いたいわけじゃないんです。
今まであまり着目されてこなかった連鎖形を活用して、
少年の熟練プレイヤーが新しい多重折りを提示して、
壮年の熟練プレイヤーが新しい土台で戦ってって、
近い時期でそんなことが起きていたというのが、
単純にかなり面白い出来事だと思いませんか?
これからゆうすぺを試してみようかなという方は、
ルート分岐に新くま積み風サブマリン風のなにか(名前はまだない)も頭に置いておくと、
2列目の黄色発火を保持しつつ右側をのばして、必要に応じて窪みは座布団の色で埋める、
みたいな動きもできるかもしれません。
また、非常に興味深い点として、
Tomプロのむかーしのブログの、
2009年のサブマリンの記事で、
こんな形が既に提示されてます。
違うといえば全然違いますけど、
近いといえばかなり近い連鎖形。
2009年ですよ。びっくりです。
突き詰めたら化ける形としても、
使う人がいないならば埋もれる。
ぷよぷよの歴史は既に30年を越えているわけですが、
言い方を変えれば、まだ30年くらいしかありません。
GTRが強いのはそれはそうですが、しかしそれでも、
まだ誰も気づいていない手順や形もあるかもしれない。
色んな積み方に触れといた方が、きっと楽しいですよ。
そして、ぷよキャンででもXででもnoteでも何でも、
それぞれが思い思いにあれこれと出力することで、
いつかシンギュラリティも起きたりするかもね?