ぷよぷよを使って簡単に人生を豊かにできる方法があるって言ったら・・・どうする?
興味あるよね
大金をつかんだ!女ができた!家族円満になった!
――ただしおいうリーグC1級全敗中
私は環境で悪人になりました
逆に、私の仲間候補であるところの田舎者かつ大学受験を失敗するご予定の中高生ぷよらーや、すでに失敗した皆さん、はたまたぷよぷよを知育玩具と勘違いされている親御さん(失礼!)は読んでみたらいいんじゃないの。
ギャグだよーギャグだってば
ぷよぷよにほとんど触れていないので割愛。
やった方がいいこと
・受験
やらない方がいいこと
・ぷよぷよ
・SNS全部
・周りに合わせること
・人に優しくしないこと
解説:
受験踏ん張らないだけで色々と狂う(一敗)
大学は(できれば県外の)ぷよぷよサークルがある大学、もしくはその付近の大学から選ぶと良いが、ぷよぷよ自体は正直やってる場合じゃない。自分はいわゆるF欄大学とそれなりの大学に属したが、結局学歴は就活にも効いてくる。
(この例えは誰も分からないかもしれないが)いい大学に入ることは競艇で1コースを取るようなもので、スタート前から高い勝率(60%弱)でレースを進めることができる。
2つの大学の就職先差に驚く人
また、田舎の生まれの場合頑張り自体を認めず足を引っ張る人間も周りに多くいるだろうが、いつでも村八分にでもしてこいやの精神であまり周囲の意見に振り回されずに自分を持ってほしい。ただ、あまりに受験以外のすべてを捨てると親は泣くし友達も失くすし場合によっては大学どころでもなくなるため、ある程度の我慢はして合理的に人に優しく・・・しようね!
ムチャしたときの代償は重い
やった方がいいこと
・ぷよぷよサークルに入る
・ぷよぷよの実力問わず、なにかオフ会に参加してみる
・バイト(飲食)
・自分と違う意見を受け止めてみる
やらない方がいいこと
・なし
解説:
なぜかぷよサーのある大学の偏差値は高め(2013年調べ)なので、賢い人たちに良くも悪くも刺激をもらうことができる。
良くも悪くも刺激をもらっている人
他大や外部であっても代表者にXかメールで問い合わせてみると、意外と快く受け入れてくれることもある(メールは見ていないことが多いので、SNS経由が良い)。実際自分もぷよぷよサークルを運営していたが、人が少なかったため外部の人が来てくれた時には小躍りしたものだ。※年齢など節度を持って参加検討してください。
オフ会は年齢も経歴も関係がなく色々な人が集まるし、よっぽど常識がないとかでなければどんな人でもウェルカムな会が多い(実力で邪見にされた人も見たことがない)。オタクに不足しがちなコミュ力も鍛えられる(本当か?)し、コミュニティごとに特色も違うためそれを知る意味でも色々参加してみることをおススメする。
バイトについては当時自分は生活費のために泣く泣く始めたものだが、飲食への適正の無さとオタクではない人間との接し方を知るにはいい機会だった。
おそらく、このあたりの年齢を区切りに今まで自分がいたコミュニティとは違う世界に飛び込む人も多いはずだ。そこで言われた何気ない一言に腹を立てたり拒絶したくなることもあるが、外国に来たんだくらいの気持ちで文化の違いとして楽しんだり、一度受け止めてみることをおススメする。
その結果どうしても分かり合えない相手もいる
一方、やり直しが効く年齢なので逆にやらない方がいいことは少ないように思う。自分の場合、自大の勉学と仮面浪人と部活とサークルをすべてこなそうとして結局全部がハチャメチャになってしまったので、それはおススメしない。
自由にも責任が伴う
やった方がいいこと
・ぷよぷよの大会を運営してみる
・[ロンダルート]高学歴のぷよらーから使っている参考書、院試過去問を譲ってもらって、自分と自分の大学講義のレベルの低さを知る
・[ロンダルート]正しい勉強をたくさんする
やらない方がいいこと
・敵を作る
・人間関係に期待しない
解説:
そろそろこの狭い”界隈”で何か主体的に動いてみても良い頃合いだろう。中でもぷよぷよ大会の運営、もしくはその手伝いはおススメである。好きなゲームの界隈を盛り上げながら、プレゼンスも上げられ、人にも感謝され、運営側の大変さも学べ、友達もでき、そしてなんと学チカにもなる。何だこのコスパ最強ムーブは・・・。
なにかを全力でやり切ることが大切
一方、オタクは自他の境界線があいまいがち:
https://www.adhd-coach.org/adhd(もしくはとんでもない壁を持っているもの)なので、狭い界隈で”あたりまえ”とされている常識はここらで今一度疑った方が良い。
また、オタクは非常に攻撃的(トキシック)な生き物であることがMITの研究でも知られている。そのためそこも意識しながら活動した方が良い。自分は現在ぷよぷよ界隈からある程度離れてしまったため、今もそんなことが起きているかどうか分からないのだが、どこの界隈にもバケモノは存在していて、そのバケモノをおもちゃにしてやろうというオタクたちもまた存在する。オタクたちは裏垢・ライングループなどで日夜情報を渡し合っており、自分もその当時は「このバケモノやばすぎww」とはしゃいでいたものだ。
怖い人
が、度が過ぎると人を傷つけ、敵も増え、もはやオタクではなく鬼になってしまう。自分はこの辺りのタイミングで人間関係の持ち方を諫めてくれる人が近くにいたので今少し生きやすくなっているように思う。(一勝)
更に自分は友人から道徳の教科書を誕生日プレゼントで貰っていたから何とか善良なオタクの形を留めることができていたのかもしれない。多少バケモノの悪口で盛り上がるのも仕方がないことではあると思うが、節度ある最悪ムーブを心がけよう!
我が家の道徳の教科書
それと、オタクは人間関係に期待していない人も多い。例えばオフに来る大人のことを内心見下していたり、ゲームのために来てるのであってむしろ人間関係は作るべきじゃないと思っていたり・・・。しかし結局は色々と地続きなので、その考えはもったいないと思う。もし上記に当てはまる人がいるとして少しは人間関係に期待してみたらもっと楽しく生きられるのではなかろうか。
世界は一つ 世界は丸い
あ、学歴ロンダする人は早めに目標とする大学のシラバス/そこらへんにいくらでも転がっている高学歴ぷよらーから情報を仕入れて、正しい勉強をたくさん行いましょう。あと中高の体育貯金も底を付きかけていませんか?運動もたくさんしましょう。
頑張るか 超頑張るかの2択で考えて下さい。
正しい努力をできていなかった人
書き疲れたし自分の過去ツイを掘り返すのにも精神的な負荷がデカすぎるため、筆を置く。正直このあたりからぷよぷよやってないし・・・。ここらへんで自分の場合、大会やオフに行くことの主目的がたまの友人たちに会うことにシフトしていたと思う。そして現在ぷよぷよきっかけの友人とは特に意味のないゲームで遊んだり、旅行に行ったり、果ては転職先まで紹介してもらって年収も〇割上がっちゃったりして、「俺の人生、どこまで楽しくなっちゃうんだ・・・!?」状態を作り出している。年齢なども関係なくいろんな人と交流できるぷよぷよに感謝するばかりである。
――結局のところ、人生ロンダリングで洗濯できたのは自身の価値観だけのように思う。ロンダリングの過程で得られた結果や縁は過去の結果や繋がりを否定するものでもないし、ただそこには反省を糧に生きた自分がいるだけだ。
子供の時分から「トウキョウ」というものは、非常に恐ろしい場所だと思っていた。周りの大人は「トウキョウ」(特に東京に出て行った人その個人)のことを酷く罵るし、「トウキョウの空気は危ない。雨に打たれると、酸性雨で禿げてしまう!」と祖母は言っていた。私もそう本気で信じていた。
察しはつくだろうが私の愛する故郷は大変な田舎である、勉強どころか読書するだけでもいじられ、光回線も通っておらず、女は大学に行ってはならないとのたまう人がいて、市内の人間からは○△×□▽出身と揶揄される。過疎化は深刻で、同級生が3人の学年もある…そんなところであった。だからといってそこで生まれた人間はソレに疑問を抱かない。私も例に漏れず、多少の閉塞感と退廃を感じながらも楽しく暮らしていた。友人たちに聞いてみると大学に行く子も少ないらしい。であれば自分も高校を出てすぐに本屋辺りで働こうか、それとも専門学校にいって保育士になろうか…
そんな折、初めて、しかも東京開催のオフ会に誘われた。当時高校2年生だった私は1人で電車に乗ったこともなかったのだが、何としてもその人たちに会ってみたかった。当然のように両親には反対されたが家出する勢いの私に堪らず折れて「行先と時間、相手の連絡先だけは教えてくれ」と至極当然な要求だけを行い、沙汰を下した。
あくる日の塾帰り、真っ白な切符を握りしめて1両しかない電車車両に駆け込んだ。夜行バスが待つ市内までの一時間、東京までの十二時間は私に始終慌ただしい感情を与えていた。東京に入るや否や私はなるべく息を浅く保った(肺が汚れてしまう!)が、早朝の新宿西口はそんな意識をせずとも酷いニオイが立ち込めており呼吸が浅くなる。「とんでもない場所に来てしまった」と少し後悔した。
早朝から行く当てもなかったがすぐに見知ったチェーン店の看板を見つけて安堵して、外の匂いよりも幾分かましな油臭い店内で数時間を過ごした。どの駅での開催だったか、――記憶は定かではないが、そのあとなんとかオフ会の会場にも辿り着くことができた。当時年齢などは隠していたのだが明らかに参加者の中では私が一番若く、学生服まで着ていたためとても浮いて見えた。そのため年齢ももはや隠す意味もなく話の流れで就職と進学で迷っていることを伝えると、みな口々に大学進学を進めてくる。私はその人たちが大好きだったから、
―――大学もいいかもな―――
と簡単に進学を心に決めていた。そして2時間ちょっとのオフ会はあっという間で、0泊3日の弾丸旅行はあっという間に終わりを告げた。東京の大学に進学するのはどうだろう、帰りのバスではそんな空想にふけるのであった。
翌年、高校3年の2月。センター試験で燃え尽きた私は「大学に入ったら何を趣味としよう」と現実から逃避しており、その趣味候補の1つがぷよぷよであった。そして「ドリームチームを邪魔するオフ」という伝説的な生放送を見て、いたく興奮、感動してしまった。「ぷよぷよを始めよう。ぷよサーに入ったらきっと楽しい。そうだ、大学もそうやって選ぼう」――私はその一か月後に第1~第4希望の大学に全落ちした。自暴自棄で頭がどうにかなりそうだったが、何とか滑り止まった2つの大学からぷよぷよサークルが近くにあるという一点で進学先を決定した。陰鬱を加えてゆく私の生活が、ここから遠く離れた場所で始まるのである。
感動しました。
京都大学ぷよぷよサークルふぁいやーはロンダリングにおすすめです。
京都大学の学生でなくても参加・入会可能ですので、気になる方はふぁいやー公式Xか、Ryo-piηまでご連絡いただければ幸いです。