こんにちは
以前からカギ積みTAについて何かしらの記事を出したいと考えていましたが、綺麗な文章を書かねば……と考えてるうちになかなか記事の完成に至りませんでしたので、粗い文章かもしれませんが、私なりのカギ積みTAについて解説、紹介します。
・基本的にはS字構築を目指しましょう
カギ積みは縦の連結が多いので、連鎖尾を組むと干渉しやすくなります。絶対ダメ❗️ではありませんが、あまり相性が良くないのと、安定しづらいかな、くらいのイメージです。
・純正カギを組む
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↑この形のこと。下から数えて2・1・1カギとも呼びます。
理由は簡単で、暴発しづらいからです。他のカギを見てみると
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「この辺」に暴発ポイントがありますね。211カギは上部に対しての露出が少ないため、暴発ポイントが少ないというわけです。
これも「絶対ダメ‼️」というわけではありません。上部で回避するように意識すればいいわけですが、土台の時点でそのリスクを減らすことができる、ということです。
これを意図的に露出させれば、実戦寄りになるのかなと思います。
・第二折りの段差を覚える
カギ積みは綺麗に組めれば、段差数が同じになります。
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わかりますでしょうか。形は違いますが、全て4連結なので、6列目の上にある青はどちらも同じ形です。ある程度基本形が組めていれば、段差は固定されます。
この知識があれば、合体もある程度スムーズにいくのかなと思います。豆知識ですが、折り返し以降はなるべく合体側(第二折り側)の着手を優先した方がいいです。ツモの制約や手数が多い部分は優先してツモを置いて、多少テキトーでも許される部分は後回しがセオリーです。
土台の形が違っても、連結数が同じであれば、折り返し以降は同ある程度じ形にすることができます。
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6列目の連結数が変わっても、実質的には変わらない
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こんな感じで、段差が変わっても基本形の段差を覚えていると、どこの部分の連結を増やせば綺麗な形になるかを感覚的に処理することができます。
・基本形から+1連鎖する
これは上の「第二折りの段差を覚える」と連動している話です。
例えば
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こんな形があったとして、ここからコスパの良い+1連鎖をするにはどうすれば良いと思いますか。正解は色々あると思いますが
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私はコレを推奨したいです。基本形を抑えた上で+1連鎖する、というイメージです。
折り返し側も
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こんな感じの形があったすれば、この形を組む過程で
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ここを経由してからツモを吟味して
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こうしてみるなど、自分の中で「基本形」のパターンを持っておいて、それを変形させます。
これは毎回はやらなくても良いです。しなくても
そのまま組み進めても、ある程度の連鎖数にはなります。ですが、この+1連鎖を上手く使えば
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2回分の+1連鎖を仕込んだので、17連鎖になりました。ハチイチ発火ではない17連鎖は、かなり質が良いと言えると思います。
実は
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この基本形、デッドスペースがかなり多いです。折り返し側はかなり顕著に見えます。なので、「余裕があれば」+1連鎖をすることによって、このデッドスペースを有効活用しよう、というわけです。
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+1連鎖を2回すれば、デッドスペースがかなり少なくなります。
第二折り返し以降の1、6列目はデッドスペースになりやすく、連鎖数に影響しづらいです。
こんなことをしなくても、そのまま伸ばせば15連鎖くらいは打てますし、デッドスペースがなくなることによって、ツモを捨てる猶予も減ることになるので、発火率は下がります。
その分最大値は上昇しています。トレードオフの関係にありますが、1連鎖だけでも出すことができれば結構大きな効果があるように感じています。
コツは以上になります。勿論これだけではありませんが、「基本形を覚えて変形させる」というのが私の大まかな手法になります。何かの参考になれば嬉しく思います。
真島クン!