から脱退します。
よろしいですか？
「上手くなりたい」「強くなりたい」
誰しも一度は思った事があると思います
では上達するためにはどうしたら良いか？
自身の経験を踏まえ、考察していきたいと思います
※自分はプロでも脳科学者でもないので素人の戯言としてご覧下さい
上達の基本は反復練習して頭と体に叩き込む事です
「量」と「質」、どちらも上達に欠かせない要素ですが、
上達の道筋は人それぞれだと思います
・ひたすらやり込む
・動画で他者のプレーを見る
・とこぷよで腕を磨く
・上級者と戦う etc
自分に合った練習法を選択するのも大事ですね
「一万時間の法則」というのはご存知でしょうか？
これはマルコム・グラッドウェルの著書によって広く認知されるようになった言葉で、
「特定の分野で一流の専門家になるためには、約1万時間の練習や努力が必要である」という考え方です
1万時間を日数に換算してみます
1日あたりの練習時間を以下とすると
2時間・・・5000日、約13年半
3時間・・・3333日、約9年
4時間・・・2500日、約7年
5時間・・・2000日、約5年半
6時間・・・1666日、約4年半
7時間・・・1428日、約4年
8時間・・・1250日、約3年半
9時間・・・1111日、約3年
10時間・・・1000日、約3年弱
こうしてみると途方もない時間のように思えます
ご存知の方が多いと思いますがSwitchはマイページでプレイ時間と日数の確認が出来ます
自分は音ゲーもプレイします(正確に言うとプレイしてました)
中でも特にDrummaniaという音ゲーが好きで18年ぐらいプレイしており、費やした金額はおそらく25万円(2500クレジット、10000曲以上、250時間程度)は軽く超えていて家庭用もやってましたが中級者止まりです
それは苦手譜面を克服せず、目的意識も無く好きな曲を好きなようにプレイしているからです
なので音ゲーに関してはプレイ時間は全く足りてませんが「1万時間の法則」は当てはまらなさそうと感じています
これ以上、上達するビジョンが見えないので頭を切り替えてエンジョイ勢として楽しんでます
話を戻します
自分は20歳頃からぷよぷよを始めたのですが、過去作のプレイ時間や動画を見て学習する時間も含めると現在までに相当な時間を費やして来ています
それこそ1万時間どころの騒ぎではありません
ぷよぷよで「これは練習した」と明確に記憶があるのはGTRとペルシャの手順です(なんでペルシャ？)
他は対戦動画を見たりオンライン対戦をしてるうちに自然と身につきました
ご飯食べてる時も風呂入ってる時も動画見るぐらいにはぷよぷよ好きでした
ですが、それは必ずしも上手くなりたい一心だけではなく「好きで続けていたらいつの間にかこうなっただけ」に過ぎません
上達する上で「モチベーション」が大事な要素と考えています
ここまで続けて来られた、モチベーションが保てているのは「楽しい」という気持ちがあるからです
過去に「モチベーションの保ち方」というテーマで記事を書いているのでよろしければご覧ください
https://puyo-camp.jp/posts/186101
必ずしも長くプレイすれば良いというものでもなく、要点を掴むのが上手なプレーヤーは短期間でも上達するでしょう
実際、低年齢でもeスポーツのプレーヤーとして頭角を表している選手はたくさんいます
自分より後に始めて強いプレーヤーも数知れず
(うらやましい)
君らが生まれる前や赤ちゃんの頃からぷよぷよやってるんだがなんでそんな強いの？
音ゲー用語に「呪われる」という言葉があります
これは同じ譜面をプレイし続ける事により悪い癖がついてしまい、抜け出せない状態の事を指します
ぷよぷよでも「突然連鎖が組めなくなる」「今まで出来ていた事が出来なくなる」と言った経験をした事がある人は多いのではないでしょうか？
疲れや不調を感じた時は休息を取るのも大事です
下がったレートを取り戻そうとして更に下がるあの現象です
別の事でリフレッシュするのも良いですね
自身の音ゲーがそうであるように、長く続けたからと言って必ずしも上手くなるという訳ではありません
目標を立て、時間を掛ける事により少しずつでも成長は感じられると思います
ですが人間、限界もあります
どれだけ頑張っても越えられない壁というものは存在します
目標を立てる→達成を繰り返し、自分の限界を見極める事も重要と考えます
高すぎる目標はモチベーションを削ぐ結果につながるかも知れません
目標を達成した事により燃え尽き症候群になる恐れもあります
そして若手プレーヤーにはまだ無縁でしょうが加齢による脳の衰えも無視できません
自分は今38歳なのですが33〜34歳頃から記憶力の低下を自覚するようになりました
脳を使うゲームなので致命的です
技術的に成長してる部分もあると思いますが、若い頃に出来ていた捌き方、積み方を忘れている部分もあります
歳をとると今まで出来ていた事が出来なくなるのです
とはいえ年齢の割にはわりとやれてるかなーと思ってはいます
(Switchを買った2019年夏、31才から本腰入れるようになりました)
6才の息子の話になりますがポケポケでカードを見せると「これ僕が引いたやつ」「これはパパが引いたやつ」とちゃんと覚えており、ベイブレードを見せれば瞬時に名称を言えます
羨ましい記憶力です
とあるサイトから引用した文です↓
マサチューセッツ工科大学 認知科学研究者のジョシュア・ハーツホーンらの研究によると、
<年齢による脳のピーク>
18歳前後：総合的な情報処理能力と記憶力
22歳：名前を記憶する能力
32歳前後：顔認識能力
43歳前後：集中力
48歳：感情認知能力
50歳前後：新しい情報を学び、理解する能力
67歳前後：語彙力
記憶力のピークは一律ではありませんが、情報処理や短期記憶といった能力はおおよそ18歳前後にピークを迎えるとされています。とはいえ、年齢を重ねること＝記憶力が必ず落ちる、というわけではありません。
実際には、加齢によって脳の一部機能は緩やかに低下していく一方で、語彙力や知識といった「意味記憶」は中高年以降も伸び続けるという研究もあります。
つまり、記憶力は年齢によって一部は衰えても、正しい対策をすれば十分に維持・強化が可能なのです。
引用ここまで
年齢を重ねると新しい事を覚えるのが段々難しくなってくるので若いうちから始めた方が有利なのは間違いないと思います
〜まとめ〜
「ローマは1日にしてならず」
「千里の道も一歩から」
と言ったことわざがあるように、ぷよぷよで強くなるために近道らしい近道はありません
強豪と呼ばれるプレーヤーは皆、時間をかけて努力をしてきています
昨今のゲームでは課金やチートによって容易に強くなれる事もありますがぷよぷよにはそういった要素はありません
「目的意識を持って地道に練習を積み重ねる」事が上達への近道かなと思います
同じ事でもすぐ出来るようになる人、覚えられるまでに時間がかかる人、全く出来ない人、様々です
時間が掛かろうが覚えてしまえば早く覚えた人と同じ土俵に立てるのです
焦る必要はありません
「やれんものはやれん！」と割り切る事も時には必要でしょう
思うように行かずにイライラする事もあるでしょうがその状況さえ楽しみましょう
ぷよぷよは楽しいものです
作成日時：2025/12/02 05:30
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