こんとけ(流行ってない挨拶)、どうもとまとけです。
第3回おいうリーグ、選手としても初めてエントリー(B1)しましたがありがたいことに公式チャンネルでA級の解説もさせて頂きました。
今回は、おいうリーグ解説や、オフ大会(飛車ぷよやe-verseなど)でも実況させていただいた経験を元に、実況解説のやり方や、私が意識していること等色々書いていこうと思います。
これから実況をしたい!という方も、そんな予定ない!という方も、観戦をより楽しめるようにまとめますのでぜひ読んでいってください!
(自分の思う観戦配信の技術的な部分に関しては文字数とんでもなりそうなので今回はサラッとにして反応が良ければまた別で記事か動画にします!)
0.ぷよぷよ解説?実況?
みなさんはぷよぷよ観戦配信者のことをどう呼びますか?おいうリーグ公式チャンネルでは配信者が「解説」として配信タイトルに記載があります。
先に結論を言うと、ぷよぷよ(というかオンラインゲーム)を観戦配信する際、配信者は「実況」であり、「解説」であり、「観客」でもあると私は思っています。ここのバランス感覚で実況者の「らしさ」が生まれると自分は考えています。
1.解説って何?
シンプルに言うと、解説は試合をより奥深く楽しむためのものだと思います。スポーツ中継の解説と同じですね。映像から見てとれる情報ではない所で、「何でこうなったのか」「これからどうなるのか(どうすればいいのか)」「何が凄かったのか」を補足していくのが解説だと思います。
ぷよぷよの試合は実況も99%プレイヤーなので選手の気持ちが痛いほど分かります(S級とかはもう何考えてるか私には分かんないけど)。
ただ伸ばしすぎて負けただけ、ただ中盤が刺さっただけでも「相手の連鎖のここが飛んでいるのが見えずらいから伸ばす判断をした」とか「本線発火に形を切り替えた瞬間に2ダブを打ったのが強かった」等、プレイヤーの考えや良かったところを深堀りすることができます。
その上おいうリーグなど長期戦になるとそれが試合全体の流れにも繋がります。前半戦ではほとんど無かったのに後半戦では中盤を単発から入る試合が極端に増えるとか、刺さってた2ダブが刺さらなくなったとか、選手本人が意識してるかに関わらず長期戦だからこその戦い方の変化、本数の取り方の変化に目をつけると楽しい解説になりそうですね。
このあたりは実況している方本人のプレイスキルもかなり出る部分なので、上位のプレイヤーの解説ほど聴いて「なるほど、、、」となる、深みのあるお話が聞けます。(言ってることよく分かんないけどこの人が言うならそうなんやろな)みたいな雰囲気があるだけでも正直解説としては成立していると思います。いい解説をするにはうまくなろうな。
やり方のポイントとしては
・ネガティブな要素で終わらない
・両プレイヤーに触れてこの先どうなるかの期待感を煽る
あたりが大切だと思います。ぷよぷよは1対1なので絶対に勝ち負け両方存在します。プロスポーツ見たくホームアウェーがあるわけじゃないのでここで話す量が偏るとあまり良くないかなと思っています(サンテレビの阪神戦とかみたなのはダメ)。
例えをひとつ上げると、連取されているプレイヤーが好プレーで1本取り返した時に「このプレーは流れ乗れそう」と言うのか「すごいプレーでしたがここまでの好プレーをしないと本数を取らせない2Pが鉄壁ですね、1Pとしては乗っていきたいところ」と言うのかで結構印象が違うと思います。見てる側からしても1P2P両方に触れているためどちらを応援していてもノイズにならないと思いますし、どちらの盤面にもフォーカスしやすい解説になると思います。(速攻タイプでない限り試合決まって次の試合の中盤までは意外と時間あるので分量的にもいい感じになります)
2.実況って何?
次に実況についてです。こちらもスポーツ中継同様、「何が起こっているかを分かりやすく伝える」ことが基本かなと思います。
ここは解説と後述の観客とのバランスですが、私自身は(感覚的に)解説3、実況6、観客1くらいの意識配分で実況しているのでもう少し踏み込んで「ぷよぷよのガチ対戦を見たことない人にこの試合を紹介できるようにする」ことを大きな目標にして実況してます。それくらい何が起こってるか分かりやすく伝えたいよってことです。
わかりやすく伝えるって何?という話になりますが、ここで大切なのは
・ネタバレをしない
・試合を見る上で必要な情報を選ぶ
ことだと思います。この2つは結構連動しているんですが、1つずつ説明します
・ネタバレをしない
これは「今」起こっていることにフォーカスすると臨場感が出るのでとても大切な要素です。
連鎖を打った時に(あ〜多分返るこれ)と思っても返ります!とすぐ言うのは良い実況とは言えないと個人的には思います(し、十分に見えていないと間違えることもある)。「しっかりと本線打ち切ることに成功している、さぁ返せるでしょうか」と連鎖が進むのと同時に期待感を煽ることが実況の役割だと思います。
野球でホームランを打ったシーンを想像して欲しいのですが、実況はもしホームランだとわかっても(打者確信のえげつないホームランでもない限りは)「打ちました!どうだ!レフトセンター追いかけるが〜〜入ったー!!」みたいな感じで実況しませんか?これ全部瞬間瞬間で起こっていることを言っているだけなのですが、見ている側も引き込まれますよね、これが実況において大切なことだと思います。
・試合を見る上で必要な情報を選ぶ
今の野球の例をもう少し引っ張って話しますが、
「打ちました!どうだ!レフトセンター追いかけるが〜〜入ったー!!」
をぷよの試合に置き換えるとどうなるでしょうか、私は
「連鎖発火しました!どうだ!最後赤黄色まで入れている!返しました!」
だと思います。見えている情報で連鎖が返るという結果まで話をつなぐことがポイントです。
ここで私が1つ意識して言っていない情報があるのですが分かりますか?そうです!連鎖数です!私は本線の連鎖数を連鎖が終わる先に言う必要は基本的にないと思います、野球の例えで言うと、連鎖数って打球の飛距離みたいなものだと思います。
飛距離に関わらず、大切なのは
ホームランかどうかですよね?それと同じで、連鎖数って基本的に
実況には必要な情報ではない情報だと思います。9連鎖だろうと7トリだろうと、大事なのは
返るかどうかなので実況としてはそこにフォーカスするべきです。
ホームランも130mとか飛ばしたら実況も「どこまで飛んでいく!すごいホームランだ!」ってなりますよね。それと同じで連鎖も15,16とかがでて初めて「すごい連鎖だ!」って言及するくらいの感覚が良いのかなと思っています。
連鎖数を言わない代わりに、逆に言うように意識しているのは連鎖の
「色」です。

例えばこの連鎖、何連鎖かわかりますか?と言われると結構見切るまでに時間がかかると思います(15連鎖です)。
しかし。最後何色が消えますか?と聞かれたら「連鎖尾最後緑→紫までか」って連鎖数よりも時間がかからず見えると思います。
連鎖が消えていくのに合わせて「多重もしっかり組み切って最後緑紫までありますね」と今の情報をわかりやすく伝えられます。
そこに加えて「緑紫まで回収していますね」と言えば、連鎖尾1つずつでもダブルで消えても正しい情報を伝えることができます。
これを「10ダブ、あ、11連鎖でした」みたいに言ってしまうと、そもそも火力的にも大差ないため、言葉を選ばずに言えば
「どうでもいい情報でぐだってる」という、結構最悪な見え方になると思います。
(自分みたいなプレイヤーとしての実績が少ない場合特に)実況解説の中で見ている方から信頼を得る必要があるので、連鎖数言い間違えてグダるのはなるべく避けたいです。そういった部分でも、「連鎖数」を言わない、「色」で伝えるということは、よどみない実況をするうえで大切な要素だと思います。
(補足:解説は逆に起こることを先読みして言って深堀りするのが大切な部分でもあるので、ここは結構食い合います。あと中盤戦では連鎖数めちゃ大事なのでいいましょう)
3.観客って何?
※この章は個人の趣向がめちゃ入るので鼻ほじりながら読んでください
最後に観客の要素です。これはもう好き勝手リアクションをするという意味合いです。「すご!!」って賞賛することもあれば「今のはさすがにひどいっすね」って言うのもアリ。
絶叫するも冷笑するも自由です。
1観客として試合を楽しむ姿勢が少し出ると観戦配信により没入感がうまれると思います。
あと観客、という言葉とすこしズレがありますが、実況者が独特な例えをしてみたり、ウケやコメントを狙って言葉を選ぶ、みたいな部分も観客としての役割にあると思います。(私がやると99%さぶくなりそうなのでコメントを拾う以外は変な言葉遣いはしないように心がけています、コメントを拾うのも、試合を集中してみていてコメント見てない人が違和感なく聴けるような話し方をするようにしています。)
ただ、あくまで主役は選手だという意識は持った方がいいかなと思います(解説者がめっちゃ数字持ってるとかじゃない限り)ので、ここら辺はさぶいかどうかにかかわらずノイズになりやすい要素かな、とは思います。
「試合がMAXまでに盛り上がってきた時に、実況という役割を忘れて熱狂する」が1番良い塩梅だと思います。ここに独特のワードセンスが乗っかってくる人(Tomさんとかfronさんとか)の実況は唯一無二感があっていいですよね。
さいごに.配信者も込みでみんなで楽しく観戦しよう
先ほども書いたように、私自身は(感覚的に)解説3、実況6、観客1くらいの意識配分で、ぷよガチ対戦を初めて見るとかプレイヤーじゃない人でも楽しめるように、という意識でやっています。ただもちろん試合によって、「実はここがキーポイントだった」ってオタクトーク解説したくなったり、叫んで語彙力なくなるほどテンション上がったりさまざまです。
(試合前は選手並にめっちゃ緊張もしますが)試合を楽しんで、30先が気づいたら終わっています。
観戦配信者は同接やコメント等、しっかり見ていますのでぜひリアルタイムで見ていただけると一番前で見ている配信者もノリノリで話すことができます。個人チャンネルでもそうですが、ぜひたくさんぷよ対戦を見て、試合を盛り上げましょう!!!
おつとけ(流行ってない挨拶)でした。おいう振り返り動画も今度とります!