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初級者でも不定形土台を楽しみたい!

by
toypero
toypero
 「ぷよぷよは自己表現の場だからね」
 確かALFさんの言葉だったと記憶しています。

 初めまして!初級者ぷよらーのtoyperoと申します。「立派な不定形使いになるんだ!」そう言い放ち大都市GTRシティを飛び出して早3ヶ月、霞を主食とし石を枕にしながらぷよ界の片隅で夜な夜なヘッポコ土台を組んでいます。ぷよクロやぷよスポのレート戦で変な土台を組むクソ雑魚初級者とマッチングしたら、それは僕かもしれません。


 タイトルにある通り不定形土台について書いてゆこうと思います。僕なりのぷよの楽しみ方をお伝えして、初級者仲間の皆さんに不定形に興味を持ってもらうことがこの記事の目的です。戦術や上達法については書きません。それを書けるほどの実力も経験もありませんので。
 あくまで「勝つための不定形土台」ではなく「楽しむための不定形土台」について書いてゆきます。


・不定形土台の定義
 定義は諸説あります。「GTRは定形土台だ!」「いや不定形だろ!」「不定形なんて定形の組み合わせだろ?」などなど議論が沸きそうです。この記事では「知られた形にとらわれずに自由に組んだ土台」のことを不定形土台としましょう。もっと細かく定義しても良いんですが、そうすると膨大な文字数になって記事の目的がぼやけてしまいそうなので、ザックリと定義しました。自由に組んだらたまたま階段になったんですけどこれは不定形ですか?というツッコミはご容赦ください。「弥生手順で組んだ土台は全て弥生」の理論で逃げ切ります。
 なお「不定形」ではなく「不定形土台」と言っているのは、今回言及するのは土台部分だけだからです。


・不定形土台を始めたきっかけ
 もともとは後折(+ツモに応じた折り返し)、先折GTR、fron積み、だぁ積みなどをメインに組んでいました。でも、困ったことに柔軟に組めない!気付いたら土台がぐちゃぐちゃになっている!どうすれば柔軟に組めるようになるかを考えた結果、普通の人なら上級者の形や手順を勉強するんだと思いますが・・・。僕の場合は、何をどう間違ったか「いっそ不定形を組んで柔軟にならざるを得ない状況に自分を追い込んじゃえ!」という発想に到りました。狂ってますね。
 (上級者のきれいな形の勉強もこっそりやっています。えとらさんの「momokenインストール編」の記事、具体的な上達法が分かりやすく示されていて、素晴らしい記事だと思っています)


・実演してみます
 それでは本題です!シミュレータのとこぷよモードで実演しながら、僕なりの不定形土台の楽しみ方をご紹介します。
 組み方はxyさんのブロマガを参考にしています。「ぷよぷよ 不定形」で検索すればすぐに見つかります。具体的には、最初の数手をテキトーに置いてから、できるだけ全回収を目指して組むというやり方です。もちろん完全にテキトーにやってしまうと土台として成り立たなくなってしまうので、テキトーさにもさじ加減が必要です。このさじ加減が難しいんですけどね。

 ↓さて、5手ほどテキトーに置いたらこんな形になりました。
 


 ↓まだ土台の形がはっきりしないので、もうちょっとぷよをテキトーに置いてみましょう。
 


 だんだん土台っぽくなってきましたね!この時点では右折も左折も行けそうです。隙の少なさや伸ばしやすさを考えれば右折にするべきなんですけど、りべさんのブログで紹介されていたTema積みの形なんですよね。なんとなく名前の付いた形を避けたい気分なので、無理やり左折にしてみます。こうして土台の完成が遅れて潰しが直撃する。
 ↑結局このような汚い土台になりました。左の緑発火で、青の同色連鎖になってから赤の雪崩、そして黄色、緑の順に消えます。中二心をくすぐるような消え方でテンション上がりません?僕はめっちゃテンション上がります!キモは青の同色連鎖ですね。こういうちょっとした鶴亀に慣れれば扱える土台のバリエーションが増えます。
 一応、右の黄色からも発火できます・・・むしろ普通はそっちを正規ルートに選ぶような気もします。連鎖尾や多重入れやすいですし。


 ↓実際に伸ばした図はこんな感じです。伸ばし下手がバレバレなので恥ずかしい・・・ハチイチを黄3緑4で置けば14連鎖9万7千点あります。12段目を使っていないですし無駄な連結・無駄なスペースも多いので、上手い人がやればもっと伸ばせるでしょうね。


・不定形土台の魅力
 こんな感じで、感性に任せて自由に組むのが不定形の醍醐味です。連鎖が狙い通りに消えてくれたときの爽快感は格別です!「ああ!ちゃんと消えてくれてありがとう!」という感じです。
 不定形の楽しさって、初心者の頃に2連鎖を覚えたときの楽しさに似ていると思うんです。あ、こういうつなげ方があるんだ!という発見。ぷよぷよの本質的な楽しさに通じるものがあると思うんですよね。この楽しさを少しでも誰かと共有したい!


 不定形土台のもう一つの魅力は、色んな土台を楽しめることです!最初の数手をテキトーに置くので、毎回全然違う土台になります。1戦ごとに、今回はどんな形になるのかなーとワクワクしながらやってます。毎回GTRを組むことに飽きている方は、一度は不定形の沼にお越しやす!


・発想力を鍛えましょう
 不定形土台に興味はあるものの、どうやれば良いか分からないという方は、シミュレータのとこぷよモードで思い思いの連鎖を組んでみましょう!ゆっくりと考えれば普段見えない連鎖も見えて来ます。実戦じゃ到底使えないような机上の空論でも構わないんです。自由な発想を育てることが大事です。培った発想力は、そのうち実戦に取り入れられるようになるはずです。色々な発想を持っておけば、定形土台を使うときにも役立ちます。定形だって、土台以外の部分は実質不定形ですからね。
 ある程度シミュレータで遊んだ後は、不定形土台で実戦に挑戦してみましょう。いきなりレート戦でやるのは敷居が高いと思いますので(僕はいきなりレート戦でやりましたが、慣れるまではかなりレート下がりました)、「クラブ」とか「きがるに対戦」でやることをオススメします。対人戦で不定形土台を組むのは本当に楽しいですよ!
 「クラブ」や「きがるに対戦」での対戦相手にお困りの方はTwitterで「ぷよぼ」とつぶやいてみましょう。1回目のツイートじゃ何も起こりませんが、2回目からはきっと素敵なことが起こりますよ。


・まとめ(まとまっていない)
 不定形土台を始めて3ヶ月。対戦相手のぷよらーさんから「右折だと思ったら左折だった」「連鎖がどこまでつながってるか分からなくて怖い」「色んな土台を組んでいて楽しいですね」というコメントをちらほら頂けるようになりました。ありがたいコメントです!(自称)不定形使い冥利に尽きます!
 まだまだ自分が楽しむだけの連鎖しか組めていませんが、対戦相手さんたちにも楽しんでもらえるようなヘンテコ土台ビルダーを目指して修行中です。
たまに本線2連鎖しかないのは内緒です。

 記事の最後に、僕が実戦で組んだ土台をいくつか貼っておきます。初級者丸出しの形で恥ずかしいですが・・・。
 

 ↑これは左折です。最下段の緑が消えてから、3段目の緑が消える同色連鎖です。緑1個と黄色2個をツモれば8連鎖を撃てます。
 

 ↑これも左折ですね。11連鎖を発火したところです。分かりづらいかもしれませんがペルシャになっています。
 

 ↑右折です。ミルフィーユ部分が階段の縦方向バージョンみたいな消え方をします。13連鎖あります。不定形のつもりで組み始めたんですけどくま積みになっちょむ。

・結語
 長々と書きました。僕はこうやってぷよを楽しんでいます。「ぷよぷよは自己表現の場」という言葉に乗っかり、ぷよで自己主張しまくっています。
 ぷよぷよには本当に多種多様な楽しみ方があります。今回はその一つとして不定形土台をご紹介しました。
 皆さんもご自身が楽しいと思えるようなぷよライフを送られることを願っています。


 「不定形土台楽しい!」と騒いでるだけの実の無い記事に、最後までお付き合い頂きありがとうございました!
更新日時:2019/02/02 17:53
(作成日時:2019/02/02 17:53)
カテゴリ
日記
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