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公式大会における「2本先取」ルールの功罪とその問題点の解決について

by
とうめい
とうめい
突然ですが、
皆さんはのじったという言葉を聞いたことはありますか?
その由来は、2010年のACぷよ通全国一位決定戦でのこと...          
とても熱い接戦ですね。そこに、Tomさんの実況が加わるとまさに”e-sports”と呼べるような素晴らしい試合になっていると感じます。
それはさておき、「のじる(野試る)」とはこの対戦(100本先取)での98-98時点でのTomさんの名実況「野試合と化した!」からきているものです。


では、なぜ「野試合と化す」という実況が生まれたのか?

ぷよぷよ通において、実力がある程度以上であれば、本数が少ないほど運要素が高まり、実力要素が低くなるのです。
それを解決するために昔から有志や個人による大規模な大会では、S級・A級と呼ばれるような実力の高いプレイヤー達によるリーグ戦などではほとんど100先や50先のよう
な長期戦による格付けが行われてきました。
これは、普段オンライン対戦でやっているような「2本先取」ルールでは、勝敗を実力とは関係のない部分が大きな割合を占めるためであるからです。先に紹介した試合でも、その時の互いの実力が拮抗しているからこそ、約200試合が終わった時点でもなお本数差がついていないので、「どちらが勝ってもおかしくないというような状態」であったからこそ、あの名実況は生まれたのです。


現状の公式大会

では、いまの「ぷよぷよカップ」や「ぷよぷよチャンピオンシップ」で採用されているルールはどうでしょうか。
大抵が「2本先取」や「2本先取×2セット」ですよね。これは普段やっているオンラインのレート戦と何が違うのでしょうか。
また、人から聞いた話なのですが、セガは『毎回同じ人が優勝することを快く思っていない』というような噂があります。
もちろん、大会の運営などでの問題もあるのでしょうが、私はセガが、「誰が一番強いかを決めるために実力を測ることはどうでもよく、大会が盛り上がればそれでいい」と考えているようにしか思えないのです。


「プロゲーマー」とは

野球やサッカー、囲碁や将棋にもプロがいるように、最近はプロゲーマーという職業が注目されています。では、「プロ」という言葉はどういう意味で使われているのでしょうか。この場合、プロとは”professional”が略されたものであるのでしょう。では、”professional”とはどういう意味なのでしょう。辞書には、「専門家、職業人、熟練者」というような意味があります。一般に「プロ」と呼ばれる人たちはその道で生計を立てている、と言っても良いでしょう。
そしてまた、ぷよぷよにもプロライセンスを獲得し、「プロゲーマー」と呼ばれている人たちがいます。ですが、そのライセンスはJESUから直接渡されるものであったり、「2本先取」の大会を優勝してもらえるものです。そして、彼らが賞金を得るためには、隔月ごとに開催される公式大会に参加しベスト4まで行かなければならなく、これで生活することはほとんど不可能といえるでしょう。こういうことからも、ぷよぷよにおける「プロ」とは、「ぷよぷよがとてつもなく上手である」ことが大前提でならなければいけないと私は思います。



しかし、現状の制度からいって、本当に実力のある人を評価することなどほとんど不可能であり、今の「プロ」とは名ばかりのものであると言わざるを得ません。今のままで「eスポーツ」なんて名乗っているのを見たら、本当に馬鹿馬鹿しく思います。ただの見世物にする気しかないなら、セガには今すぐにでもやめてほしいです。

ですが、解決する方法もあります。「ぷよぷよカップ」や「ぷよぷよチャンピオンシップ」を今の状態で開催するのをやめて、1年間かけてプロ全員で10先ないしは20先などの中期戦をコンスタントに続け、その勝敗数、得点数によって年間の順位を決める、というような方法で大会をできるならば、毎週誰かの対戦を配信することができ、視聴者も獲得することができると思います。また、プロの降格制度も真面目に考えてほしいです。プロ全体の意識の向上のためにも。
 
更新日時:2019/06/17 19:46
(作成日時:2019/06/17 19:46)
コメント( 2 )
とうめい
とうめい
2019年8月20日 10時47分

プロの方たちは一部を除いて日々上達しようと努力しています。プロ以外の人もそうです。そういう人たちが報われるように提案しています。

とうめい
とうめい
2019年8月20日 10時49分

幸い、飛車ちゅうプロ主催のプロリーグが開催されています。セガにもこの流れが伝わることを願います。

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