1983

【雑記】戒め:勝つために組め

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かめかにかえる
かめかにかえる
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とこぷよはうまくなってるのに対戦勝率がバカ低い。博打でしか勝てない。連戦で勝てない相手がミスったときだけしか明確な勝ち筋が生まれない。
速攻にイライラする。本線がないやつに大きくなりそうな本線をクソほどつぶされて布団を五千回蹴る。第二折りを組んだら十割負けるetc...

というのがわりと先日までのぷよぷよをやっているときの僕でした。
どこかで本線も組めないのに催促なんて……という記事があったのも記憶に残っています。

ここでぷよの形に対する知識、およびスピードはある程度同じくらいとして、お互いある程度の凝視ができるとして、せっせこ本線だけを組みまくる僕と本線を組まないで催促を作って僕が本線を埋めた瞬間に打ってくる人が100先をしたらどうなるでしょうか?
結果は見えています。精神を破壊された僕が大敗します。ついでにSwitchが健在かどうかがアヤシイ領域です。

清く正しくせっせこ本線を組む僕と、杜撰な積みの本線打たれたら負け確の催促バカの違いは何でしょうか?
それは「相手に勝つための行動をしているかどうか」です。


や、勝つために本線組んでるんですけど……となるのもごもっともですが、本線を埋めた瞬間狙い撃ちしてくる相手に対して勝ち筋がすごく薄いとわかっていても頭を埋めて本線を組み続ける理由はなんですか?

これを格闘ゲームに置き換えて表現すると、隙の大きい攻撃しか振らない僕が、反撃を取れないような小さい攻撃を当てられて体力を削りきられるというしごく単純な話です。合理的な行動をとっているのは相手で、僕は馬鹿の一つ覚えみたいにファルコンパンチをぶっぱしているだけなのに、なぜか僕は「卑怯だ! つまらない! 対戦相手のプレイングはカスだ!」と怒るわけです。
はい。勝つための行動を全くしていないのにそれを美徳だと思い込んでいる状態です。


ぷよぷよの対戦において、僕は大連鎖こそが花形だと思っています。圧倒的火力で相手をひき殺してみてる人をわくわくさせるような快感は文字だけでは表現しがたいです。でも大連鎖で勝つために僕がやったことはただの対戦とこぷよです。相手は知らない。本線を組む。です。そりゃあ勝てません。でも本線は美しい、すばらしい、かっこいい。催促速攻はアホ、カス、一生やっとけ、と思い込んでいるのでなかなか他のことを考えられません。


でもそれじゃだめです。勝てません。思いっきり蹴られる布団とさすがにそっとだけどぶん投げられるSwitchと何より僕の精神がかわいそうで仕方がありません。

勝つための行動を考えるべきです。もちろん負けないための行動でもいいです。相手が催促バカならこちらも催促バカを一回やってみるのです。一の矢で相手の催促を使わせてそれより大きい対応をガンかぶせしてやるのです。極端な話速攻をして相手を殺すのです。博打上等!勝てるなら何をしてもいいのです。

そう思ったらいろんな戦術を試したくなってきませんか? 
戦術はたぶんいっぱいあるのに本線だけなんてもったいなくないですか?

戦術をたくさん試してみていろいろな勝ち方を試行錯誤してみることは対戦ゲームの醍醐味の一つじゃないでしょうか?

そしてそれぞれの戦術に応じて積まなければならない形も必然的に今までより明確になるでしょう。つまり、パズルゲーム部分の上達も見込めます。
そして相手の行動が勝つための合理的な戦術なのだとわかれば今までよりも多少上手にストレスと付き合えるでしょう。

まさに徳が多いというか今まで損しかしていなかったんです。
今は生まれ変わったような気持ちで自分で作戦を考えて対戦を楽しんでいます。対戦を楽しみましょう。
作成日時:2019/08/23 14:55
カテゴリ
日記
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