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下おしっぱで組めといわれても

by
shokutama
shokutama
いや、そんなの無理だろ、という人向けです。

そもそも下押しっぱで組むためには必要な能力があり、まずその技術を得る。その結果が下押しっぱで組むということにつながっているのです。あくまで結果でしかありません。

ではそのために必要な技術について解説しましょう。


①常に3手先を見る

あん?なんだそりゃ未来予知か?と思われるかもしれませんが、これは俗に言う「ネクネクまで見る」という奴です。
ゲーム開始時「レディ・・・ゴー!」と出ている間に見える最初の二手を確認します。
そしてゲームが開始され次に見える3手目のぷよを見る。
そして2手目を積もったときに見える5手目を見ましょう。それを繰り返します。ぷよは適当にどっかおいとけばいいですが、トレーニングを兼ねるのならば、〇列目に立てる、寝せる、といった、連鎖はつくらない、ぷよを動かすという動作をしながら3手先を見ましょう。
まずはそこからね。


②見えている2手で構築形を決める

どういうことかを具体例をもって説明しましょう。

現在の積みぷよ状態はこうです。画像2列目の黄色が二つ重なっていますが、皆様の頭の中で1つ消去しておいてください。
よくみりゃぷよ数奇数だもんなこれ。

この状態で、赤の活かし方のパターンはそうおおくありません。
4,5列目にちぎりおく、5,6列目に寝せる、5列目に立てるの3つでしょう。
このうち最後の5列目に立てるという選択肢は次のツモが青ゾロで苦も無くできてしまった溝が埋まるから候補に挙がるのであって、それ以外の場合では悪手です。
この時私なら、5,6列目に寝せて、青を6列目に立てるという選択肢を取りますが、そこは人それぞれでいいでしょう。

ここで言いたいのはいい捌きや悪い捌きも含めた、すべての捌きに対して理由をもって説明できるようになろうということです。
例えば、上のパターンのツモを変えます。


青と赤を、緑と黄に変えました。この時、緑を3列目に立てておくのは何とも気持ちが悪いです。さらに黄色の処理が若干面倒になりますね。1列目におくと、本線発火したとき暴発しそうで嫌です。
ここで選択肢が生まれて

A:三列目に緑を置いて黄色で折り返す
B:緑と黄で折り返しを伸ばす
C:緑だけを折り返しにいれて黄は後ろに回す
となります。

Aのパターンは先ほどの記述通り3列目に緑を立てると悪形なので、1つは2列目にちぎっておいて黄色を折り返しに入れた時暴発するのを防ぐ目的で、さらにクッションで伸ばせるようにしたり(別に放置しててもかまいません)できるといいですね。

Bのパターンは今度は緑の暴発をケアしながら伸ばしていきましょう。
緑を1,2列目に寝せると暴発のリスクが跳ね上がるのがよくわかると思います。

Cのパターンは画像で示すと

この形から

こんな形を目指します。どのみち複雑な連鎖系になりますね。不慣れな方はこういった連鎖が難しくなってしまう選択肢は意図的に排除できるように頑張りましょう。また振り返りをするときにはどのタイミングで連鎖が難しくなって結果自分のキャパシティではさばけなくなったのかを見るといいと思います。
指標としてはきれいな形ほど単純につくりやすい、くらいの考えでOK。





③3手先から構築形を決める


なんかいきなりむずくなったような気がします。
具体例から行きましょう


このようなツモが来るとします。
ゲーム開始時には2手目までしか見えていません。1手目が降り始めるころ3手目黄色青が見えます。
もしここでGTRを組むものだとして
1,2手目は同じパターンだからGTR折り返し部分が作りやすいことに気づきましょう(②の段階ですね)
そして見えた3手目に赤がなく黄色が見えることから1、2手目の処理が決まります。


ではこの形から、3手目を・・・そうですね、5手目を見てからでもいいですし、これはGTRの完成への決め打ちでも問題ないでしょう、3列目においても問題ないです。
スピードをより求めるなら最初きめた形だったり、こういう時はこうするという自分の中の積み方に従うといいでしょう。
5手目を見るとスピードは落ちます、多少の思考が入るからです。例えば速攻が多めのプレイヤーを相手にしているときに折り返し後の発火点を高く保ちたいとき。5手目に赤緑がみえ、3手目の青黄を2列目にいれ、4手目の処理中に見える6手目をみて5列目の処理を決めます。

例えば6手目が黄、赤だったら、5手目を置く際に見えた7手目が黄色ゾロだったら。
1列目に5手目、緑赤を入れてしまうと発火点が埋まったままですし縦に長くしたいという目的から遠のいてしまいます。
そこで、赤を4列目緑を5列目にちぎり置き、6手目を1列目にいれ、7手目も1列目に立てます

逆に高くしておきたいという狙いがない時は安定した形を求めるべきでしょう。

ぷよぷよ対戦とはこの取捨選択の連続です。自分が積んだものに対して「なぜこのように積んだか」理由が持てるようにしましょう。そしてその理由を「本当にそのタイミングですべきことなのか」「その場しのぎにしかなっていない捌きではないか」疑ってみましょう。

悪い選択肢と言える根拠をいくつか書いてみるのでそれを参考に判断の基準を決めてください。

「現状で見えていないハチイチでしか受けられない形になってないか」(受け手が広いか)
「ハチイチでしか良型にならないのに来なかった場合、それをフォロー可能か」
「暴発のリスクはないか」
「形が自分のキャパシティを超える難易度にならないか」
「不自然に想定外の山や溝ができた形にならないか」
「崩しやすいか」(上級)
「伸ばしとして隙がないか」(上級)

他にあれば紹介してください。

具体的なやり方はこうですね。
上の画像でいうなら「2列目の緑と青で埋まっていて処理がむずかしくないか、伸ばしにくいのではないか」という疑問に対して
「黄ゾロがみえているのなら、緑か青のどちらかが消えれば2-2階段系になりどちらかをクッションに回すことができる。
黄赤は、土台を構築すればよい。
黄緑なら1列目に黄、2列目に緑と入れれば今度は1-3階段になる。
黄青なら1列目に立てておけば緑がどの色との組み合わせでも無駄なく処理できるので
この形は問題ないと判断できる」

みたいな感じですね。よくわからない人はシュミレータ―で実際に回してみるといいと思います。
誰かほかの美味い人に相談するときはこの判断基準があっているかどうかを聞いてみるといいでしょう。自分ではいけるとおもっていたらその人から見ればきつくね?ということもありますし、逆もまた然りです。

うまくなるという事は問題ないととれる行動の幅の広さと、判断の速さ、正確さが高い基準だという事だと思います。




②、③のトレーニングは、もちろんこんなきれいな形じゃなくてもOKです。練習台に階段や鍵の土台を半分くらい組んで、ここから何連鎖するためにどう効率よくさばくか、とタスク形式でやっていくのもいいでしょう。

多分下押しっぱでのレベルを求められる人ならそのくらいのことはできると思います。というかそのレベルでないとしても、ゆっくりでいいからこの記事のトレーニングをしましょう。
その際には伸ばしやすい形になっているかというところに重点を置けばいいと思います。

リズムよく組めるけど形が悪い人は、どこで形が悪くなる選択をしたのか3手先まで見て正しくない判断だったポイントを探せばいいですし、ゆっくりだけどきれいに組める人は、判断スピードを上げるべくじゃんじゃんトライしてもらえばいいと思います。
作成日時:2021/02/27 01:51
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