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子供にいいとこを見せたい お父さんのためのぷよ講座 第十回 連鎖の分類後編

by
ヌリトオ
ヌリトオ
攻略サイトなどを見ますと、
様々な型に名がついており、
多様なぷよの消し方があり。

しかしその消し方の要素を還元していけば、
階段なりなんなり基本的な分類ができそう。

GTRや多重折り、連鎖尾を考えていくに当たって、
連鎖がどう落ちて、どう繋がるのかということを、
改めて考えてみるのも大切なことではないかと。
前回ぶりです、ヌリトオです。


「挟み込み」と「カギ積み」はどう違うと見るか、という個人的な見解が前回のお話。
https://puyo-camp.jp/posts/159057
ちなみに、鉤積みか鍵積みかはどっちでもいい派です。

いやでも、階段でも挟み込みでもない形がありますね?
どこかで既に名称が出ているなら是非教えてください。
もしまだ名付けられていないのなら、提案してみます。
それを仮に、「さし込み」と言わせて頂きましょうか。
ちなみに、差しでも刺しでも挿しでも何でもいいです。

前回の図1~4で、
「階段積み」と「挟み込み」、「カギ積み」の例を示しました。
しかし、fron積みや連鎖尾などで見かけるような、
上記のどれでもない型を皆さんは知っているはず。
でも階段の一種でしょと言われたら、それはそう。


カギ積みのような型での、連結していないぷよを直角の一点で繋ぐような消し方ではなく、
「土台ぷよ(A)」が一列以上開けて連結しておらず、
「仕掛けぷよ(Z)」で繋ぐという消し方があります。

図1

  Z
  Z

   
 A A


図2

  Z

 A
 A A


図3

  Z

 
 A AA


図4

  ZZ

 
 A  A


このような消し方を意識して組むというのは、
私の子供時代には周囲にはありませんでした。
たまたまできたことなどはありそうですけど、
階段折り返し挟み込みで連鎖を作っていくと、
さし込みで連鎖をする余地はなかったのかも。

しかし今や、これも必須技術でしょう。
階段や挟み込みの練習をしていくなら、
自然と縦2列での連鎖が身につきます。
しかしながら連鎖尾やらなんやらでは、
縦3列を使う連鎖が求められています。
意識して3列を使わねばならぬのです。

旧世代のおっさん勢である自分の主観ではありますけれども、
階段やカギ積みを反射で組めるくらいのスキルは持ってます。
ですが、縦2列しか使わない連鎖が刷り込まれているが為に、
反射で組もうとする意識に割り込んで、3列も使えるからね!
という感覚を上書きして身体に覚えさせる必要があるかなと。


その意識のためにこそ、
「階段積み」とも「挟み込み」とも「カギ積み」とも違う型があるということを、
おっさん勢は認識しておいた方がいいんではないかな、というお話でありました。

さて次回は、多重折りの失敗談の話などにする予定です。
あまり期待はしないで楽しみにしていてくだされば幸い。
更新日時:2022/06/10 00:21
(作成日時:2022/06/10 00:15)
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