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ぷよぷよ最強リーグ 人類には早すぎたエンタメ-①ねぎらいの言葉

by
Notchi
Notchi
説明不要の大舞台、ぷよぷよ最強リーグが打ち切りになってしまいました。
僕はここに、ぷよ界に限らず日本社会が抱える課題を見たので共有します。

本説は以下の3章立てになっています。

①ねぎらいの言葉
②もはや仕事の域すら超えている
③無料に慣れすぎた我々


①ねぎらいの言葉

まず何より先に、ぷよぷよ最強リーグに携わった全ての選手、企画・運営の皆さんに御礼申し上げます。

特に、トップ選手として戦ってきた皆さん、夢と感動を、そして驚きの新体験をありがとうございました。


トップ選手の皆さんは本当にすごいです。
"人間離れ"とは彼らのためにある言葉なのではないかとさえ思います。

高々B1中級者の僕は、繰り広げられる試合をいつもヤムチャ視点(すごすぎて呆気に取られる様子)で観ていました。
起こった連鎖や洗練された手順を、理解はできても、自分もマネできる技では到底ありません。

これは多くのぷよらーが共感することかと思いますが、トップ選手達のマネをするだけでも相当難しいです。
彼らは当たり前のようにシンクロ手順を見せ、「100回中100回同じ置き方する」と言ってのけます。

これは本当の本当に驚くべきことです。

僕らはトップ層の観戦で目が肥えているはずなのに、自分でやるとあんなに綺麗な連鎖はまず組めません。
また、(中盤戦次第で)10万点の火力がほぼ安定していますが、僕はとこぷよですら10万点はそうそう撃てません。

それをいとも簡単に毎試合やって見せる彼らは、本当に驚異的な存在です。
きっと、それを陰で支える練習量(と質)は想像を絶するもので、凡人には到底マネできないだろうと思います。


それでも、彼らの研鑽・牽引によって、ぷよ界全体のレベルが一段と押し上げられたことは間違いありません。
B1級の僕は、見て理解するので精一杯ですが、上位層はどんどん技術を吸収して、層が厚くなってきています。
(事実、飛車リーグB1では僕じゃあ歯が立たなくなってきている)(A2が存在しないというのを加味しても)
(マッキー選手がインタビューで、界隈のレベルが上がって読みのレベルも上げなければいけないと語っている)

最強リーグが発足して約2年間、遥か上と思っていた技術にまだ進歩の余地があった事実にただただ驚きました。

そんな、競技としての奥深さと、まだ世の誰も知らなかった新しい可能性を開拓してくれた選手達に感謝です。



つづきはこちら
更新日時:2022/10/03 17:01
(作成日時:2022/10/03 16:50)
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