2ダブのつくりかた

★どんな人にオススメ？

• オンラインでちょっとずつ勝てるようになってきたくらいのひと
• とりあえず2ダブについて知りたいひと

※ この記事では2ダブへの対応の話はほとんど触れません


★この記事のまとめ

• 2ダブは短い連鎖でおじゃまぷよをいっぱい送れるのでうれしい
• まずはタワー型、ダム型の2ダブを組んでみましょう
• 残った形が悪くなると苦しくなるので気を付けましょう

1. 2ダブとはなんぞや
1-1. そもそも2ダブってなんだっけ？
2ダブとは、2連鎖の2色同時消しのことです。
ちなみに1色でも離れた2箇所で消えていれば2ダブと言います。

▲赤が消えたあと、2連鎖目で紫と黄色が同時に消えます


1-2. どういう特徴があるの？
2連鎖が消える時間で相手に3段くらいのおじゃまぷよを送ることができるので、きれいに決まればそれだけで勝負を決することができる強力な攻め手です。
逆に言えば、2ダブが飛んできた際になにもできずに埋められてしまうと、一気に敗色濃厚になることが多いです。
2ダブをスムーズに使える・対処できるスキルを持っているかどうかは、初級者と中級者との大きな壁の1つと言えるでしょう。

▲2ダブちゃんは強力な手札の1つです、仲良くしておきましょう



2. 2ダブの組み方とつかいかた
2-1. どうやって組むの？
まずは以下の2つのパターンを覚えてみましょう！

• タワー

階段積みを重ねて置くようなイメージで2ダブを組みます。
折り返しのうえでも活用しますし、連鎖尾側でも作りやすい2ダブの1つです。
特に、連鎖尾にこういう同時消しの形を作った場合は、2ダブとして消化しなくても本線の最後のほうで同時消しで消えてくれるのでわりと便利です。

▲同じ色を縦に積みあげていくイメージ　斜めにそろえることを意識してみましょう
 

• ダム

タワーが階段っぽく消しているのに対して、こちらは挟み込みを2つ並べているイメージです。

▲ダム積みとも呼ばれる形の1つ　連結のうえにフタ(図の場合は紫)をして、そのうえにそれぞれの色を置くイメージ

 

• なんか連結が多くない？

勘の良いかたはお気づきかもしれませんが、どちらの場合も「連結したぷよが2つある」→「そこに導火線になるぷよが挟まっている」という構成になっています。
つまり、2ダブを作りやすい形を組むためには、2～3連結のぷよをフィールド上に用意することが重要になります。
ほかにも2ダブになる形はたくさんあるので、実践しながら + 他のひとのプレイを見ながらパターンを蓄えていきましょう！

▲まずは連結したぷよを用意します　



▲連鎖の起点を決めたらそのうえに別の連結をつくります



▲2ダブの準備ができました！


2-2. 2ダブの注意点・弱点
2ダブは2連鎖しか無いとはいえ、ぷよをいっぱいつかう攻めではあるので残った形が悪いといろいろと苦戦します。


▲いけっ！ 2ダブだ！



▲うおおおおおおおおおお　相手は本線を撃ってきた！ 伸ばして勝つぞ！



▲これどうしよう・・・・・


意味不明なミステリーサークルが残らないように、撃ったあとの形を意識できるようになると2ダブマスターに1歩前進です。

まずは本線のルートとあんまり関係のないぷよをまとめて消してみる意識をしてみましょう。


▲これなら右側の2ダブを撃っても本線は残ってくれる！



3. 2ダブのそのさき
2ダブがあるとお上手なひとはそれに対する対抗策（対応）を作って、逆に2ダブを待ち構えます。
そういうときに2ダブを撃ってしまうと、待ってましたと言わんばかりにおじゃまぷよを返されてしまいます。
逆に、2ダブの雰囲気を見せることで相手は警戒して自由に形を組むことができなくなる、ともいえます。
そこで敢えて2ダブが撃てる形を経由して、撃たずに本線として組み込んでいくことで、相手を揺さぶることができます。
この技術を「組み替え」と呼びます。このあたりは「多重折り」にも関係してきます。
攻める攻めないというフェイントの掛け合いを、上級者たちは連鎖を組みながらやっていたりします。


▲「(相手視点)うわっ 赤発火からめちゃくちゃ2ダブじゃん！ 警戒しなくちゃ・・・」


▲「え～～2ダブに対してむりやり対応手をつくったのに本線になってるぅ～～～～」

今回は組み替えのやり方については触れませんが、とりあえずこういう技術があることを頭に入れておくと良いかなと思います。

4. おわりに
2ダブは昔からぷよぷよの対戦と切っても切り離せない存在です。
まずは2ダブを使ってみて、どういう時に使うと強いのか、どうされると困るのかを体感してみてください。2ダブちゃんを味方につけるとあなたのぷよぷよは大きくステップアップするはずです！

(監修: deltaプロ)