814

セカンドの組みはじめと意識についてのメモ

by
ことみ
ことみ
身内でぷよ談義しているときにセカンドの組みはじめについてわかりやすく言語化できる例を教えてもらったので、忘れる前に自分用のメモとして書き記しておきます。
ネタ自体はははるか昔に既出のものなのですが(ミスケンのプラス1列の概念のさわりがメインです)、わかりやすく例示したうえで考察する機会をはじめて持ったので、いい機会かなぁと。
知ってるひとからすると当たり前レベルかもしれませんので、既出ネタつまんな!って人はそのままブラウザバックしてください(内容としてはC級くらいまでのひとむけだと思います)。

まずは実例から。
下記動画0:22の2Pセカンドです。




一世を風靡して消えてしまったまはーらさんですが、インフレが進んだいまの視点で見ても参考になるものはたいへん多いですね。
ぷよ譜に起こしました。
https://ishikawapuyo.net/simu/pv.html?_84U2M6oEqEU6c6cuMsM4Oso2s2QuM2MC__260

最初の3手から。


(図1)
神の3手は赤紫→紫紫→赤紫でこの形です。
3手目の赤紫の4列目縦置きがキーポイントです。
小市民ことみは同じツモ100回引いたらたぶん100回とも赤の連結を足すように捌きます。色集めたいじゃん。

図1のツモ捌きのなにがよいかというと、左の紫発火をした際に「赤ルートも紫の同色ルートも見える形」なんですよね。

(図1-1)紫の同色ルート (図1-2)紫→赤ルート
鉄ぷよの位置に潜り込みで適当な色を仕込んで消化しやすいことに注目してください。

1-1からの派生を見るなら、赤の伸ばしは2列目・4列目・5列目どこでもOKです。
元動画同様、下の鉄ぷよの位置なら3列目でももちろんOK。

この「どちらからの伸ばしも見える形」って要は「ツモに応じて柔軟に消える順番・形を選べる」ということですから、セカンドで最も重要視されるスピーディーさを追求するのにはとても重要ですよね。
図1-1の鉄ぷよを青に置き換えて、ついでに4列目にも青を置いてみましょう。
見てる人もいっしょに確認しやすいようにシミュレーターリンク

(図1-1-1)
紫→紫と消えたあと、青をもう1個連結増やすだけで消えるなぁというのは想像しやすいと思います。
じゃそうして、ついでにちゃちゃっと適当に増やして適当に回収してみましょう。

セカンドの発想に乏しいわたしにもいろんな消えかたが見えてきます。ダブルにならず順番に消えますね。
緑の上でさえあれば赤の位置は自由な点に注目してください。

つぎは図1-1に戻って、鉄ぷよは青のままで2列目に赤を置いた形を考えてみます。

(図1-1-2)
紫→紫→赤と消えるのがわかりやすいと思います。
さぁ青はどうやって回収しましょうか。他の色を挟んでも、1列目も5列目も使ってもいいですね。
いろんな形が想像できませんか?とってもワクワクしてきました。

というわけで1-1-1と1-1-2の2例で、3連鎖目は赤からも青からもいける形ということがわかりました。
いちばん最初(図1)の赤紫と同じで、次に消える色をツモに応じて選んでいけてますね。
普通に連鎖の土台を組むときと同じように「この色の次はこの色」という「決め打ち」的な置き方をするのとはまったくベクトルの違う考え方ではないかなぁと。
この意識をもって組むだけでもいいセカンドになりやすいのではないでしょうか。
今までは同時消しでもいいからとにかく回収率優先!って感じでテキトーに組んでたセカンドがちょっと変わりそうな気がします。

元動画で6手目の形に戻ります。


(図2)
次に消す色を選べるって意識して改めてこの形を見てみると、紫同色のあとで赤が消えてそのあと緑も青も自由に消せそうな形だってわかるんじゃないかなぁと思います。
動画の手順はこの後の伸ばしの発想も段差計算もブッ飛んでますが、ちょっと自分の力量では考察に必要なぷよ力も説明力も足りないのでとりあえずここまで。

続きは・・・いつか。またはだれか、たのみます。
更新日時:2024/07/21 18:54
(作成日時:2024/07/21 13:35)
コメント( 1 )
うめさん_puyo
うめさん_puyo
7月22日 20時19分

面白い記事でした!
6手目以降も非常に難解ですが、とりあえずわかるのはミスケンの「縦の段差」にあるように、2段目を利用して4連鎖目の赤に繋いでいますよね。6連鎖目の紫まで2段目にするのは流石にツモの流れ、ツモ次第でしょうけどw

参考
https://puyopuyo.hatenablog.jp/entry/2ha2_puyostation

ことみ
コメントするにはログインが必要です
シェア