⭐︎目次
1.はじめに
2.参加の経緯
3.今回の企画
4.指導を通して
5.さいごに
1.はじめに
みなさまこんにちは、ぱんぷきんです!
この度「第2回 アイツはワシが育てた杯」に弟子として参加させていただきましたので、感想を投稿させていただきます。
ぷよきゃんには初めての投稿となります、つらつらと感じたことを書いているだけの駄文で読みづらい点が多々あることと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです笑
2.参加の経緯
まずなぜ今回の企画に参加したかというお話からしようと思います。
ここ最近自分の中でぷよの上達速度が明らかに鈍くなっていて、「もしかしたらここら辺が自分の限界なのか…?」とさえ感じるようになっきていました。日々の調子に振り回されながらある程度のところを停滞している感覚。モチベーションはあるのに変化が見られない自分の状況をとてももどかしく思っていたのです。
そんな折、今回の企画が開催されることを知り、もしかしたら何かが変わるかもしれない…と淡い期待を抱いて参加するに至りました。
もちろん参加するにあたって不安がなかったわけではありません。
指導を受ける時間帯が師匠になる方のご都合とマッチするだろうか…指導を受けたにもかかわらず自分に変化がなかったら時間を取っていただいた師匠に合わせる顔がないんじゃないだろうか…
しかし今思えば間違いなく参加してよかったと断言できます!後述しますが指導時間や考え方に師弟間でミスマッチが生まれないよう工夫された企画であり、また、どの師匠も弟子思いで優しさに溢れた師匠ばかりであったからです!
3.今回の企画
前置きが長くなりましたが今回の企画について触れていきます笑
上述したとおりかなり工夫された企画だったと感じましたので、書きたいことは色々あるのですが特に良かった点や一部留意すべき点について書きます。まずは備忘も含めて日程について残しておきます。
○日程
①師匠の募集:2/13〜2/19
②弟子の募集:2/23〜2/28
③ドラフト:3/1〜3/3
④指導前対戦:3/4〜3/10
⑤指導期間:3/11〜3/31
⑥指導後対戦:4/1〜4/9
○良かった点
・ドラフト制度
本企画では師匠が弟子をドラフトする形で師弟が決定します。弟子はエントリーの際に自分のレート帯、強み、課題に感じている点等を記入していくのですがこれに加えて指導をうけることのできる時間帯についても記入します。1番懸念していた時間帯のミスマッチがこの時点でケアされていてとても安心感がありました。
また希望する師匠についても選択項目があります(師匠のプロフィールもまとめられているので、弟子にとっての判断材料は用意されています)。自分の課題を得意としているプレイヤーに師事することができる点において、師匠は自分の強みのジャンルを学びたいプレイヤーから指導希望を得やすく、弟子は課題克服の足がかりを掴みやすいため、師弟双方にとって有益であると感じました。もちろん憧れのプレイヤーに教えてもらうためアピールすることもできるので、そういった選択もありだと思います!笑
・対戦における順位付け
今回は参加者が9名だったため、5人と4人の2グループに分かれてリーグ戦を行いました。グループは飛車リーグのリーグ帯で分けられており(もしかしたらレート帯が基準だったかもしれません)、比較的実力の近いプレイヤーと対戦することができます。
ただ、それだけだとどうしても同リーグの中で実力に開きが出る場合があります。今回の企画の趣旨が「師匠からの指導を経て弟子が成長する」というところにある以上、自力の開きのみで順位が決定してしまうことは指導結果を正しく反映したものと言いづらく望ましくありません。
このような事態をなるべく防ぐために指導前の結果に応じて、指導後の対戦結果にハンデ値が付くというルールが採られていました(ハンデの意図についてはあくまで推測ですが笑)。正確には指導前対戦の総得失点の半分がハンデ値となり、指導後対戦の順位は全試合の総得失点にハンデ値を加算(又は減算)した数値で決定するといったものです。
------------------------------
【参考:順位決定の例】
・指導前対戦
Aさん:2勝、総得失点+8 →ハンデ値-4
Bさん:1勝1敗、総得失点+1 →ハンデ-0.5
Cさん:2敗、総得失点-9 →ハンデ値+4.5
・指導後対戦
Aさん:2勝、総得失点+5 - ハンデ値4 = 1
Bさん:2敗、総得失点-6 - ハンデ値0.5 = -6.5
Cさん:1勝1敗、総得失点+1 + ハンデ値4.5 = 5.5
1位Cさん、2位Aさん、3位Bさん
------------------------------
対戦の仕組みとして今回の企画の成果が表れやすく、非常に公平感のある良い制度だと感じました。
○留意点
・対戦の日程
日程を見てもわかる通り対戦期間はかなり短めに設定されています。おおよそ1週間の中で3〜4試合をこなす必要がありますので、参加の際は自分の予定的に無理がないかを事前に確認しておく必要があります。
4.指導を通して
ここまでは企画自体に焦点を当ててお話してきましたが、ここからは主に指導のことについて触れながら書いていこうと思います。指導を通して自分の中でどのような変化が起きたのかをお伝えします。
・習慣が変わった
1番の変化はぷよを練習する上での習慣が変わった点にあると思います。今までは「ぷよはすればするほど強くなる!」「限界来るまでひたすら対戦!」といった感じでした笑
しかしこの指導期間でいかに座学が大切か、丁寧に思考する時間がどれだけ自分を強くしてくれるか、そういったことを感じさせられることになりました…!
指導の形式は少し対戦をした後にそのリプレイをシュミレーターも用いながらゆっくり見返していくというものでした。
その指導の中で対戦だけでは気づけなかったものが色々と見えて来ました。なぜこのように行動したのか…本当の敗着はどこにあったのか…どのようにすれば状況を変えられたか…シミュレーターでトライ&エラーを繰り返していくうちに少しずつ考えがまとまり、プレーに反映することができるようになっていきました。
今回の指導がなければ「よし、座学をしよう!」とはならなかったと思うので、長期的に見て最も価値ある変化でした!
・自分になかった発想がもらえる
指導の中では目から鱗の連続でした!今まで良かれと思って組んでいた形が実は受け入れを狭くしていたり、連鎖構築の優先順位を誤っていることに指導の中で気づくことができました。
1番驚いたのは対応や発火の際に連鎖ルートが1つしか見えない点を相談した時に「じゃあ謎ぷよしよう!」と言われた時です笑
それまで謎ぷよに触れたことがなかった自分にとって謎ぷよは完全に別のゲームという認識で、全く意識の範囲外にあるものでした。しかし少しずつ謎ぷよを進めていく中で、連鎖の繋がり方に対して新しい発見が見つかり、結果的に自陣の盤面をかなり柔軟に見ることができるようになりました。
1人だけでは見落としがちなあれこれを助言してくれることで練習の質が大きく変わったことを実感することができました!
・師匠の存在
どちらかと言うと感想に近くなりますが、師匠が付いているというのはとても心強いものがありました。師匠には単なる技術面の指導だけではなく、対戦に大敗してメンタル的に辛い状況の際に親身に話を聴いていただき、その結果すぐ立ち直って練習に向かうことができました。師弟という関係ならではだったのではないかなと思います。
もう少し個別の話を挟むと師匠のまねきのこさんの指導はとても丁寧で自分の中に落とし込みやすいものでした。私自身要領がいい方ではないので、こういった指導を受けても身にならないことが多々あるのですが、わからない時にとことん噛み砕いて教えてくれるので自分の中に生きた知識をたくさん蓄えることに繋がりました!その分時間をたくさん取らせてしまったと思います、本当に心から感謝です…!
5.さいごに
全体の対戦成績としては5人リーグの中で指導前が最下位であったところから指導後ハンデ値込みで3位と個人的には大きな結果となりました!
しかしこの結果以上に今回の企画ではたくさんのものを得ることができました。対戦におけるテクニックや練習の考え方、あるいは親身に指導していただける師匠や対戦をしていただけるお相手。なかなか独力では得づらいものばかりでした。
このような貴重な場を提供していただいた飛車ちゅうさん、また自分のために時間を割いて指導していただいたまねきのこ師匠、その他今回の企画に参加された皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。
この度はありがとうございました!
今回の経験を糧に今後も楽しくぷよぷよの練習に精進していきます。
これからも何卒よろしくお願いいたします!