初手からの手順を固めていこうとする場合、
配色のパターンと向き合う必要があります。
初手2手の組み合わせは、全消しを除き、
AAAB
AABB
AABC
ABAC
という4通りと見なすことが出来ますね。
しかし、実戦向きに効率よく練習するには、
出現率も考えなければならない気がします。
初手からの土台の形を見ていけば、
確かに4通りになるかもしれない。
しかしその確率は、1/4ではないのでは。
前編でご説明した手抜きトレースでは、
まず初手2手を絞ってやっていきます。
限定的なパターンの練習をするわけで、
まずどの手を選ぶかも案外重要ですよ。
また、出現率だけではなく、
覚えやすいかどうかもある。
いくつかの配色を同じものと見なしたりして、
覚えるパターンを減らすこともできそうです。
その辺は形の好みとか個人の資質にもよるので、
自分がやりやすい、やってみたい手で良いかと。
そんな諸々を考えた結果おススメしとこうかなというのが、
「初手2手で3色目が出てこない」配色の手順です。
AAABとか、AABBの配ぷよになります。
確率を重視して初手2手の練習に取り組む場合は、
どうやらABACが割合としては多いらしいです。
が、ここでは4手目までのトレースを見据えます。
するとどういうことになるかというと、
2手が2色で収まっている手順ならば、
4手目まで4色目が来ない場合もある。
そうすると、覚える形が減らせるかも。
4色目が来るってだけでも、
分岐が増えそうじゃない?
という手抜き思考です。
4手全消しも実質除外できるとして、
パターンが圧縮できそうな気がする。
数学が難しいのでどんな計算をすればいいのかわかりませんが、
感覚的にはそうなるんじゃないかなぁ……という見込みですね。
あとはAABBの場合だと、ABABも同じものと見なせるので、
練習をする際に、1度に2パターン覚えたような気分になるかも。
ちょっとお得ですね。
確率としても、ハチイチって軸ぷよの上下を別カウントにして、
2/16だからハチイチになるわけですよね。
そう考えると、AABBもABABもBAABもCBCBでも、
2手で同じ型にできる同パターンと見なせて、
出現率もそこそこになるんじゃないかなあと。
ちゃんとした計算は、数字に強い人にお任せしたいところです。