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手抜きトレースのススメ 後編 第20回 お父さんのためのぷよ講座

by
ヌリトオ
ヌリトオ
4手トレースをやってみようかなと思ったそこのお父さん、
前編見て手順を調べ始めてもまだ出揃ってないでしょうが、
更に一歩踏み込むルートもあるので一応お伝えしときます。

特定の2手だけに絞ってその先の手順を調べる、
ということをいくつかパターンで重ねていくと、
ある3手からの、その先の道筋も見えてきます。

確率としてはそう多くない配ぷよであれど、
一定の確率でできる動きを増やせるわけで。


たとえば、初手AABBからのCCの場合。
先折りGTRをやるのなら、



こんな感じになるでしょう。
しかしこれを、AABBの後折りを選択肢に入れておくとどうなるか。



からの、



という右後折りGTRや、



というくま積み進行ができたりします。


たとえば、初手AAABからのBBの場合。
先折りGTRをやるのなら、



こんな感じになるでしょう。
しかしこれを、メリ土台や弥生を選択肢に入れておくと、



こんなことになったり、



こんなことになったり、



あるいはこんな右後折りGTR型にもなるかも。


たとえば、GTRがちょっとやりにくい感じの、
初手ABACADの場合。
先折りGTRをやるのなら、



とちぎってみたり、



ネクストを見て右に立てたりするかもしれません。

しかしこれを、fron積みを選択肢に入れておくと、



とか、



こんなのでもいいわけですね。


前述した通り、初手は初心者でも考える時間が持てます。
2手分は開始前に予め検討できるという状況がまずあり、
2手に余裕があると3手目について考える時間があって。

そこで、特定の3手のときだけ別ルートに入ります、
というのが見つかれば、そこから2手を精査すれば、
なんと2手を覚えれば5手トレースができるという。

調べるのは大変ですが、手札を増やすという点では面白いですよ。
勿論、誰かの手順を見るだけでなく、この形ならこう置くのでは?
という検討ができるようになれば、むしろそれがベストでしょう。


更に言えば、5手分の形をイメージしておければ、
その段階でフィールドには10個のぷよがあって、
先折りGTRじゃない形でぷよを寄せて置けると、
3連鎖全消しを取りこぼさない割合が増えるかも。

実際に全消しを取るかどうかは別の問題ですけど、
一方的な全消しで負けた経験はあることでしょう。
逆に、一方的な全消しで勝つとちょっとお得では?

細かく調べられてはないですけど、
先折りGTRだと全消しを逃す、
って配ぷよあると思うんです。

そうじゃない手順も自分で選べるのに、
負けたけど今回はツイてなかったよね、
ってのはちょっと違うんじゃないかな、
なんてことを考える今日この頃でした。
作成日時:2023/06/29 22:28
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