#ぷよらーアドカレ2024 、開催早々に盛り上がって参りましたね。
こちらは
#ぷよらーアドカレ2024並走部 でお送りしております。
今日は別の記事の予定だったけど、アドカレの記事を受けての、
さがわさんのこんなポストを発見したので、そちらの話でも。
ちなみに私はばんきょうシステムという語は不勉強でした。
色の干渉の回避方法として、そうなってしまう形を避けるには、
手順の改善や菱形の法則を意識することなどがあるでしょうが、
ここでは「干渉する色を既に連鎖尾側に積んだ後どうするか」、
という点に絞って考えていこうと思います。言語化は好物です。
さがわさんのポストの、右側の状態からどうするかという話ね。
まず、ヌリトオ式の
凸凹連鎖理論(仮)に基づいて連鎖尾を見るなら、
青の横2が消えて、45凹の挟み込みで黄色が消えて455凹になり、
赤が雪崩で消えて、次に消える連鎖は5凹という理屈になっています。
凸凹とか何を言うとるんだという方は、上記リンクにお目通し下さい。
もしくは、コメントなりなんなりでご質問をいただければ何かします。
で、
ここにある5凹型を見てみましょう。
「3列連鎖尾のうち、5列目が1段下がることによって4連結になる形」が羅列してあります。
2列雪崩については、シンプルに考えるためにとりあえず置いておきましょう。
この中で、5,6列目が上括弧になる連鎖形は、
これだけしかありません。
しかしこの形は3列4段目の色と干渉してしまいますので、
「3列4段目の緑を座布団で使う場合、連鎖尾の赤に続けて連鎖尾の緑を雪崩で消すことはできない」
ということが確認できました。
では、緑の上括弧を鶴亀で消すことはできるでしょうか。
前述の通り、連鎖尾の赤が消えた後は、5凹の連鎖を要求されます。
よって、「基本的にはこの緑を鶴亀で消すことはできない」
ということになります。
基本的には、というのは一応例外があって、
4列3段目の赤を飛ばせる形であれば、連鎖尾が445凹に変化するので、
鶴亀かつ同時消しで、消すことが可能な形もあります。
ただ今回の場合は、3列4段目と連鎖尾の色の干渉という前提から外れますし、
雪崩の赤を飛ばすことによるリカバリの問題が新たに発生してしまいますね。
で、「赤に続いて、雪崩でも鶴亀でも件の緑3連結を消すことはできない」ので、
仕方がないので緑を消すことはいったん諦めるとして、
その上に違う色を積んで連鎖を構築する必要があります。
緑の上に鶴亀を積む。では、どんな形にすれば消えるのか。
それはもう確認済みで、
上述の5凹型からの選択になります。
そしてこれらの型のうち、
これは、5凹かつ45凹。
これは、5凹かつ455凹であるため、
連鎖尾の途中で同時消しになってしまうことがわかります。
すると、3列連鎖尾の鶴亀の雪崩として使用可能なのは、
この3つであるということになりました。
実際に当初の連鎖形と組み合わせてみると、
下記の様になります。
それぞれ、●の数、つまり潜り込みの個数が異なるため、
実際にどの形を選択するかは配ぷよとの相談になります。
また、この3つの図の共通点として、
いずれも4列4段目に●があります。
よって、今回のテーマとして初めに示した連鎖形から、
同時消しや多連結を避けて、雪崩で延ばしたい場合、
「4列4段目は潜り込みの形にする必要がある」、
ということが自ずから導き出されるわけですね。
更に、色の干渉についてもう一歩推し進めた場合、
4列4段目には、青か黄のいずれかを置く必要があります。
上の3つの図の黄の5凹鶴亀は、赤や青でも構いませんが、
4列4段目の窪みには、少々色制限が出てきます。
そうしますと、
この図からの、青赤、青黄、黄赤のハチイチなどは、
ちぎりなしで連鎖効率を落とさないという点に於いて、
ハチイチ以上の価値があると考えても良い気がしますね。
尚、この場合の4列4段目の色の置き方は、
上でちらっと触れた菱形の法則とも矛盾しません。
また、更にこの上に雪崩を組むことが可能かどうか、
可能であれば、それはどのような連鎖形なのかも、
凸凹連鎖理論(仮)によって確認できましたが、
流石に長くなってきたのでそろそろ締めます。
雪崩より潜り込みの回収を優先が良さそう!
ちなみに、理屈は様々にこねこねしておりますが、
実戦で出力できる思考速度はないので悪しからず。
誰かにもっとちゃんと簡潔に整理してほしい……。
可能な形は有限だから、AIはこういうの強そう。