#ぷよらーアドカレー2024
皆様は縦3をご存知でしょうか?
直立不動、背筋がピンとしているような素晴らしい姿勢、真面目そうと見ている人がいると思われます。
真面目が故に
初心者におすすめの階段積みに使用されたり
時には非行に走り
時には悪事に手を染めることがあると思われます。
今回はこの棒を連鎖尾に活用するとどのような恩恵があるのかぷよぷよ界隈で真面目で評判がある私が解説します。
①メリットについて
縦3を連鎖尾に使う最大のメリットは、後打ちやセカンドで連鎖尾を構築する上で真価を発揮すると考えています。
なぜ、そうなのかは以下の理由があります。
(1)消えやすい
縦はなんといっても消えやすいことが最大の強みです。分かりきっている人もいると思いますが、消えやすさを可視化すると下の画像になります。
この画像のお邪魔ぷよの位置に黄色があるだけで消えることが分かります。即ち7箇所もあることがわかります。
比較としてL字と横3は5箇所となり、消える範囲が広いことがわかります。
特に側面の各3箇所がとても偉く、極端な話、上の画像のお邪魔ぷよの部分で少しでも段差が起きれば消えるので回収率を上げることに適していることがわかります。
(2)次の連鎖尾に繋げやすい
側面の3箇所のうち1箇所のみキーぷよをおけば消えるので、残りは好きなぷよを置くことができます。そのため、縦3から次の連鎖尾に繋げやすいのも強みです。
因みにその性質を存分に生かした連鎖として斎藤SPがあります。
(3)段差を起こしやすい
縦3で連鎖尾を作って消すと段差が起こしやすく、段差の量も多いため、次の連鎖尾に繋げやすくなります。
上の画像のように起きる段差の量が多いため、鶴亀を狙いやすく、後乗せの制約も比較的緩いのでセカンドを組むのに適しています。
②縦3の連鎖尾の組み方
先程挙げたメリットを元に縦3を使って組む方法として大まかに2種類あります。
(1)とりあえず消したい時
縦3の近くに消えるぷよを置くことを意識してみましょう。段差が起きた時に消える確率を高められるからです。下の画像のように置くのがおすすめです。
慣れてきたら置く位置を1段あげて挟み込むように組めると尚良いです。
(2)なるべく順番に消したい時
潜りこませて消すことを意識しながら組むと順番に消える確率が高くなります。
ただ縦3の性質上、ツモが良い限り順番通りに消えないことが多いです。なので、妥協して同時消し混じりに回収することも重要です。
③活用例
最後に私が実戦で組んだ時の例を3点紹介します
(1)後打ち伸ばし
この場面ですが、残っている連鎖尾があまりよくないため、鶴亀を利用して消す事が必須になっています。そこで目につけたのが紫から消すルートです。
ツモにも恵まれていますが、強引に縦3を作ることで紫→赤→黄のルートの構築に成功しています。
更に4列目に黄色の縦3を作ることで5列目に黄色をおいたら絶対に消えるようになります
今回の場合、黄緑のハチイチがきたため、時間短縮のため5縦に置いて同時消しを狙っています。
これで11ダブ全消しの完成です。縦3を活用することで高さを稼げるため、ツモれる速度も上げられるのもメリットだと思います。
(2)セカンド
ここのポイントは5列目の青の縦3からどのように構築していくかが鍵となります。
青を使おうとすると6列目が低くなってしまいます。そこで、6列目に黄色の縦3を作り平坦にしながら連鎖尾を作ることを狙っています。
本来のルートは、青→黄→紫を狙っていたのですが、ツモの兼ね合いと早く積もるために6列目に緑の縦3を作り、青緑同時→黄のルートを狙っています。
そこから黄色の4段落としを活用して青→紫に消すルートが完成しました。因みにここでも青の縦3ができるようにして絶対に消えるように意識しています。
このようにセカンドでは回収率も求められるので妥協しながら組める判断も重要になります。
(3)回収
最後に個人的に1番の縦3連鎖尾を紹介します。それがこちらです。
縦3まみれの連鎖尾です。
途中で消えるのも含めると5個も縦3があります。
しかしこれだけ縦3があっても、近くに消えるぷよをおくように意識しているため消える確率が高くなるように組んでいます。
また、所々に赤を散りばめさせて回収することも狙っています。
結果、11、12多連結で11万点という火力を叩き出しました。
どのように消えるかはこちらの動画からご覧ください。
https://youtube.com/shorts/-ITmbUK5a9s?si=nX-x_FxXrzvpbOme
いかがでしたでしょうか?
縦3を連鎖尾に活用することで、後打ちやセカンドの構築に多くの恩恵をもたらしてくれます。
なかなか難しいですが皆様も是非、縦3連鎖尾組んでみましょう!