先日行われたおいうリーグチャレンジャー決定トーナメントのぴぽにあvsしゃけごはん戦で、前回の記事のお手本となる試合があったので抜粋してご紹介します
↓1:55:07あたり
https://youtube.com/live/OHDmVaotj6w?si=z8ijWbWeqwCCHL6V
前回の記事はこれ
https://puyo-camp.jp/posts/190411
1pぴぽにあが1セットリードで迎えた2-0の局面。ここで1pは速攻を選択します。
これまで1度も速攻を見せなかった流れでの速攻です。
2pはこれに対して定石通り、本線択を残しつつ連鎖尾を伸ばします。(2枚目)
この時、2pは対応にも使える形での連鎖尾伸ばしを選択。(ここが超重要)
ここのポイントとしては以下の2点
1.本線をいつでも撃てる形をキープ
2.相手の催促への対応を準備
この2点が速攻相手には重要です
1.を意識した場合、速攻側はそのまま撃っても本線が返ってくるだけで撃てないので、逆に圧をかけることができます
2.は、相手の催促→速攻という勝ち筋を消すことができます
そのため、速攻側の勝ち筋を消せる戦略なのです
このあとどうなったかをみます
1pはそのまま撃てないので、2連鎖催促を発火(ちなみに、この催促は2クアが残る勝ちに直結した勝負手)
これに対し2pは準備した対応で返します
結果として、こうなりました
1pは対応されて降ったお邪魔により速攻が死に、勝ち筋がほぼ潰えます
2pはそれを見て紫を埋め、本線伸ばします
2pは脅威が消えたわけですから、あとは獲得したリソース有利でそのまま勝てばいいのです
基本的には本線を伸ばせばいいです
1pは勝ち筋がないので整地しながら、あるいは博打で仕掛けるしかありませんので、そこを搾取してもいい
こうなると速攻側はほぼ負けです
実際、1pは本線に切り替えて勝負しにいきますが、
2pが6ダブ7多連結本線を撃ち、1p本線撃つも火力足りず2p勝ちます。
1pの本線も連鎖尾がやや繋がってなかったり効率が少し悪いですが、リソース差と形の有利で本線勝ちます
速攻が失敗すると大体こうなります
この試合は2pの徹底した速攻対策が功を奏したゲームでした。
これは超上級者同士の対戦です。が、超上級者の速攻でも、こうされると勝てません。
ですので、皆さんはかならず、速攻相手は必ず本線をキープしましょう。それだけです
(これは上級者同士の対話なので速攻側への催促対応もありましたが、だいたいの実力帯では対応せずに本線撃てば大体勝てます)
逆に、速攻側はどうすればよかったでしょうか
正直、1pが途中で撃った2連鎖催促が刺さっていれば、速攻の勝ちです。
ですので死ぬ気でこれを刺しにいきます。単発からの連携が最強ムーブです。(多連結以外の単発はクリティカルに刺さったか確認すること じゃないと博打です)
そしてもう一つが、本線勝負です。
じつは、2pの本線は速攻の圧に屈して歪んでおります。連鎖効率があまりよくないです。
この圧は立派な速攻の強みです。
ですので、本線火力が低いため速攻側も本線をのばせば後撃ちで勝ちにいくことは十分できます。
おわり