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数の理論:その1

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どの図が最も強いでしょうか。






GTRの折り返しに対し、左図から赤緑がそれぞれ1連結2つ、2連結2つ、3連結2つの差異しかありません。
多くの人は、『右図が一番強い?』と感じるのではないでしょうか。
それはおそらく、このように切り取った静的な図を見せられた時に、「ここから中盤戦をする」という先入観があるためです。




形には瞬間的な強さがあり、その要素は露出面の連結数が大半を占めています。
そしてぷよぷよは4つで消えてしまうため、存在する連結数は1,2,3のいずれかとなります。



連結数は、一度消さない限り不可逆的なものです。
3連結は2連結に戻りませんし、2連結は1連結に戻ることはありません。



さて、先程の図で仮に相手が突然10連鎖を打ってきたとします。ネクストとネクネクは両方赤緑とします。
一番受け持ちたいのはどの図でしょうか。


なんだか、うってかわって左図を受け持ちたくなってきませんか?
これは、「1連結はどのようなツモが来ても一切の制約なく消さずに置ける」という強さが存在するためです。



そう考えると、自陣を切り取っただけの上記の図には瞬間的な強さが存在していません。
相手の状況に応じて、強さが自動的に付与されています。



中盤をするときは3連結が多い方が嬉しく、
伸ばしをするときは1連結が多い方が嬉しい。


これは裏を返すと、
相手の露出面に1連結が多いときは細かく攻め、
相手の露出面に3連結が多いときは守りに入るか、大きく動く。
ということとなります。


以上が数の理論の基礎であり、原則となります。



このように、時間軸をベースとして、瞬間的な形の強さを連綿と繋げていったとき、相手の状況に応じて最も隙の少ない推移をするための理論。
それを私は実連鎖理論と呼んでいます。
 
更新日時:2018/06/07 00:28
(作成日時:2018/06/07 00:28)
コメント( 3 )
えびです ぷりぷりー
えびです ぷりぷりー
2018年6月7日 0時34分

相手の状況によって自分の盤面の評価が変動するのですね。深いです・・・

コインさん
コインさん
2018年6月7日 7時19分

多分深く考えず真ん中を選んでしまう、これが理解の差なのかな

シエル
シエル
2018年6月7日 15時44分

私は上を選びつつ下の図になりそうです。

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