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プラス1連鎖を狙うことにによって生じるマイナスn連鎖のリスク

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coo(しもじ)
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coo(しもじ)
連鎖効率を考える上で、鶴亀やクッションを用いて連鎖数を増やすという技術はとても重要です。
しかしながらベーシックな形でもそういった技術には注意点・デメリットが生じます。

例えば,

 
左折りです。

このツモを


こう捌きます。

すると連鎖尾側の連鎖のルートが 青→黄 に固定されます(技術的に高度かつ変則的な4列目からのパターンは割愛する)。

伸ばしの場面など切迫した状況では、連鎖のルートを極力広げた受けの広い形が好ましく、固定的な連鎖はツモ事故を引き起こしかねません。

このような初期段階の連鎖ではあまり実感がわかないかもしれません。


この状況で本線を撃つことを強いられた場合どうでしょう。

折り返しと連鎖尾両方で赤が必要となり、かつ連鎖尾の赤を捨てると本来の想定-3連鎖となります。
45列目を赤で埋めているがゆえに赤を捨てた-1連鎖での妥協ができません。

このような(限定的な仮定ではありますが)デメリットから、連鎖尾側は最もシンプルな一番下から順番に消える連鎖が本線としては優れていると思っています。

また、最初の画像のようなリスクの少ないベーシックなクッションでも




この類の暴発はよく意識しておくべきだと思います。

coo1029
更新日時:2018/09/14 23:10
(作成日時:2018/09/14 23:10)
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