初中級者向け？カウンター入門講座 #3 (完)

最終更新：2024/02/13
 

赤：折り返し 青：折り返し上部 緑：連鎖尾方向

今回で最終回となります。
part2に引き続き、今回も折り返し上部について取り扱います。

今回は「螺旋以外の連鎖」を紹介します。
自由度が上がる分、難易度も上昇するのでご注意ください。
螺旋の習得が不十分な方は、螺旋を先に覚える事を推奨します。 カウンターを作る際、よく試合中に段差計算が必要だと思われがちですが、そんなものは必要ありません。
段差と発火点を予め考察しておく事で、後は形を目指すだけで勝手に仕上がるからです。 赤玉を喰らうと、5段のおじゃまぷよが降ってきます。
5段のおじゃまぷよを受けつつ発火点を露出させるには、最低6段の高さが必要になります。

それを踏まえ、6段目に発火点を作れば良いのかというと、実はそういう単純な話でもありません。
選択した折り返しによって、折り返し上部にて同じ連鎖を用いても、発火点の段数は変動します。 稀に、お互いが全消しボーナスを保持したまま睨み合うケースがあります。
この時、最低限の高さ(6段目)で発火点を作ると、右側に割いたぷよを回収する事が難しくなる問題が生じます。 睨み合いの展開を想定する場合、発火点をもう1段上に用意する事で問題を解消出来ます。
これには一つ注意点があり、毎度そうすべきとは限らないという事です。

発火点が低い方が「完成速度」や「完成難易度」を考慮して良い選択となる場合もあります。
そこは相手のペースや自分の実力に合わせて柔軟に対応しましょう。 睨み合いの展開を想定した際、発火点は「L字の発火点がある段数+5段」の箇所に作る事になります。
  「L字の発火点がある段数+5段」を意識すると、基本形を崩すという選択肢が生まれてきます。
螺旋に慣れて来たなら、螺旋の派生形を取り入れると良いでしょう。

ここで紹介する連鎖以外にも、「L字の発火点がある段数+5段」から外れない範囲で派生形を生み出せます。
ぷよシミュレータで折り返し上部の連鎖を変形させ、色々と試してみましょう。

ぷよぷよ連鎖シミュレータ｜対戦ぷよパーク！！
    折り返し上部のパーツと連鎖を紹介します。

一度に全てを習得しようとはせず、少しずつ取り入れられそうな物を見つけて採用していく事をオススメします。

上螺旋を目指せるパーツです。螺旋や螺旋の派生形を覚えるのに適しています。
 
L字2つ(図では黄と緑)を構えたら、もう2段上に発火点(図では青)を作りましょう。
これだけ暗記すれば勝手に段差が合います。
ゴミや連結を1つ抱えるパーツです。
最初に作った上下反転のL字(図では黄)の上に、更にL字2つ(図では緑と青)を縦向きに並べましょう。
これだけ暗記すれば勝手に段差が合います。
後乗せを要求されやすく、若干腕前を必要とするパーツです。
折り返し上部を2連鎖で仕上げられないため、早仕掛けの相手には不向きです。

ゴミや連結を多く受け入れられて、脳死で使いやすいパーツです。 ぷよ譜・解答例をクリックするとぷよシミュレータを開きます。
L字→LLルートを目指そう
縦3→縦3ルートを目指そう
L字(左右反転)を目指そう
縦3→ゴミ1個ルートを目指そう
少ない緑を折り返し上部に使うのを回避しよう
L字(上下反転)→複合螺旋ルートを目指そう
L字(左右反転)→上螺旋ルートを目指そう
L字→LLルートを目指そう
L字→LLルートを目指そう
縦3→ゴミ1個ルートを目指そう
L字(左右反転)→複合螺旋ルートを目指そう
妥協折り返し→下螺旋ルートを目指そう
L字(左右反転)→LLルートを目指そう
縦3→ゴミ2個ルートを目指そう
ツモ番号：63949
解答例：例① 例②
ツモ番号：23132
解答例：例① 例②
ツモ番号：30287
解答例：例① 例②
ツモ番号：53679
解答例：例① 例②
ツモ番号：60225
解答例：例① 例② まとめだな。

• 睨み合いの展開を想定する
• 派生形を見つける
• 少しずつ取り入れられそうな物を見つけて採用していく
• 習うより慣れよ

だな。 初中級者向け？カウンター入門講座 #0
　基礎編

初中級者向け？カウンター入門講座 #1
　連鎖構築・折り返し編

初中級者向け？カウンター入門講座 #2
　連鎖構築・折り返し上部編①

初中級者向け？カウンター入門講座 #3 (完)
　連鎖構築・折り返し上部編② ぷよぷよ用語辞典

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