10月大会あれこれ　後編

トーナメント二回戦
トーナメント一回戦をなんとか突破した私の次戦の相手は、ひゅんさんでした。
対戦したことがない方だったのですが、ひゅんさんが一回戦で破ってきたあべしさんの実力はよく知っていたので、ひゅんさんが強敵であることはすぐに予想できました。

トーナメント表の位置の関係でこの試合がお隣のmeta-Kamestryを差し置いて配信に乗るようで、「下手な試合は見せられないなあ」と試合前二人で話していました。

試合内容は私がビビりすぎて先撃ちで不利を被る展開の連続。セカンドが上手くいった試合もあり何とかフルセットにもつれましたが、焦りはかなりありました。
HT戦と同じく1本先取にもつれ込んだ試合は、例によって簡単な2連鎖で先撃ちを強いられるも、相手のデビルハチイチによってなんとかセカンド勝利。
申し訳ない勝ち方ではありましたが、追い風が吹いているようにも思えました。

トーナメント三回戦　プロライセンスをかけた戦い
お隣で行われていたmetaさんVSKamestryさんの勝者はKamestryさん。言わずと知れた4強の一角、名古屋での活動を中心に長年界隈を支え、盛り上げてきた方です。
昔から動画などで見ていた方とこの場で戦えることがシンプルにうれしく、逆に緊張はあまりしていなかったように記憶しています。
それだけで今日ここに来た価値があったなあ、と感じていました。

比較的リラックスした状態で臨めたこの試合、1試合目こそラッキーな取り方でしたが、相手画面もまずまず見えていて内容は比較的良かったように思います。
リードした状態で迎えた最後の試合をハチイチ2ダブからの早い追撃で決め、晴れて私はプロ入りの権利を手に入れました！

プロ入り決定後裏に連れていかれたので試合は見れていませんが、なんとなく会場の雰囲気でfronさんも勝ってプロ入りしたことを悟りました。

準決勝　超えられない壁
対戦相手はTomさんでした。Tomさんは数年前からかなり参考にさせていただいているプレイヤーで、試合前のインタビューでも憧れとか恥ずかしいこと言っちゃってましたが、まあそれくらい敬意はあります。

ちょっと安心と喜びとで力が抜けていたかもしれませんが、内容は0-4の完敗。中盤はそこそこ付き合えていたと思いますが、残しの差が顕著に出たか、という見解ですかね。後述する試合よりこっちのほうがまだ内容良かったと思います。

決勝観戦～チャンピオンシップまで
プロ入り後のfronさんはノリノリでしたね。神掛かった連鎖尾で若手強豪のマッキーさんを沈めるとその勢いのままTomさんも撃破。最後の5連鎖対応は秀逸でしたね。
今回大会の主役は間違いなく彼だと思います。
fron選手、おめでとうございます。

その後は写真撮ったり、大事なお話をしたり、プロメンバーにご挨拶したりしていました。
あとポロシャツもらいました(プロが着てるやつ)。

チャンピオンシップ
私にとって初めてとなるプロのみの賞金争奪戦、チャンピオンシップが始まりました。
写真とか登場時のポーズとかはいろいろ察して下されば幸いです(笑)。まあああいうのは不本意ではありません。

裏で抽選して苦笑してしまいましたが、またも相手がTomさんでした。

悪いイメージを払拭できないまま、またも0‐4食らいました。
プロである以上に一人のプレイヤーとして、完璧にねじ伏せられているこの状況を瓦解できるよう努力していく所存です。

その後は裏で楽しく拝見させていただきました。tema-へーょまはとかアツくてよかったと思います。
最終的には界隈で最近話題になっている例の戦術を使ったくまちょむさんが優勝しましたね。
決勝戦metaさんはかなり技術力を見せていたように思いますが、最初のセットの取られ方が後に響いたか、一歩及びませんでしたね。
くまちょむさんのベテランでありながら常にパイオニアでもあるような姿勢は本当に尊敬します。
おめでとうございます🐻

余談・感想
いままで私はほとんどぷよぷよのリアルイベントには出ていませんでしたが、前回大会も今回大会もたくさんの方が話しかけてくれて、まずそれがうれしかったです。
私がプロを賭けた勝負をしているときも観客席から応援の声が聞こえ、励みになりました。ありがとうございます。

実を言うと私が今回の大会に参加したのは、ネガティブな要素もありました。
同日にあったとある声優のライブに当選していたら、私はあの舞台にはいなかったと思います。
そういった不思議なめぐりあわせ、当日の運などいろいろなものがかみ合った結果、今回のライセンス取得に至りました。
この幸運を決して無駄にしないよう今後も精進してまいります。

おわり