たぶんタワー上級者は無意識にやってるんだけど、明確に言語化されている記事が見当たらなかったので書いた
タワーの発火までの手数を決める、最も大きい要素とは何か?
そこを突き詰めていくと、基本的にタワーが4色で打たれることに基づくと「最も遅くに4つ(発火色は8つ)偏った色が発火までの速度を決めている」ということになる。
この現象のことを律速と呼び、その色のことを律速色と呼ぶ。
(英語で言うとボトルネック。こっちで呼んだほうが伝わりやすいから賢い説はある)
律速を意識することによって、大きく
・タワーの千切り判断
・離し置きか連結かの判断
に効果が出ることがわかっている。
例1
http://ishikawapuyo.net/simu/ps.html?5805804804E02Ew1Aihi_01
赤が律速色なので赤をなるべく効率よく使い切るべき場面。よって千切って両方足すのが正解
さすがに4縦してゾロお祈りは色々と辛いものがある
http://ishikawapuyo.net/simu/ps.html?48048028w1Aihi_01
今度は単純に紫を消した場面。今度は紫が律速色となるので、赤ゾロは4縦して速度を取り、赤の上で紫を入れるか3色タワーを狙っていくべきとなる。
例2
http://ishikawapuyo.net/simu/pe.html?5001E01E0a80k909i0xy_A1
この場面は紫さえ来れば完全致死なので、黄色を連結させて紫を待つ以外に選択肢がない
http://ishikawapuyo.net/simu/ps.html?1001002804809g0xy_A1
しかし、ここまで形ができていなければ、確定させるのは悪手になりがちである。たとえば3縦や34千切りは緑の伸びる余地を埋めてしまい厳しい。
また、12横置きをするよりは1縦のほうが受けが広く取れるので、形が定まっていない今の場面では優秀であると言えよう