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【初級者向け】犬死しないために(緊急発火点について)

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かめかにかえる
かめかにかえる
こんにちは。今回は犬死しないために具体的に何を考えてぷよをさ捌けばよいのか、について僕目線で分かったことについて書きます。
かなり長い記事になりましたが、書いてあることは言われてみれば当たり前のことです。何言ってんだコイツこんなことも知らないでぷよやってたのか?ってなるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

目次
1.犬死とは何か
2.犬死の回避方法として何があるか
3.緊急発火点とはいったい何か、意識のコツとは?
(4.)【まだ試せてない】犬死を回避する方法をそのまま中盤として考える

*大前提として本線力が一定以上あるものとします。ない人は♰悔い改めて♰本線力を鍛えなおしてください

1.犬死とは何か

さて、まずぷよぷよにおける犬死とはなんでしょうか?
個々人の解釈が入る言葉ですがここでは「相手の行動に対して何も負けない行動をとれずに負けた状態」を犬死と定義することにします。
具体的に言いますと「折り返しor本線を埋めた瞬間相手の2ダブが刺さり掘れずに負けた」「相手がいきなり本線を打ってきて本線を何も伸ばせなくなった、もしくは本線が遠すぎて打てずに負けた」というような負け方です。
前者は速攻戦法や中盤戦をたしなむ相手と、後者はわりと誰と戦ってても起こりうるやつです。相手の4連全消しに勝てなかったりしませんか?

これ体験したことある方は身にしみてわかると思うんですけど、こういう負け方すると死ぬほど悔しくないですか?
本線をどうにかして打てれば絶対勝ちなのになんで俺は自由にぷよができずに相手だけ自由にのびのびとぷよをしているんだ!ずるい!って僕は思っていました。なんとかしてこの状況を打開したいと思っていました。


2.犬死の回避方法として何があるか

さて、ここで僕はライバルくんに泣きつくわけです。
僕「本線組んでるうちにつぶされて何もできずに負けるんだけど(泣)」
ライバルくん「やはり本線を埋めた瞬間がねらい目なので本線を常に発火できる状態にするか連鎖尾に3連鎖程度を構えておくかですね」
「えーそんなのできるわけないじゃん!!!!!!!!!!!!」
ライバルくん「やるんだよオラ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

はい。茶番は置いておいて具体的にはライバルくんのおっしゃる通り常に本線を打てる状態にする対応手をあらかじめ作っておく(かつそれも常に発火点を保つ)ことで隙をカバーするという考え方になります。
もうちょっと具体的にわかりやすくまとめましょう。

1.単純に本線の発火点を維持し続け、合体中心で本線を組む
2.本線の緊急発火点を設置、維持する(今回はこれについて後述します)

(3.)本線につながらないように、2ダブないし4連鎖にある程度対応できる連鎖を作りその発火点を保つ、必要なら本線に組み替える
(4.)折り返し多重を対応として使うために作る、必要なら本線に組み替える


1.2は相手の催促に対し、潰されそうならば即本線を打つという考え方です。上級者から見たらめちゃくちゃ弱い戦い方かもしれませんが、こと僕程度の実力帯なら本線力さえあればこれで相手を倒せることも多いです。何より犬死しなかったという自信がつきます。

3.4はお前その構えてる2ダブ打ってみろよ完全に対応してやるぜオラ困れ困れっていう完全に中盤戦に足を突っ込んだ考え方です。やはり最善は本線を組みつつ3.4もやるというものですが前もっての凝視が必要になってくるためまだ僕はできていません。

というわけでまずは1.2を目指したい、本線を打ちたいのです。そのために大前提の本線力が必要になります。口を酸っぱくしますが本線力はとても大事です。鍛えましょう。
(ここより先、本線の緊急発火点のことを緊急発火点と呼称します)


3.緊急発火点とはいったい何か、意識のコツとは?

さて、前置きが長くなりましたがようやくこの記事の本質です。
前の項目の1ですが、いくら合体を考えてもツモの関係で発火点を保ち続けるのが厳しい場面のほうが多いと思います

そこでとりあえずここ消せば合体部分は無駄になるけど絶対に本線を打ったことになるよねっていう部分を作りに行きます。

その例をご紹介します!!!!ジャジャーン!!

これ!こういうのです!こういうことをするだけでめちゃくちゃ一矢報いることができます。え?後ろに合体組んでないじゃん?そうですこれを構えてからここを埋めないように合体を組むんですよ!!!!!!!これは隙の大きい合体部分をを安心して作るためのものですから。
手順は今までよりも脳のリソースを割かないといけない部分が増えるため少し難しくなるかもしれません。しかし土台を一から学びなおすよりは早く慣れることができると思います。そこは頑張りましょう。

ですが過信はいけません。一応弱点があっていずれの形もお邪魔で埋められると即発火できなくなります、つまり相手にめちゃくちゃ早い連携をされると犬死の可能性が格段にあがります。特に二枚目とかクッションを使ったりする多重を組んでいるときは、うまくツモを捌かないと「茨で赤から発火できなくなる→2ダブ程度を即打ちされる」などするととかなり負けやすくなりそうです。ここは考察の余地が大きく僕もまだ完全には詰め切れていません。
また、いつかは本線に組み込むために発火点を埋めないといけない上に、相手がすぐ本線を打ってくることもあるかもしれません。それに備えしっかり本線として組み切ったときの形まで計算に入れたうえで緊急発火点を置いておきましょう。


え?形はわかったけど実際に組む時のイメージが難しい?
では緊急発火点の本質を考えましょう。全ての緊急発火点の本質は「そのぷよを消すと周り関係なく本線につながるぷよがある」です。つまり「本線へのキーぷよ+それ以外のぷよの3連結でキーと本線を挟み込んだもので、かつ3連結がどこかに露出している状態」ということになります。(3連結と書きましたがカギ積み式の緊急発火点は3連結にはなりませんね。気持ちだけくみ取ってください。2連結は考えるのがめんどくさいので置いておきます)

先折りGTRで考えてみましょう。

先程の考えからまず「本線へのキーぷよを必ずおかなければいけない」ので

GTRの上に敷いた座布団or3連結の上1列目には必ずGTRのキーぷよになるものを置いておいたほうが良いということがわかると思います。
そして
その座布団or3連結のどこかが他と摩擦せずに露出していれば必ず緊急発火することができるのです。
あとはこれの応用です。見たらわかると思うんですけど、先ほどの僕のツイートの画像、全部この原理に沿ってますよね?これが本質なんです。

本質をつかみやすいダメな例を載せておきます。


ね?当たり前でしょ?これはやっちゃダメそうだなって一瞬でわかりそうですよね。2枚目は黄色さえくればいいんですが、これを見られて2ダブを打たれたけどこの後黄緑が一生来ないとかよくあります。緑3つあるからいいじゃん!と言わずに頭を固くして確定できるところまでは確定しておきましょう。

ここまでが僕が気づいて実践して確実に犬死が減った理論です。犬死を少なくしただけで同格との勝率はかなり上がった気がします。
ぜひ緊急発火を構えて悠々自適な本線ライフをお送りください!!
質問とかあればご気軽にどうぞ。ツイッターのほうがちゃんと説明しやすいと思うのでコメントよりツイッター凸おすすめです。

またこれは間違ってる!!!こういうほうが絶対にいいはずだ!!!とかいやもっとこれには致命的な弱点がある!!!みたいなのがあればコメントで指摘してください。まだ僕がそこまで至れるかどうかわかりませんがとりあえず目だけ通してほーんって言っておきます。



(4.)【まだ試せてない】犬死を回避する方法をそのまま中盤として考える
ここから先は妄想です。間違ってたらごめんなさい。ここについて指摘されると心が折れるのでやめてください。

さて、今まではいかにして本線をぶっぱするかだけで考えてきました。しかしそれにだって限界が来るはずです。僕より本線がうまい人なんてごまんといますでしょうし僕より催促が上手な人は星の数ほどいるはずです。そういう人たち相手にワンチャン掴んでいくには「本線ではない対応」を考え始めなければいけません。つまり犬死しないための手法3.4を使い始めなければならないということです。

ここに至ってやっと
「連鎖尾側に3連鎖程度をもち、その発火点を維持すること」の意味を本当に理解するわけです。それは本線の隙が大きくなった時に、相手から打たれた催促に本線以外で対応するためのものということが僕はいままで何もわかりませんでした。なんでそこの3連鎖に人はやたらとこだわるのだろう?と思っていました。
イメージはこんな感じです。

はい、でたよなに当たり前のこと言ってんだよコイツほんまもんのあほか?って思いますでしょ?これを書いてる今本当にそう思います。
でも僕はここに自分で到達するまで本当に3連鎖を構えておく意味をちゃんとは理解していませんでした。今たどり着いたこの認識が正しいかどうかさえ疑わしいです。でもやはり自分は一つ一つ「当たり前」の本質を理解していかないと前に進んでいけないと思っています。
これからももりもりムキムキ上達するために「当たり前」の本質を探していきます。がんばるぞ~

おまけ。空からGTRも緊急発火の考え方の派生で作ることができますよ~って


ここまで読んでいただきありがとうございました。
 
更新日時:2019/02/09 17:03
(作成日時:2019/02/09 16:22)
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