pubgっていうfpsゲームの国内大会であるPJSっていうやつの配信がありまして、友人がその熱心なファンでそれに誘われてちょいちょい観戦してました。
っていうのをなんでここに書くかというと、ゲームの大会配信ってちゃんとやればこれくらいしっかり出来るんだよってのをぷよらーに知ってほしいなあと思ったからです。segaさんがもっと頑張ってこれくらいしっかり配信やってくれるようになったらめちゃくちゃ嬉しい。
PJSの概要はここ(
https://pubgleague.dmm.com/about)にありますけどちょっと分かりづらいので観戦者目線で簡単に説明すると、
まずGrade2(G2。二軍的な)とGrade1(G1。一軍)の二部で構成されていて、G2に入るにはまずPaRっていう予選会みたいなやつで勝たなきゃいけない。
今回のシーズン4は一日4ラウンドで三週間にわたって行われて、G2が金曜日、G1が土曜日に試合を行う。上位4チームと下位4チームがシーズン終了後にG2とG1で入れ替わる。
賞金はなんか色々出る。
スポンサーのSAPPOROビールとガストのハンバーグが美味そう。
観戦した感想を、昨日のG1
https://www.youtube.com/watch?v=HCas5hIqN4cのスクショ使いつつぷよぷよと比較したりしなかったりしながら適当に書きます。
配信しょっぱなで16チームの中から選ばれた出場選手4人へのインタビュー。
ユニフォームかっこいいですね。ぷよぷよのユニフォームは……ゼッケンでしたっけ?
このインタビューが始まるまで配信開始から一分程度。ぷよぷよのsega公式大会だと大体10分から15分くらいは下の画面で無音です。
地味ですけど、本配信と別でマップ配信があるのがよかったです。
まあそこまで見ることはないんですが、やっぱりこれあるとチームの動向が完璧に分かるので試合の流れが把握しやすいです。国際大会とかだとこういうの無いので若干分かりづらいんですよね。
自分はやらなかったですが、観戦者がよりドン勝(そのラウンドで一位取るのをドン勝と呼んでいる)に注目する施策としてこういう予想ゲームやってるのもよかったです。応援する選手やチームが居ないけどレベル高い試合が観たくて試しに観に来た、という人はこういうのあるとより楽しめそう。
待機時間に過去の試合のハイライトが流れます。待っていても観るものがあるので退屈しません。
アナリストによる全チームの紹介と数チームへのインタビュー。よく知らないチームでもどんなチームなのかが大まかに把握できます。一枚目のARG(All Rejection Gaming)は私の推しです。
三枚目が配信通しての主な解説実況の二人で、試合開始までは選手の話などをしています。
そして二人の間で存在感を放つガストのチーズインハンバーグと両脇のSAPPOROビール。美味そう。
スポンサーの紹介頻度が高い。ぷよぷよは最初に一回だけ全社紹介して、RAIZINは途中で飲んでレビューなどしていました。のちほど紹介しますが最後の方にスポンサーコーナーみたいなのも配信内であります。これだけスポンサー推してくれるとこっちもガスト行こうかなとかそういう気持ちになりますね。私を観戦に誘った友人はランチでガストに2500円ぶっぱしたらしいです。居酒屋かな?
試合開始直後まで、右側に視聴者のドン勝つ(一位)予想が集計されて表示されます。ここまで配信開始から30分、segaの大会とほぼ変わりませんが、待機時間の何もない時間がpubgはほぼ無いので待っている感覚はあまり無かったです。
試合開始直後。左上には選手の名前・年齢・出身地・大会中の成績・一言コメント。????「はいこんばんは」????「おいう」
一言コメントは人によっては今シーズンの意気込みとか自分のアピールポイントとか結構自由に書いてあります。
中央下にあるのはプレイヤーにカメラをフォーカスした時に出る表示で、チーム名とプレイヤー名とチームロゴ、体力キル数その他主な物資の数などの情報が表示されます。グレネードが残り一個で裏取れたりすると解説実況が「ここで唯一のグレネードで一人落とせれば……!」とか言ったり言わなかったりできます。
右上は経過時間と残りチーム・残り人数。プレイヤーからは残りチームは見えないらしいです。
そして右下にはスポンサーのLEVEL∞とAMDのロゴ、
ツイッターのハッシュタグ、ミニマップ、生存範囲の収縮までの残り時間。
ぷよぷよの大会ってハッシュタグありましたっけ?
勿論試合中のつぶやきは配信で流れます。画面下に黒帯で流れて、実況解説もそれに触れつつ喋ったりします。
上空からの俯瞰視点と現時点での生存人数の表示。ぱっと見では分からない情報が分かりやすくまとめてあると観戦していて楽ですね。ぷよぷよもS2さんが発火点からの連鎖数表示とか作って既に向こうの海外大会で使ってるので、segaも自社開発でそういうの作ってほしいです。
というか、そもそもぷよすぽに観戦機能が無いのでこういう機能の付けようが無いんですよね。早く作ってほしい。
試合後に一位のチームが観戦者の方にお辞儀するところ。観戦誘った友人は観戦者すくねえなあwって言ってたけど、三週間も金土の五時間やる試合でこんだけ集まるの逆に多い気がする。ぷよぷよはプレイヤーの遠征文化がかなり強いので結構楽に参加者集まりますけど、観戦だけの為にこれだけ集めるのは難しそう。
ちなみにぷよぷよチャンピオンシップ2018年度2月大会のパブリックビューイングは一名だそうです。まあそういう事ですね。
https://puyo-camp.jp/posts/76126
試合後は記者会見でよく見るような、スポンサーの名前が敷き詰められた背景でインタビュー。下には背景のボードに乗っていないスポンサーの名前が並びます。
こんだけ見せられたら流石にスポンサーの名前覚えるよねっていう感じ。
試合後15分ほどで終盤の見所をアナリストがしっかり解説。右のピザ美味そう。
そしてその10分後くらいに次のラウンドが開始されます。
ぷよぷよはもう少し早く始まりますね。試合間隔や試合時間が短く済むのはぷよぷよのような1vs1で試合自体も短いゲームの良い所です。
一位とは別に個人賞もある。ぷよぷよでもし真似るなら最大連鎖数とか最大スコアが分かりやすい……?
そして最後にはSAPPOROビール企画の、今シーズンからの新コーナー。
出場選手二人をゲストに迎えつつ、試合のハイライトを振り返って語りつつアーカイブとして残そう?という企画らしい。お互いのチームが交わるシーンでは
相手選手に(相手にチームメイトをキルされて)「最低だよw」「「「「wwww」」」」という和やかなシーンなども。いわゆる感想戦というやつ?
ぷよぷよは特に試合中の移り変わりがとても速いので、こういう試合後の両選手交えた見所解説というのは相性よさそう。
という感じでした。
ぷよぷよもこれくらい進行やらスポンサー・選手紹介やら観戦機能の充実やらやって欲しいなあ、という気持ちになる観戦でした。
特にキャスター・コメンテーター・アナリスト・インタビュワーとちゃんと揃えてやれたら絶対質上がると思う。
そもそもぷよぷよプロライセンス保持者同士の対戦って普段配信でやってるの見てるからそれ自体の価値はほぼ無いに等しくて、それに配信という形で何を加えて価値を上げるかってのが凄く大事だと思うんです。そういうとこを大事にしていってほしい。
最後に、PJS概要にある『選手の心得』を紹介して終わります。
https://pubgleague.dmm.com/documents/understandings.pdf
プロライセンス保持者とかぷよカップ出場者はこれ読んでどう思うのか分からないけど、どっちかというと多分気持ち引き締まるんじゃないかなと思います。
PUBG JAPAN SERIES 出場選手の心構え
PUBG JAPAN SERIES 大会運営チーム
これは大会運営チームがPJSに出場する選手の皆様にPJSに参加するにあたり意識して頂きたいことをまとめたものです。すでに実践されている選手も多いですが、改めてPJSに出場するということはどういう事なのか認識して頂ければと思います。
1.PJS出場選手になったら
もしあなたがPJS出場選手になれば、今までの一般プレイヤーだった頃と比べてたくさんの変化が訪れます。例えば、あなたの試合風景はPJS公式配信チャンネルで全世界に配信されます。それを大勢の人々が視聴し、あなたのプレイや立ち振舞に魅了されてファンになり、名前も知らない会ったこともない人々に応援してもらえるようになります。
PJSで良い成績を残せば世界大会に出場する機会も得られるかもしれません。そうすれば日本代表選手として世界中の精鋭プレイヤーと戦い、自分の実力を世界に見せつける事が出来るようになります。
しかし、これらの素晴らしい体験ばかりではありません。PJSは日本国内で唯一のPUBG公式リーグです。その大会に出場するということは、守らなければならない様々なルールや制約が発生します。PUBGの楽しさはPJSに出場する事だけではありません。そのルールや制約を守ることが難しいのであれば、PJSに出場しないという判断も出来ます。
本当に”PJSに出場する覚悟”を意識してください。我々大会運営チームはそれを望み、その覚悟に答えられるよう誠心誠意を持って大会運営を致します。
『
PJSに出場するという事には大きな意味があります』
2.PJSに出場するということは
PJSに出場するということは日本のPUBGコミュニティの代表になることを意味します。
ご存知の通り、全てのPUBGプレイヤーがPJSに出場出来るわけではありません。予選や長いシーズンを勝ち抜き、日本のトッププレイヤーとして出場していることをよく理解してください。またそれにより、選ばれたプレイヤーとして皆から良くも悪くも注目される事も理解してください。
『
あなたは日本のPUBGコミュニティの代表です』
3. 単なる遊びから競技へ
出場選手皆様に知っていただきたいのが、PJSを運営するには莫大なコストが発生すると言うことです。大会の会場費、配信制作費、スタッフの人件費などだけでなく、多くの時間と労力がかけられております。大会運営チームはPJSにはそれだけの価値があるものだと信じて運営しております。それは日本の競技シーンを次のステージへ進めることが出来るのはPJSであると確信しているからです。
そのため、PJSに出場している選手の皆様にはそれだけの価値があるプレイヤーになって欲しいと思っています。これは選手としての金銭的な価値の話だけではありません。もしPJSに対して莫大なコストを投入するだけの意味がなくなってしまえば、継続して大会を開催することが出来なくなる可能性もあります。
特にGrade1に出場している選手へは交通費や宿泊費だけでなく出演費をお支払いしています。出演費を支払うことで、大会運営チームからは選手へ「仕事」を依頼しているということになります。つまり、”PJSに出演する”ということは”遊び”ではなく”仕事”ということです。出演に伴い、地元から東京へ行くのも遊びで行くわけではないはずです。自分たちは仕事で試合会場へ行っているのだと意識してください。
もしも”ただ楽しく遊びたい”というのであれば、PJSに出場せずともPUBGは十分に楽しむ事が出来るゲームです。観戦したり配信したりコスプレしたり様々な楽しみ方があるなかで、自分自身が何のためにPJSに出場しているか考えましょう。自分がやっている事は単なるお遊びではないことを証明する場所としてPJSを活用してください。
『
プロフェッショナルになるには意識から変えましょう』
4.選手としての立ち振舞について
PJSに出場している選手の中にはプロチームに所属し、チームへスポンサーがついている場合があります。スポンサー企業は選手へ自社の製品やブランドを宣伝してくれる広告塔としての役割も皆さんに期待しています。まだスポンサーがついていないチームにもその役割を期待して今後サポートしてくださる企業があらわれるかもしれません。
また、PJSに出場することで多くの視聴者に見て頂けるようになります。PGI2018でもそうだったように、ファンはPJSに出場している日本のトッププレイヤーとして選手を応援してくれています。
したがって、PJSに出場するからには普段からの言動にもよく注意してください。意識をしてください。自分の価値を上げるのも下げるのも全て自分自身です。
SNSや配信では他人に見られていることを常に意識してください。内輪向けに話した事でも、多くの人が聞き不快になるような発言や、大きな誤解を生むような言動は慎む必要があります。また他のプレイヤーやチームへの誹謗中傷も大きな問題に発展する原因となります。
選手は自分がPJSの出場選手であること、チームの所属プレイヤーであることを意識してください。もし外部へ向けて議論を呼びそうな発信をしたいのであれば、事前にチームに確認するなど、正当なステップを踏むなど慎重さを身に着けて下さい。
PJS出場選手になるということは大会出場中のプレイだけではなく、外部へ発信する全ての内容が注目されるということです。Twitter、facebook等と現代には数多くのSNSやコミュニケーションツールがあります。最低限のマナーや大会で定められているルールは守りましょう。謙虚な気持ちと他の人に対する尊敬の気持ちを忘れないでください。
『
日本だけではなく世界から尊敬されるプレイヤーを目指しましょう』
5. 自分を魅力的に見せるためには
PJSに出場することで、一般的な生活では体験できないような素晴らしい事がたくさんあります。多くのファンに応援され、海外大会に出場し、自分の実力を世界へ発信できることは、誰もが経験できるわけではありません。経験したくても出来ない人が大勢います。
そういった中で、より多くの人たちに応援してもらえるように、自分自身を魅力的にプロデュースしましょう。
例えばSNSでPJSの試合日や配信URLを投稿し、自分のファンを1人でも大会配信視聴者にすることができれば、少しずつではありますがあなたの選手としての価値は上がっていきます。大会配信視聴者は大会の価値を測る指標としてとても重要視されています。PJSαリーグとβリーグ、2つの大会では選手の皆様の活躍や、様々な要因により大きく視聴者を伸ばす事が出来ました。今後も大会配信が成長すれば大会自体の規模も大きく成長させることが出来るようになります。
また、自分のキャラクターを大切にして下さい。髪型、服装、言動、パフォーマンス等と、ファンを楽しませる方法がたくさんあります。大勢に見られていることを意識すれば、自然とファンも増えていきます。最初は難しいかもしれませんが徐々に慣れていきましょう。PJSを自分たちのアピールの場所として活用して下さい。
皆様が出場しているPJSはプレイヤーとしてのゴール地点ではありません。PJSで経験したことを今後の人生に活かして欲しいと大会運営チームは考えています。そのために様々な企画や演出を通して選手の皆さんが輝ける舞台をご用意できるよう誠心誠意尽力致します。選手の皆様にはそれに答えて頂けると我々も喜ばしい限りです。心よりよろしくお願い申し上げます。
我々は数年後に「あの時PJSに出てよかったな」と思ってもらえるように最善を尽くします。
『
みんなに愛されるプレイヤーを目指しましょう』
観戦機能まだついてないですね。。。
今時、競技性のあるゲームで観戦機能が無いとか
存在すること自体矛盾しているレベルでありえないことだと思います。
言葉の綾だとは思いますが、競技性があるからといって誰かに観戦させる必要は無いですね。競技性の高いeスポーツとしてsegaがアピールしているゲームにもかかわらず観戦機能が無いのが矛盾している、ということであればまさしくその通りだと私も思います。
ただまあ無いものねだりをしても仕方無いので、『観戦しやすさ』という方向から大会配信の価値を上げるのではなく、まずこのPJSの最後にあったような両プロ選手顔を合わせて試合内容を語るコーナーを作るなどして『試合以外の付加価値』によって大会配信の価値を上げる努力をしてみて欲しい、とPJS観てて改めて思いました。それならゲームの中身いじくる必要も無いですし。
上にも書きましたけどsegaの大会配信はいつも配信開始から10分くらい経ってから画面が動き始めますし、視聴者参加型企画なども特に無いのでまだまだ大会配信として詰めていけるところはあるはずなので、もっと質高めていってほしいです。
たしかに競技性イコールという意味ではないです。
商業的な側面を含めての意味なのでご指摘の通りですね!
試合を振り返ることは面白そうですが、pubgの1試合の長さに対してぷよぷよは数分で決着がつくので、尺の都合で難しいのかもしれませんね。あとぷよぷよの感想戦は数試合ではあまり語ることがなく、尺が安定しづらいのもありますね。
もう少し長めの本数で星の奪い合いをしてくれればPJSのような感想戦をやって盛り上がる気がします。
なんというか愚痴ですが、PJSはじめほかのゲームの大会はユーザーを楽しませるために思考を凝らしているを見ていると、ぷよぷよの運営は本当に何も考えてないなぁと思い知らされます。
飛車ちゅう選手などが、ユーザー主導でやっている企画のほうが何倍もユーザーを楽しませるために工夫されていて、残念な気持ちになります。動かせるお金もたくさんある運営が、本来逆であるはずなのに。
ぷよぷよで感想戦は必要かもしれない 試合速度が早いし何が起こったか解説もいるところだし
素人(かな?)でもこんなに課題が見つけられるのになんでSEGAは何一つ検討しないのだろうか
選手の心得が、とてもかっこいいですね。
小学生など子供も取り込みやすいゲームだし取り込もうとしているみたいなので、プロやプロを目指す方にはこういった指針を出したほうが、新規の方(親としても安心)も入りやすいかもしれませんね。
あと、単純に、そのほうがかっこいい。
ゲーム会社や大会運営に意識改革や魅力を求めるなら、プレイヤーも同じように価値を求められる、ということなのかな、と読んで思いました。
>ゲストCモチさん
まさしくそう思いました。まず試合自体の時間が短いし、pubgのような50以上の人とゲーミングpcを毎試合前に待機させるわけではなく2人*n組がps4繋いだ画面前に行くだけでいいので、試合進行も機材の数さえ揃えれば爆速で進められると思うので、その分そういった所に配信で何かできる時間は作れるんじゃないかなと。
ここまで書いてふと思いましたけど、逆にオフラインの観戦勢はそんだけ同時進行してても同時に対戦が始まりさえしなければ自由に見たい試合やってるとこまで歩いて見にいける筈なので、観戦者1000人とかにならなければそういうのをオフライン観戦の価値として推していけそうな気がしました。
>小指
素人ですw個人的な考えになりますが、検討した上でおそらく何もしないという事に今のところなっていると思っています。配信の同時接続数を増やしてもマネタイズ(スポンサー獲得など)に繋げられる程のeスポーツとしての知名度が無いので、観戦向けの施策が二の次になっているんでしょう。
また、観戦者を楽しませたいという観戦ユーザーに寄り添った思いが強い人がsegaの偉い人たちの中では少数派の筈です。それならリターンが無ければ配信改善の取り組みは何もしないという事になりそうです。
>イワシナさん
かっこいいですよね!私もこれ最初読んだ時ちょっと感動してしまいました。ぷよらーはどちらかというと観戦者というよりは参加者やプレイヤー視点の人の方が多そうなので、読んでもらったら面白いんじゃないかなと思って紹介してみました。
ガストのハンバーグは…………です……
>かめかにかえる
美味いにしろ不味いにしろ、実は私そもそもチーズが無理なので……
じゃけんSAPPOROビール飲みましょうね。