1916

備忘録 戦略の相性

by
machine322
machine322

こんな感じの画像を作ったけど上手い事説明できなくてお蔵入りしていたんですが、改めて文章化したらまあまあ纏まったので置いておきます。

まず時間軸的に、
速攻発火

早い中盤の仕掛け

遅い中盤の仕掛け

本線発火

となります。そしてその四つの関係は、上の画像のように相性が存在していると考えました。



例えば速攻は、早い中盤の仕掛けに対して有利です。もし相手が二ダブを撃ってきたなら、速攻として構えていた二トリを撃てばよいという事です。

早い中盤の仕掛けは、本線発火に対して有利……と書くとちょっと誤解を招きそう。この場合の本線発火とは本線発火それ自体を指しているわけではなく、『本線発火による勝利を目指している相手』です。つまり、相手の大きい催促にシンクロ本線を先撃ちして時間を削るだとか、10万点の本線で火力勝負をするだとか、そういう勝ち方を目指す相手に対して早い中盤が刺さりやすいという事。土台で効率を高めるにはちぎりが発生しやすいです。ちぎりを回避するにはぴぽにあさんのように相手に催促が無い状態を確認して埋めるだとか、火力を犠牲にして連結を増やしていくか、運によってハチイチなどを引く必要があります。相手がちぎりを多くして土台効率を高めているなら早い中盤が刺さりやすくなりますし、早い中盤を見て相手が土台効率を下げてまで対応手を作りにきたなら相手の大火力戦略を少し崩せたという事になります。

遅い中盤の仕掛けは、速攻に対して有利です。もし速攻を撃たれたら本線を撃ちます。撃たれないなら普通に中盤しつつ、飽和勝ちを狙います。撃たなかった速攻のリソースを催促の催促として小さく消してきたなら、遅い中盤を構えているこちらにとってはかなりやりやすい相手。

本線発火(本線発火による勝利を目指す戦略)は遅い中盤の仕掛けに有利です。相手が中盤を仕掛けてきても、タイミングが遅いので無理矢理伸ばして本線発火が間に合うからです。勿論相手はそれをさせないために短い連鎖で催促をしてきますが、そうと分かっていればこちらも短い連鎖を用意して対応するだけです。




で、お互いの戦略の偏りによって途中の動きを変えます。

相手が速攻見せてきたらこっちはちぎらずにテンポロスを避けつつ隙を見せないように発火点を確保しながら遅い中盤を目指す。遅い中盤の気配を感じた相手がさっさと速攻を埋めて早い攻めをしようとしてきたなら、こちらは本線を一旦遠くしてでも副砲を優先して作る。本線を遠くしたのを見て相手が滅茶苦茶大きい二連鎖とか作り始めたなら、こちらから先に五連鎖とか打つ。

みたいな。
作成日時:2019/11/10 11:10
カテゴリ
中級者向け
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア