1824

鬼滅の刃 風にぷよぷよを語る。 壱ノ鎖 👺

by
横えび
横えび
冨岡義勇「生殺与奪フィールドを他人に握らせるな!!惨めったらしく負け確発火するのはやめろ!そんなことが通用するならお前の両親は引退してない。奪うか奪われるかの時に、主導権を握れない弱者が全一を目指す?プロゲーマーになる?笑止千万!!弱者には何の権利も選択肢もない。悉く強者の連鎖でねじ伏せられるのみ!!」

感情に任せた単純な2連鎖 愚か!!! ・・? 相手の本線はどこだ?

────2連鎖を作る直前画面上部に茨を仕込み、2連鎖直後に単発を絡めてきた!!
本線がないのを悟られないよう、千切りゼロで2連鎖をフェイントに!



 まずいまずいまずい!この調子でなぞぷよに詰まっていたら朝までに塔を下れないぞ。それにこのぷよ!このぷよぷよは色素が濃いんだ!俺が遊んでいたSEGAぷよより遥かに濃い!コンパイル原色系ぷよぷよは、目が苦しくてチカチカする。戻れるだろうか、失明するかも・・ いや戻るんだ!!凝視を整えて連鎖尾とオブジェの存在を見極めろ!人の手で仕掛けられたオブジェはやっぱり微かに感触が違う!よしわかる!わかるぞ!!
 ・・だからって突然、それを全部回避できるほど急に連鎖力が高くなったりはしないけど!!



鱗滝左近次「炭治郎。妹が初心者ぷよらーとマッチングしたら、お前はどうする」
竈門炭治郎「(・・禰豆子が?え?え?)」
左近次「判断が遅い!お前はとにかく判断が遅い。今の催促に間髪入れず対応できなかったのは何故か?お前の覚悟が甘いからだ。妹が初心者を喰った時、やることは二つ。妹を潰す、お前は親指を切り落として引退する。連鬼になった妹を連れて行くというのは、そういうことだ」



嘴平伊之助「(畜生。何だこれ、腹が立つぜ。全部アイツの思い通りか!こうなるのが必然のようだ。まるで組みぷよが自由落下してゆくこと程当たり前に。こいつは自分から発火を仕掛けていくことではなく、フィールド全体の流れを見ているんだ)」



竈門炭治郎「(最近、数年ぶりにまとまった時間をぷよぷよに充てるようになったが・・ ブランクは完治していない。勝てるのか?俺は・・ 俺はもうほんとにずっと、ぷ欲を我慢してた!!好きな女の子からフラれた時も、毎日終電まで仕事させられた時も、すごいぷよりたいのを我慢してた!!俺はコンパイル世代だから我慢できたけど、セガ世代だったら我慢できなかった)」

左近次「連鎖はどんな形にもなれる。時に鍵、時に絨毯、時に座布団。時には星すら砕いてどこまでも流れてゆく

炭治郎「(そうだ・・ そうだ!!不定形には拾種類の呼吸が、不定形がダメなら定型連鎖がある。どんな敵とも戦えるんだ、ブランクがあるならそれを補う動きをしよう。どんな連鎖にもなれる!!決して流れは止まらない!!真っ直ぐに画面を向け!!己を鼓舞しろ!!)」


 元
in


胡蝶しのぶ「ぷよぷよテトリス2も出たのですし、ぷよらーもテトリストもみんな仲良くすればいいのに。冨岡さんもそう思いません?」
冨岡義勇「無理な話だ。RENがぷよぷよを喰らう限りは」



頭を垂れて蹲え、平伏せよ
「(!! む、無惨様?!)も、申し訳ございません。お姿も気配も異なっていらしたので・・」
「誰が喋って良いと言った?貴様共のくだらぬ意思で物を言うな、私に聞かれた事にのみ答えよ。私が問いたいのは一つのみ。『何故に、ぷよぷよeスポーツアーケードの選手層はここまで薄いのか』ぷよスポACレート上位100に入ったからといって終わりではない、そこから始まりだ。よりセガに課金しより強くなり、連鎖鬼となり果てるための始まり。ここ1年余り、ぷよスポACのレートトップ5は顔触れが変わらない。公式・非公式大会を賑わしてきたのは常にトップ5たちだ。しかし6~10位勢はどうか?何度入れ替わった?」
「(そんなことを俺たちに言われても・・)」
“そんなことを俺たちに言われても”何だ?言ってみろ
「(思考が読めるのか?まずい・・)」
「何がまずい?言ってみろ」
(~~~~ッッ!!)

「ぷよスポACよりコンシューマー版の方が面白いか」
「(!! ギク) ・・いいえ!」
お前はいつもswitchやPS4のぷよスポ、もしくはぷよテトに転向しようと思っているな
「いいえ、思っていません!私はぷよスポACのために全財産を賭けて戦います!!」
「お前は私が言うことを否定するのか?」
(~~~~ッッ!!)

「し、しかししかし!バージョンアップもなく公式イベントにも起用されずでは!せめてせめて、ぷよぷよ!!クエスト アーケードのようなログイン特典とか・・」
「なぜ私がお前の指図で仕様を変えねばならんのだ。甚だ図々しい、身の程をわきまえろ」
「・・!! 違います!!違います!!私は!」
黙れ、何も違わない。私は何も間違えない。全ての決定権はセガに有り、私の言うことは絶対である。お前に拒否する権利はない、私が“正しい”と言った事が"正しい”のだ。お前は私に指図した、窒息死に値する」
(~~~~ッッ!!)



「いいんだ善逸。お前はそれでいい。一つできれば万々歳だ。階段積みしかできないならそれを極め抜け。極限の極限まで磨け」
「(いや鱗じいちゃん、ちょい前までブチ切れだったじゃん。定型連鎖は六つあるのに、俺が階段しかできたことないから)」
「4色kenny式19連鎖の伸ばし方を知ってるか」
「(知らんよそんな超絶連鎖、泣くよ俺)」
「kenny式はな、整地して整地して整地し抜いてじゃまぷよや余分な色ぷよを飛ばし、型の純度を高め強靭な連鎖を造るんだ」
「(だから鱗じいちゃんは俺のこと毎日ぶっ潰すのかよ。でも俺はAIじゃねえよね、生身だからさ)」

善逸、階段折り返しを極めろ。
泣いていい、逃げてもいい、ただ諦めるな。
信じるんだ、地獄のようなひとぷよ鍛錬に耐えた日々を。
お前は必ず報われる。
極限まで叩き上げ、誰よりも強靭なスコアラーになれ!!




(ここから先は余談)
 30周年イヤーもどうかよろしくおねがいいたします、なごやんぷよの会1年目、階段癸・横えびでございます。
 多くの方から強烈なる全凝視をば頂戴しまして、遅まきながら小職も鬼滅の刃に手を染めることとなりました。鬼滅ファンの方がここまで見れば一目瞭然でございますが、小職まだ映画やアニメ版はほぼノーチェック。というか単行本も、有馬記念と東京大賞典で大惨敗を喫し財布全消しになったのが祟りまだ9巻までしか読めておりません。続きを今後ノロノロ書いていくつもりでございますが、ネタバレコメントやリプライは絶対禁止だ!禁止だぞ!!
 最後に宣伝ですが、小職過去に似たような(?)妄想テキストを何本か書き散らしております。ヘルシング風こちらシグルイ風こちらをご参照いただければ幸いでございます。
更新日時:2021/01/01 16:01
(作成日時:2020/12/31 22:08)
カテゴリ
中級者向け
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア