1995

備忘録 本線の重要性

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machine322
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ここではとりあえず"フィールドにあるぷよのうち半分以上を使用する連鎖"を本線とする。








まず序盤。
相手の速攻に対応手を用意する必要がある。そこで本線を保持しておくことで、相手の速攻に対して本線対応という有利な行動がとれる。
相手が速攻を持っているかどうかは凝視力を上げればだんだん正確に分かってくるので、上級者になればなるほど"相手の速攻の有無に応じて本線の発火点を埋める"という行動を取るようになる。







中盤。
お互いがお互いに対して小連鎖で催促をし、使いすぎの対応をさせようとする段階。
例えば一連鎖に対して本線で対応すると基本的に"使いすぎ"となってしまい、いわゆる後撃ち本線によってお邪魔ぷよを返されてしまう。
なので一連鎖には二連鎖、二連鎖には三連鎖、三連鎖には四連鎖というように、適度にお邪魔ぷよを返せる程度の連鎖で対応する必要がある。
ここで本線が存在しないとどうなるかというと、例えば急に七連鎖を撃たれた時にそれを返せる連鎖がどこにも無い為敗北が確定する場合がある。

こんな状態で相手に七連鎖打たれても、本線が無いのでそのままそれが刺さって負ける。






また、本線が無い事でこちらからの催促にリスクが生じる場合がある。


この二連鎖ダブルを打つと、本線が一瞬無くなる。遠くなるとも言う。
しかし、実戦でこれが相手に刺さる確率が8割を超えるなら多分大抵の人は撃つ。そして相手が2割の確率で対応手を発火した時、本線があるかどうかが重要になる。
例えばこのニダブに対して相手が四連鎖トリプルで対応してきた時、こちらに一手で発火可能な本線があって尚且つネクストに発火色が見えていたら四連鎖トリプルを使いすぎとして咎めることが出来る。しかしこの図ではこちらに本線が無いので、相手の四連鎖トリプルに対して有効な対応手をここから頑張って作りに行かなければならない。ここから本線を完成させて発火しても、時間がかかってしまうので先撃ちさせられた形になってしまうし、適量の対応手を作れたとしても、やはり時間がかかってしまうので割り込み狙いのマルチなどを被せられると不利になってしまう。ただ、いまの現状では割り込み狙いのマルチを保持した状態でそういう行動を取る人はほとんどいないので割り込み狙いのマルチまでは気にする必要は無いかもしれない。あと十年経たないと当たり前の戦術としては普及しなさそう。

つまり、本線が近いことで相手の連鎖を使いすぎに出来る場合がある。

もしこの二ダブを撃つとしたら、相手がまず間違いなく対応できないと確信できる状況か、あるいは相手の対応量を予測したうえで自分がニダブを撃った後に対応の対応手を用意できるツモがネクストにあるかを確認したうえで撃つ必要がある。










終盤。
ここで本線を伸ばし切るには基本的に後撃ち側である必要がある。
伸ばし切るのが難しい形つまり先撃ち側であるなら、伸ばし切るよりも相手の使いすぎを誘う方が強い場合がある。使いすぎを誘発させるには、上の中盤に関する記述にある通り本線を近くしておいてネクストに発火色を持った状態で相手に催促をするのが有効。
作成日時:2020/01/12 12:59
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