先日youtubeに投稿された動画と配信アーカイブを観て、改めて色々と考えるものがあった。
前者はぴぽにあさんの、ちぎりをどうやって減らしているかという話。
後者は復活した凸凹マスターさんの、いわゆるメリ土台に近いものを主に使った連戦。
前者のぴぽにあさんの内容はいわゆる絶対領域3・4に被る部分が多々あり、おそらく私が以前ぷよキャンに書いたものの中に似たような内容がある。ただ、私のような文字媒体よりも動画の方がやっぱり分かりやすい。
折り返しの方がハチイチを要求されやすいという点についてはあまり同意できないが、それ以外は"ちぎりを減らすにはどうすればいいか"という積みの
基礎について完璧にまとまっている内容だと思う。これは
基礎。
後者の凸凹マスターさんの内容は普通の対戦配信だけど、いま自分が考えている対戦のアレコレと被るところが沢山あって色々考えさせられた。
配信内で頻出した形がこれだけど、メリ土台と呼んで良いかどうかは怪しい。
本線は左折り、右の緑でマルチ。
マルチを打っても多重折部分がそのまま残る為、打っても地形がほとんど崩れない。
右の発火点は二段目だから、おじゃま耐性もある。構えを維持しつつ五列目まで使えるので、ツモがどこにも置けず破綻することが少ない。
中盤の序盤に小連鎖を打って、相手が少しでも対応に失敗すれば右のマルチで確殺。相手が一瞬でも本線を遠くして副砲が遅いタイミングなら、それも右のマルチで確殺。万が一対応されたとしても自陣は全く崩れていないので、相手にだけ地形悪化を押し付ける事が出来る。
そんな簡単には上手くいかないのは配信の通りだけど、形が強い。
この両者が動画内で語ったこと。
ぴぽにあさん曰く、全くちぎらないのは対戦では厳しいものがある。
凸凹マスターさん曰く、ツモ予見をしても良いツモ来ない時は勝てない。
ちぎらない手順には形の自由度に限界があり、相手との形の差が一定以上になった時点で負ける。
一方で、強い形を作るにはツモに依存する必要があり、強い形を狙えば狙うほど運が必要になる。
この二つは偏れば偏るほど、たぶん相反する。
二つの境界線に近づく積みをするが良いんだろうなというのが今の私の結論。
不要なちぎりを無くして、必要なぶんだけ正しくちぎる。
強い形を目指しつつも、依存し過ぎないよう程々の強さの形を目指す。
たぶんこれが大事。