得意な積み方、連鎖の流れというのは人それぞれで。
今のところの私の場合は、色んな土台を練習しつつ、
火力が出やすいのは、先折りGTR、低めの連鎖尾、
ツモに応じた低い多重折り、頭伸ばしの第二折りに、
色が噛み合えば更にその上に連鎖をいくつかプラス。
という感じです。
しかし試合をする上では、多くの引き出しが必要で。
催促が撃てて、相手の本線先撃ちをさせたその後に、
残しで頭伸ばしでなく、発火点をあけた状態を保ち、
連鎖尾側に積むことで連鎖数を稼ぐべき展開もあり。
以前やってきた
連鎖尾の検討は、4~5段目まで。
そろそろその先にも踏み込まなければなりません。
前回ぶりです、ヌリトオです。
ネットで雪崩について調べたりしますと、
多く見られるのは端を高くしていく形で。
いやそりゃあね、理論上はそうでしょうとも。
雪崩の基本的な考え方を知る上では大事な形。
でも実戦でそんなに綺麗に積めるかといえば、
そうじゃないのは皆さんがご存じの通りです。
端を高くしていく形以外にも、
潜り込みとか、デアリスとか、
鶴亀とか、色々とあるわけで。
知ってる人には何を今更なところもあるでしょうが、
ぷよぷよに取り組んで日の浅いおっさん目線として、
自分なりに雪崩の型を整理し、精度を上げたいなと。
例によって、おぼろげにまとめる方向は考えつつも、
割と見切り発車で書き始めつつ冗長になる予定です。
さて、まず雪崩とはなんぞやという話ですが、
ぷよぷよ用語辞典によると、
土台ぷよが存在せず、仕掛けぷよのみで構成されている連鎖尾。
ということになっています。
その点は特に掘り下げる必要はありません。
そういうものです。
では、連鎖尾とはなんぞやということも考えねばなりませんが、
ぷよぷよ用語辞典によると、
連鎖の後半部分のことで、様々な形があるが主に2列or3列でつくる。
ということになっています。
ひとまず使用頻度の高そうな左先折りGTRに絞って話を進めますが、
右3列を使って積んでいく連鎖、
が連鎖尾であると思っておけばそう問題はないでしょう。
また、仕掛けぷよのみで構成されている連鎖、
とは一体どういうものなのでしょうか。
まず連鎖なので、雪崩が発生する前にどこかが消えているはずです。
土台ぷよがないということは、連結する4つ、あるいはそれ以上の数のぷよが、
全て降ってくることによって起きる連鎖、ということになります。
「階段」のような形の雪崩はあっても、
土台が動かない「挟み込み」の連鎖は、
連鎖尾だけど雪崩ではないということ。
例えば下記の図の場合は、
紫は挟み込みの連鎖尾で、
赤は雪崩の連鎖尾である、
ということが言えますね。
雪崩ではない挟み込みの連鎖尾があるのなら、
雪崩ではない階段の連鎖尾もありそうですね。
こんな感じかと思いきや、
しかしこれは紫のあとに赤が4つとも降ってくる。
つまり全て仕掛けぷよですから、
めくり階段のように見える雪崩、
ということになるんでしょうか。
こんな感じにしてみれば、
土台ぷよの紫は動きませんので、
これは雪崩ではない階段の連鎖尾、
と言ってもよさそうです。
その辺の細かい所はまあ置いておいても問題ありませんが、
言葉で物事を考える上では、細かい確認も案外と大事かも?
連鎖を分類すると、階段、挟み込み、幽霊となるわけですが、
連鎖尾も当然連鎖なわけですから、雪崩と一括りではなくて、
階段積みのような雪崩も、挟み込みになる連鎖もありますよ、
という点はまず、改めて確認しておくのもいいんでないかな。
加えて、これは個人的な認識の話ですが、
階段、挟み込み、というだけではなくて、
さし込みも形としてイメージしときたい。
だいぶ前にもお話しましたが、こんな感じの、右3列で連鎖尾を作る際に、
5列目の仕掛けぷよで連結する階段でも挟み込みでもない型、のことです。
fron積みやtema積みや男色積みも、消え方の構造としては同類なのかなと。
「連鎖尾」や「雪崩」という枠の中でも、
階段なりなんなりと更に分類できる場合があり、
パターンを整理する上では分類の仕方も大事でしょう。
そう考えたときに、
3列を使った連鎖尾のうち、階段でも挟み込みでもない一部の雪崩の形、
というものに、とりあえず名前をつけてしまった方が都合が良いのです。
そういうわけなので、他の人がどう呼んでいるのか、
あるいは特にこれといった名がないのか知りませんが、
上記のような型は「さし込み」として以降の話をします。
どうぞご承知おきください。
一つ以上離れた土台ぷよを繋ぐように仕掛けぷよが降ってきて消える、
という形を指すなにか程よい名称をご存じであればご指摘くださいな。
さて、ちょっと話が逸れたので戻しますが、
雪崩という連鎖の細かい名称はさておいて、
形で分類できるような気になってしまって、
雪崩をテーマとして記事を書き始めた次第。
消える前、つまりひとつ前の連鎖のときにどんな形か。
4連結(あるいはそれ以上)になったときどんな形か。
という見方をしていくならば、ある程度整理できるのではないでしょうか。
長くなるので、あまり期待はしないで楽しみにしていてくだされば幸いです。