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強くなりたいor上手くなりたいの続編(オススメ)

by
きゃらめる
きゃらめる
先日、あなたはどっち?強くなりたいor上手くなりたいの記事を書きました。
たくさんの方に見て頂き、またX(旧twitter)などで意見なども書いてくださりありがとうございました。
対象となる層や前提条件など、詳しく説明していなかったので補足も兼ねた続きを書きます。

【先にこれだけ伝えておきたい】
上手くなりたい人だって、勝ちたい気持ちがあるのは当然です。
そんなときは、普段のプレイの中に少しだけ練習(必ずポイントを絞ること)の時間を入れましょう!
上達度合いが変わりますよ。


 自分が目指したい道を考えるのは初級者~中級者まで 
上級者(ぷよスポでいうレート3400以上安定)や初心者(ぷよスポでいうレート2400以下)には当てはまらないです。

初心者の場合、まずは操作方法やルール、ぷよぷよに慣れることが重要です。難しいことを考えず、ゲームを楽しむこと、プレイ時間を伸ばすことが上達への第一歩です。その過程でもっと勝ちたいと思えば土台や連鎖を覚えたりしますし、負けている理由が気になる人は潰しや催促などの存在に気付いたりします。経験がたまることで自動的に一定のレベルまでは上がります。

一方で上級者になってくると、強いのも上手いのも当たり前になってきます。勉強と同じで、一定のレベルまでは出来ることが増えればプラスになりますが、ある段階からできないことがマイナスになります(加点方式と減点方式)。
中には一転突破で突き抜けた武器をもって上級者に紛れている人もいるかもしれませんが、それは特定分野の偏差値80とかの世界であって誰もが狙えるものではありません。オールラウンドに偏差値を上げていく、まるで国公立受験のようなことが上級者には求められます。
上級者ほど1000万点TAが安定しているのは、強さと上手さの両方を兼ね備えているからです。

じゃああの記事は何かっていうと、ぷよスポ人口の大部分を占めるレート2400~3400までの人へのメンションです。まだやれることが明確に残っているも関わらず頭打ちになったと感じてしまっている人がとても多いので、気づきのきっかけになって欲しいと思って書きました。
(あの記事を読んでレート爆上がりしました!などのお知らせを待ってます、何年後かに。)

今から書くことは全員が当てはまるわけではないので気を悪くしないでください。

強くなりたいのに頭打ちになっている人は、レート戦や連戦で総合的な練習ばかりやっていて、一つ一つの要素に特化した練習をしていない。もしくは既に自分が出来る練習に時間をかけていて、できないことの練習ができていない。練習しているが目的や意図を明確にできておらず、実践で活かせていない。そもそも練習時間が圧倒的に足りていない。
上級者が単純な練習、いわゆる筋トレ的なことを6時間くらいやっているとき、1時間くらいやってものすごくやった気持ちになっている。どの分野でも起きている現象です。解決のポイントは、原因を細分化して考えること、覚えておいてください。

上手くなりたい気持ちが強いのにレートに悩んでいる人は、なぜかレートに圧倒的な価値を感じている。もしくは自分を過大評価しているか。
できないことがあって当然なのに、完璧じゃないと気が済まないのかイライラを募らせてしまう。完璧主義者的な要素が強いのかもしれません。
他者と自分を比較して価値を感じるよりも、自分の中でできること、できないことの変化に価値を感じる方が幸せになれるので、難しいけれどそういう考え方を持ってみましょう。


 (上手くなりたい人向け)とはいっても、やっぱりレートは上げたいし勝ちたい 
当たり前です。好んで対人戦をやっているのに、ずっと負けていて楽しいはずはありません。
「ある程度勝てて、強い人ともそれなりに試合ができる」
上手くなりたい人がまず目指すべきはこのあたりではないでしょうか。

ここで一つだけ追加の考え方を持ってください。あなたの一番の目的は『上手くなりたい』だけど、何割かは『強くなりたい』の要素を含んでいる。だから強くなるための練習もする。
今までまったく練習していなかった人は、週に1回30分ほどやるだけでも上達のきっかけになりますよ。毎日やれたら上達も早いです。

ゼロか百かの世界ではないので、両方の気持ちを持つのは当然です。結局のところ、上手くなりたい人とか強くなりたい人っていうのはどちらの比重が大きいかに過ぎないのです。
強くなりたい人だって、日によっては最大連鎖を狙いに行って負けることがあります。強くなるための最短ルートを完璧に進む人がいたら、もはや人間ではありません。


 上手くなりたいだけの人がたどり着く到達点(≠最終地点) 
 上級者と20先をすると、0-20にはならず3~8本程度は取れる。
 同じくらいのレートの人と対戦すると、勝つ日もあれば大敗する日もあるが大勝することは少ない。
 自分よりかなりレートが低い人との対戦で負けることもあるが、大勝することもある。
 レートを上げようと思ったらそこそこ上がるし、どうでもいいやって思ってると結構下がることもある。
 何年経ってもぷよぷよが楽しくて、この先何年も遊べる。


 競争心を持つことは悪ではない 
ここで少しだけ道徳の授業です。他者と競って勝ちたいと思うことや、誰かを蹴落として自分が勝つことに罪悪感を覚える人もいます。
感情としては理解できますが、そんなこと考えなくていいよっていうのが私からのアンサーです。

人が二人いるとき、ある要素において優劣がつくのは当然です。生態系を考えるとわかりやすいですね、遺伝子レベルで競争することが刻まれている世界に生まれたのです。
だからこそ勝った時に嬉しいとか、負けたときに悔しいと思うのは当然です。

このとき、勝った側が負けた側の気持ちを汲み取って喜ばない方が良いかと言われれば、そんなことないです。喜べばいい、だって嬉しいんだから。
※だからといって過剰に喜びを表現したり、負けた悔しさでイラだちをぶつけるのはマナー違反です。

人は嬉しいことがあると、もっと頑張ろう、またやりたいなと思います。
悔しい気持ちがあるときも、次こそは勝ちたい、今度こそ勝てるように頑張ろうと思います。
どちらも先への原動力になるのだから、結果として競争したことでプラスに作用しています。

負けたときに「こんなムカつくゲームもうやるものか」とコントローラーを投げる人もいますが、それは感情のコントロールや表現の仕方が未熟なだけで、周りが気を遣う必要ありません。放っておきましょう。


 強さを求めたらぷよぷよが面白くなくなった人 
ぷよぷよのコミュニティやコンテンツは好き(もしくは依存している)だけど、ぷよぷよ自体は楽しくなくなってゲームを辞めちゃったって人。たくさんいます。
これって特別なことではなくて、ある意味当たり前の話だと思うんです。
だって、ひとつのゲームを何年もやり続けるなんて凄いことだから。

効率とかを考え始めた途端、それは娯楽から苦行に変わります。続けられる人は苦行を苦行と感じない人か、苦行の先の喜びを信じられる人くらいです。どちらにも該当しないとき、義務感でゲームを続けているけれど何が楽しいのかわからずやっている人が出来上がります。
続けることでもう一度面白い、楽しいと思える人もいますが、残念ながら途中で辞めてしまう人が多いです。

もしもあなたがそうなったとき、気にせず辞めちゃっていいと思います。放っておいてもまたやりたくなる時が来たらやればいいし、来なかったら新しい趣味を見つければいいです。
ぷよぷよを仕事にしたい、人生を掛けてぷよぷよを極めたいと思っているわけじゃなければ、数多くあるゲームのうちのひとつなんだってこと、覚えておきましょう。

辞め際って実はとても大切です。ある程度きっぱりと辞められたものは、もう一度始めようと思った時のハードルが低いです。負の感情を抱きながら頑張って続けた上で辞めたことは、もう一度始めるまでに時間を要したり、始めるハードルが高くなってしまいます。
この先何年人生が続くのかはわかりませんが、どうせ辞めるならもう一度ぷよぷよと出会ったときに良い気持ちで向き合えるような辞め方がしたいですね。


ここまでお読みいただきありがとうございました。いいねを押してくれたり、X(旧twitter)などでご意見頂けたりするととても嬉しいです。あなたのぷよぷよライフを応援しています。
作成日時:2023/12/22 18:28
コメント( 3 )
なえーら
なえーら
2023年12月24日 9時19分

出来ないことを出来るようにするための練習方法が分かりません。
とこぷよを何時間しようが都合の良いツモで大連鎖撃って都合の悪いツモは大量無駄消しorリトライ、これは「出来ることを繰り返しているだけ」ですよね。
速度アップのためにTAと言われても記録は出ないし平均タイムが上がるわけでもない、何ならやってることはとこぷよと全く同じで都合の良いツモが〜(以下略)状態です。
本線構築力のためのとこぷよも同じ。
手順効率化のためのシミュもいくら有名プレイヤーの積みをトレースしたところで実戦に使えないし自分のリプレイをどう検証してシミュで何をしていけばいいのか分かりません。
前回の記事で項目毎にTAがおすすめ、シミュがおすすめ、CPU戦がおすすめ、対人戦がおすすめと仰ってますがこれらは何を意識して取り組めばいいのでしょうか。

あとレート戦に疲れて同じレート帯の相手探して連戦しても同じレート帯の方々がレート詐欺ばっかりなのか勝率2割未満なんですがどうすればいいですか?ちなみに今日は同レート帯の方と10先して1-10で負けました。

きゃらめる
きゃらめる
2023年12月24日 10時52分

なえーらさん、コメントありがとうございます。
返信求めてるかわかりませんが、個人的な見解を書きます。

まずはじめに、ご自身の出来ないことが何なのかを客観的に見ることです。なえーらさんが書かれていますが、都合の良いツモと都合の悪いツモがあるということが足掛かりになりそうです。

6列×12段(+1段)のフィールドの中に、本線の本体部分(頭伸ばし)とそれ以外(連鎖尾、合体、副砲)があります。
これらをツモに応じて【並行して】組み上げていくのが効率の良いツモ捌きですが、同時に処理できる数は実力や経験によって変わります。

本線のメインしか意識できないうちはゴミぷよが多く、同時に考えられる能力が高まれば高まるほどゴミぷよが少なくなります。

初めから本線としても使う前提で複数箇所を考えるのは難しいので、本線と本線以外の2つにわけ、どちらも使える武器にすることから始めるといいのではないでしょうか。

もっと先の話になりますが、フィールド上に使える武器(連鎖や連結の集合体)が増えれば、それだけ選べる攻撃(対応)手段が増えるので、凝視との組み合わせが活きます。

1000万点TAをオススメしたのは、対人戦とくらべて【ゆっくり】考えられ、かつ何度でも失敗できるからです。
速さを極めたい人以外は、速さを求めるのは連鎖力や構成力など自分のぷよが安定してからでも十分です。
(私の好きなぷよらーのかめさんは、対人戦でも凄く手を止めて考えたりされていて、それでも強いです)

最後に連戦のレートですが、こればっかりは自己申告なので難しい話ですね。
Xで見かける呼びかけ方でいいなと思うのは
【最高レート〇〇まで】とか【平均レート〇〇くらいです】と、今の数字に限らない募集方法です。
体感として勝率2割くらいだとレートで200〜300くらい差がありそうなので、今のレートより100くらい低めに募集かけたりすると丁度いいかもしれません。

的はずれなことを言っていたらすみません!

なえーら
なえーら
2023年12月25日 15時22分

返信ありがとうございます。
出来ないことというよりむしろ何が出来るんだとすら思っていますが…。
動画を上げると大体速度不足と置き場所に困っている(捌き方が分かっていない)ことを指摘されるし自分でもそう思うのですがそれを改善する練習方法が分からない状態ですね。
レート戦は自分の平均レートが2700〜2800くらいなのでそれくらいの相手見繕っても勝率2割未満、酷いときはトリプルスコア以上付きます(1-10とか3-20とかありました)。
かと言って自分のレートよりさらに低い相手を意図的に探して勝ってもなんだか気まずい(いい勝負ならまだしも大差が付けば尚更)のでどういう相手とやるのがいいのか悩んでいます。

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