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初中級者向け?カウンター入門講座 #0

by
ハラ
ハラ
最終更新:2024/02/12
   
注意点
  • ある程度(用語等)の予備知識を要求します
  • カウンターの組み方を扱うのは次回以降となります
  • 本講座は対テトリス戦を想定していません
カウンターって何?
カウンター - ぷよぷよ用語辞典

カウンターとは、おじゃまぷよを受けた後に連鎖を発火する事、もしくはその連鎖を指します。
(参考画像)
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1.全消し戦を理解しよう
全消し - ぷよぷよ用語辞典

全消しは、フィールド上のぷよを全て消す事で起こります。

お互いに全消しを獲得した状態で試合は、全消し戦と呼ばれる状態に突入します。
全消し戦では、全消しボーナスと呼ばれる概念を中心に立ち回る事になります。
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全消しボーナス
全消しボーナスでは、全消し直後の連鎖に30個分のおじゃまぷよが追加されます。
フィールド上部に「全消し」という文字が表示されていると、全消しボーナスが保持されています。
 

おじゃまぷよ30個が降って来ると、フィールドを半分ほど埋められてしまいます。
相手の全消しボーナスに対抗するために、全消し戦ではカウンターを組む事が求められます。
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馬鹿全
馬鹿全 - ぷよぷよ用語辞典

非常に強力な全消しですが、全消しを取る事が悪手となる場合があります。
一定の連鎖数に達すると、全消しボーナスの威力を連鎖の威力が上回るのです。

馬鹿全のラインは作品によって微妙に異なりますが、5連鎖以上は馬鹿全となる様です。
現行のぷよぷよeスポーツでは、初級者帯を抜けると4連鎖全消しは少し厳しい環境となっています。

5連鎖全消し:馬鹿全
4連鎖全消し:若干不利
3連鎖全消し:有効
2連鎖全消し:有効
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2.おじゃまぷよを受けよう
相手の全消しボーナスに対抗するために、カウンターでおじゃまぷよを受けましょう。
当然ですが、おじゃまぷよをただ喰らうだけではいけません。
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高く構える
カウンターでは、高く構える事が求められます。

大量のおじゃまぷよを喰らうと、自分の組み上げた連鎖が潰されてしまいます。
高く構える事で、連鎖が潰されるのを回避出来るのです。
比較
高く構えた連鎖

高く構えなかった連鎖

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リソース有利を得る
カウンターには、「連鎖が潰されない」とは別にもう一つのメリットがあります。
それは、相手から送られたおじゃまぷよをこちらのリソースを減らさずに消費させる事が出来るというメリットです。

相殺を介さずに相手からのおじゃまぷよを消費させる事で、おじゃまぷよを受けた分の有利を得る事が出来ます。
例:おじゃまぷよを受けなかった場合

この場合、完全相殺となります。
 例:おじゃまぷよを受けた場合

この場合、受けたおじゃまぷよの分だけ相手におじゃまぷよを返す事が出来ます。
こちらの連鎖を相殺(防御)に使わず、その分攻撃に使えるからです。

この有利の取り方は、全消し戦に限らず有効です。
乱戦や、中盤戦や、対速攻や、対テトリス戦においても同じ考え方を用いる事が出来ます。
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3.2つの「2100点」を理解しよう
全消し戦を詳細に理解するには、「2100点」という概念を理解する必要があります。
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点数
このゲームには「おじゃまぷよレート」なるものが存在します。

 

おじゃまぷよレートは、相手におじゃまぷよを1つ送るのに必要な点数です。
基本的におじゃまぷよレートは70です。

つまり、2100点はおじゃまぷよ30個分・赤玉(岩ぷよ)に相当するという事です。
7000点の連鎖を放てば100個のおじゃまぷよが送られるし、70000点の連鎖を放てば1000個のおじゃまぷよが送られます。

落下ボーナスも影響するため、同じ連鎖を放っても落下ボーナスで端数が70点を超えるかどうかで微妙に威力が異なります。
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2つの2100点とは
では、2つの2100点とは何を表しているのでしょうか。
ここまで読み進めて、何となく分かった方もいると思います。

2つの2100点の正体は、「全消しボーナス」と「赤玉を受けて生じる有利」の事です。
つまり、赤玉を「送る」と「受ける」の2つですね。
この2つの2100点の使い方を考察する事が、全消し戦での戦略に繋がります。
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点数表で見る2100点の価値
2100点の使い方を考察する上で必要なのは、2100点の価値を理解する事です。

これは、連鎖によって生じる点数(4個消し想定)の点数表です。
 
連鎖数 連鎖の点数 合計点数 おじゃま
1連鎖 40 40 0個
2連鎖 320 360 6個
3連鎖 640 1000 14個
4連鎖 1280 2280 32個
5連鎖 2560 4840 69個
6連鎖 3840 8680 124個
7連鎖 5120 13800 197個
8連鎖 6400 20200 288個
2100点の消費期限
点数表で着目してほしいポイントは2つです。

1つ目は、4連鎖目の合計点数である2280点です。2100に最も近い数字がこれです。
2100点は4連鎖相当の威力だと言えます。

2つ目は、5連鎖目の連鎖の点数である2560点です。5連鎖以降は連鎖の点数が2100点を上回っている事が分かります。
5連鎖目からは2100点の価値が薄れていくという事です。

これは馬鹿全となるラインでもあります。
全消しを2100点として置き換えると分かります。
5連鎖目からは連鎖によって生じる点数が2100点を上回るため、5連鎖以上の全消しを取ると不利になるのですね。
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4.高く構えるだけじゃダメ
カウンターとは、高く構えるものであると分かりました。
しかし、それだけではいけません。
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カウンターが通用しない展開
まずは、こちらの動画の01:00からの試合(特に2P)をご覧ください。
ぷよぷよ通決定盤 ハイテク攻略法


2Pは全消し直後、僅か6手で赤発火のカウンターを完成させました。

「が、しか~~し…」
2Pの敗因
全消し戦のセオリー通りカウンターを構え、岩ぷよを受けた後の発火も成功させた2P。何故2Pは負けてしまったのでしょうか。
まあこれは、1Pを際立たせるための試合なのでしょうけども。

これは、2100点の消費期限が過ぎたためカウンターが有効的に機能しなかった試合です。
相手の30000点本線に、2100点程度の有利では焼け石に水だったのですね。

実はこの2Pのカウンターは、相手が早々に全消しボーナスを消化してくれる前提に成り立っているのです。
2Pの敗因は、カウンターの成立・2100点の有利に固執したためと言えます。カウンター全振りだったという事ですね。
「俺にはカウンターしかないんですよ」
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伸ばせないカウンター
ここで見落としてはいけないのが、カウンターはあくまでも連鎖(本線)だという事です。
カウンターの成立だけに固執して、「伸ばせないカウンター」に仕上げてしまう展開は避けましょう。

「伸ばせないカウンター」の「カウンター」を「連鎖」に置き換えると、陥っている状況のヤバさが分かると思います。
伸ばせないカウンターの正体は、伸ばせない連鎖(本線)なのです。つまり、本線放棄状態ですね。

伸ばせないカウンターを組んでしまうと、相手に全消しの消化を見送られたり、本線勝負に移行すると苦しくなります。
伸ばせないカウンターは、全消し即消化マンにだけ通用する戦法なのです。

上手い人でも、この様なカウンターを組む人はいます。
ですが、それは後からリカバリー出来る地力があるから許されているのです。
上手い人の真似をしても、扱いきれなければ仕方がありません。発火点の高いカエル積みが出来上がるだけです。
伸ばせるカウンターを組もう
ここまで長い講釈にお付き合いいただき、ありがとうございます。
part1からは、伸ばせるホーリーカウンターの組み方について学んでいきます。
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5.まとめ
まとめだな。
  • 5連鎖以上の全消しは取らない
  • 全消し戦では高く構える
  • 計画的におじゃまぷよを受けると有利が得られる
  • 2100点は4連鎖くらいの威力
  • 試合が進むにつれて2100点の価値は下がる
  • 伸ばせないカウンターはクソ
だな。
本シリーズ
初中級者向け?カウンター入門講座 #0
 基礎編

初中級者向け?カウンター入門講座 #1
 連鎖構築・折り返し編

初中級者向け?カウンター入門講座 #2
 連鎖構築・折り返し上部編①

初中級者向け?カウンター入門講座 #3 (完)
 連鎖構築・折り返し上部編②
参考文献
​​​​​​ぷよシミュレータ(ぷよ図エディター)

ぷよぷよキャンプ

ぷよぷよ用語辞典

ぷよぷよ連鎖シミュレータ|対戦ぷよパーク!!
更新日時:2024/02/12 17:52
(作成日時:2024/02/11 10:41)
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