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攻める→カウンター→余剰分相殺に必要なリソース

by
shokutama
shokutama
例題で説明する。

まずあなたが攻撃で4-4の2ダブを撃ったとしよう。おじゃま13個分だ。
これを相手が連結多めの7連結3連鎖でカウンターしたとする。これはおじゃま25個分に相当する。
つまりあなたは12個分の負債を抱えるわけだが、これを返すには最初の攻撃と同じことをしないといけない、全部4連結の3連鎖でもいい。ただこの時点で最初の攻撃でぷよ12個+余剰相殺に12個のぷよを使用するので合計12手24個のぷよ消費となる。対して相手の消費は、4+4+7の15個であり、5手分9個のぷよリソースの損となる。

つまり今回の攻撃はそもそもすべきでないか、相手のカウンターを甘んじて受け入れるほうがよい可能性が高いわけだ。
普段試合していて5連鎖の仕掛けに対して4連鎖で対応してしまうとどうしようもなく後手に回る場面が多いので、もう少しシチュエーションを分けてみようと考えたわけだ。



①2連鎖仕掛け→3連鎖カウンター

7個→14個で7個の負債。これを返すのにはまた2連鎖をするので、16個VS12個で2手分の損。さすがに被害量が少ないので受けるほうがいいだろう。2段降ってはいけないところに落ちないことを祈ろう

②3連鎖仕掛け→4連鎖カウンター

14個→32!?もはやもう一度3連鎖しても足りないさりとて受けるのも無理がある量、自分の連鎖が高く構えられていないなら最初から仕掛けるべきではない。
逆を言えば常に4連鎖を構えられていればそうそうに相手も仕掛けられないということの裏返しでもあるか。

4→5は考えるまでもない。

イバラ、2ダブ(ダブは2色)、2トリ(トリは3色)、3ダブの連結量の違いによるお邪魔量の変化を見ていこう。


イバラ
4-4:3個 5-4:6個 5-5:10個 4-6:8個 6-6:15個(このくらいから効率がいいといえるか) 7-7:22個 

2ダブ
4-4:13個(3連鎖と同じ、少しだけ早い) 5-4:17個 5-5:22個(1手分2個をいれるだけで格段に効率が良い) 4-6:20個 6-5:25個 6-6:29個

2トリ
4-4-4:24個(4連鎖32個と同じ消費でこれだけ、割に合わないが早い)
5-4-4:30個(まだ割に合わない)
5-5-4:36個(せめてこれくらいは)
5-5-5:43個(リソースそのものは5連鎖近い量を消費している、ただこれを相殺しようとすると少し大きめの4連鎖が必要で消費量的には負けてしまうが、2連鎖分の時間で持ち直せる。コスパはよさそう。確実に圧殺できるとき以外は打たないほうがよさげかな?組が遅い人には2トリは向かないのかも)
6-4-4:34個(見た目だけは派手、よっわ)

3ダブ
4-4:26個(効率のいい2ダブレベルよわい)5-4:32個(4連鎖相当) 5-5:38個(まだ弱いか) 4-6:36個 6-6:48個

さて、今回考えたいのはカウンターされたときに、「むきになって相殺をあてる」「カウンターのカウンターをあてる」「甘んじて受ける」「そもそも攻めるべきでなかった」かの判断なのでそこを考えていこう。

まずはそもそも攻めるべきではない基準を作ろう。
正直2段降ると相当厳しいし、2段分を解消するには3連鎖相当の連鎖量が必要になりこれは6手分の差なので大きく損といって差し支えない。
なのでカウンターで12個以上返される場面を攻めるべきではなかったとしよう。

そうみると、4-4の2ダブというクソ弱い攻撃に5-5の2ダブをかぶせるだけで、ほぼほぼ仕掛けるべきでなかった場面になるのは驚きだ。
2トリも2ダブに対してかぶせられると有効だといえる。
短い手順で連結を足せるのも想像以上の効能があるといえるのではないか。
意識的には連鎖数より消える量のそのものに注意を払って多少の連結量を足す程度の同連鎖をあてるだけでもカウンターとして有効なのは頭の片隅に置いといてよさそう


実際にお邪魔がふる量を数えてみると今まで見えてなかった視点が見えた気がする
作成日時:2025/02/16 16:26
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